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2007~2021年産ヤーコン芋の全収穫量 [ヤーコン芋の収穫経年変化]

 当地は岐阜、濃尾平野の一角にあり、海抜10メートルの沖積層で、粘土質が比較的多い土壌です。よって、夏は土壌が高温多湿となり、ヤーコンの栽培適地とは言えません。そのため、高畝とし、また、風通しを良くするために、株間70センチ、畝幅150~170センチと広く取っています。
 新品種「アンデスの雪」を作付けするようになったのが、2007年で、それ以来、同じ場所で連作しています。当初は6畝、2009年からは、西隣のグラジオラスを栽培していた場所にも作付けし、1畝増やして7畝にしていましたが、2016年からは前年の畝間での栽培としたことにより6畝に戻し、2019年からは東端1畝を減らし5畝としました。
 1畝約13株の作付けで、作付け面積は7畝だと約100㎡(1アール)。
 畝ごとの収穫量は次のとおりです。

※2014年以降の * 印は最新品種「アンデスの乙女」、無印は「アンデスの雪」
   (西)                        (東)(単位 Kg) 
20・・第1畝 第2畝 第3畝  第4畝 第5畝  第6畝 第7畝  合計 7畝換算
07年 ー   31.2  31.2  38.2  38.2  47.6  48.7  235  273
08年 ー   37.2  39.9  36.4  36.6  43.2  57.5  250  291
09年 46.2  34.8  28.5  28.2  32.9  36.6  36.4  244  244
10年 24.2  22.9  17.9  17.9  20.3  26.4  24.2  153  153
11年 38.9  32.4  31.0  38.3  34.4  33.3  33.3  242  242
12年 [34.3]   36.5  33.5  37.4  37.2  30.1  49.8  259  259
13年 17.0  13.6  16.9  20.4  19.2  23.9  [12.8]  113  113
14年*[23.0]  24.2  31.2  28.2  32.4  29.4  *34.9   203  203
15年 40.7  *40.2  50.5  *38.7  50.7  *49.3  57.9   328  328
16年 ー  33.4  *44.0  41.3  *52.0  34.5  *54.7     260  303
17年 19.4  *27.4  18.6  23.4  *40.0  23.5   ー    152  178
18年 ー  8.2  *6.2  *11.2  12.7  10.6  11.8     61    71
19年 32.4  *21.4  16.9   *11.5   17.0   ー         99  139
20年 ー  19.0  *12.4  21.0  *16.2   37.5         106  148
21年 30.0  *10.0  21.1   *13.3   26.6   ー        101  141     


<2007年の1畝当たり収穫量の平均値39.2Kgを100とした場合の指数>
※2014年以降の * 印は最新品種「アンデスの乙女」、無印は「アンデスの雪」

20・・  第1畝  第2畝  第3畝  第4畝  第5畝  第6畝  第7畝  平均
07年       80   80   97   97   121   124   100
08年       95   102   93   93   110   147   107
09年  118   89   73   72   84     93     93     89
10年   63    58   46   46   52     67     62     56
11年   99    83   79   98   88     85     85     89
12年   [88]   93   85   95   95     77    127     95
13年    43   35   43   52   49     61    [33]    41
14年 *[59]   62   80   72   83    75    *89    74
15年  104   *103   129   *99   129    *126    148    120
16年     85    *112  105  *133   88   *140     111
17年   49   *70    47   60   *102    60         65
18年     21   *16  *29   32    27    30      26
19年   83   *55    43   *29   43               51
20年     48   *32    54   *41    96            54
21年   77   *26    54   *34   68               52

(備考)
 この場所は、2005年に在来種ヤーコンを、2006年は夏野菜を作付け。
 各畝ともに、12、3株中、真夏でも南側3、4株は隣家の陰になる。また、西南の角に柳の木があり、第1~3畝の数株は何時間か陰になる。
[ ]:2012年の第1畝は半畝を早掘り(10月末)し、収穫量が少なかった。
[ ]:2013年の第7畝は同一品種「アンデスの雪」の種芋を購入し、翌年種芋の更新を図ろうと考えて植え付けしたもので収穫量はわずかであった。これは初期成育不良もあったが、当地の今夏の激しすぎる猛暑に耐えられなかったのであろう。翌年からはヤーコンが気候を記憶して猛暑に耐えてくれるようになると考えられる。
[ ]:2014年の第1、2畝は、まだ芋が成長中で収穫量が少なかった。

 2007年から2010年までの4年間の連作から言えることをまとめてみましょう。
 まず、天候の影響ですが、2010年が大幅な収穫減となったのは、夏の猛暑と雨なしで、枯れる寸前まで行ったものがかなりあったからです。
 その前の3年間は、特別に大きな気候変化はなかったと思います。
 2009年の収穫減は、毎年使っている混合肥料(化成肥料と種粕)を全く使わず、牛糞と動物残渣ペレットのみとしたので、肥料不足であったと思われます。なお、半分の畝には、燐酸肥料を少々撒きましたが、効果は認められませんでした。
 2009年の第1畝の収穫量が多かったのは、10年ほどミニ・グラジオラスを栽培していた場所で、肥沃であったからと思われます。
 連作による収穫減が生じているかどうかですが、2年目は収穫増になっていますから、有機肥料を十分に入れれば、問題ないような気がします。
 その後の各年の特殊事情は次のとおり。
(2011年産)
 有機肥料をまずまず入れたので、連作障害は出なかった模様
 第7畝(東端)の収穫量が多いのは、午前中にたっぷり日が当たることと、風通しが良いことにに起因していると思われます。西端の畝は、風通しは東端と同一条件にありますが、真夏に強烈な西日が刺し、葉枯れが目立ちますから、そのダメージを受けて、収穫量が伸びないのでしょう。
(2013年産)
 降雨はあったものの猛暑となり大幅な収穫減に。
(2014年産)
 第1、2畝はまだ成長中で収穫量が少なかった。気候は良かったから多収穫になってよいはず。そうならなかったのは、余りものの化学肥料を多用したため樹体が絶好調に繁茂したものの芋の出来を悪くしたようだ。
(2015,16年産)
 大豊作となったのは、雑草を繁茂させたことにより、真夏の猛暑を防ぐことができたからと思われる。2016年の第1、第6畝の収穫減は各々欠株2株あったため。
(2017年産)
 大幅な減産。特にアンデスの雪がひどい。原因不明。
 栽培が盛んな山口県の方の話では、天候不順で不作だったとのこと。
(2018年産)
 かつてない大凶作。無肥料連作のせいもあろうが、それより今夏の例のない猛暑が原因と思われる。
(2019、20年産)
 さほどの猛暑ではなかったが、無肥料連作のせいで収穫減。
(2021年産)
 ポット苗の10~20gの種芋に代え、こぶし大の塊を直植えしたことによって、無肥料栽培であっても、とても生育が良く、豊作と思われたが、それは「アンデスの雪」だけで、「アンデスの乙女」は種芋ばかり大きく生長して食用部はチョウ不作となった。
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