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老人ホームでヤーコン栽培を始められる [ ヤーコンの普及]

(2014年3月25日)
 今年の1月に、小生のこのブログをご覧になって、滋賀県内のとある老人ホームの方から電話がありました。
 ホームの入居者や通いの方にヤーコンを栽培してもらい、そして食べてもらおうと、お考えになり、ついては栽培法など教えていただきたい、という内容でした。
 そこで、種芋の切り分け作業が終わった頃にお出でいただくこととし、今日、理事長さんはじめ入居者で農業経験のある方など、ご一行が岐阜まで来てくださいました。
 先ずは、収穫済みですがうちのヤーコン畑を見ていただき、その後に自宅の納屋へ案内し、昨日切り分けた種芋1000個超をご覧いただき、とりあえず試験栽培に必要な分を差し上げたところです。
 そして、2月末に掘ったヤーコンの残りと一昨日掘ったヤーコンの一部を差し上げ、まずは試食していただくこととした次第です。
 お聞きするところによると、真夏の気温が35度を超えるような猛暑日は少ないようで、当地より条件が良く、また、ヤーコンの肥料に一番良い牛糞堆肥が近隣から極安で入手できるとのことでもありましたから、高い収量が得られることでしょう。

 差し上げた種芋が順調に育ち、晩秋においしいヤーコンがどっさり収穫できるのをお祈りしているところです。
 ヤーコンはすぐれものです。奇跡の健康野菜と言えます。
 葉っぱは乾燥させてお茶にして飲めば、糖尿病の薬と同等の働きをします。糖(ブドウ糖)の吸収をゆっくりゆっくりさせて、高血糖を防いでくれるのです。糖尿病でない方が飲んでも低血糖になることはなく、どれだけかの整腸効果もあります。
 芋の方は整腸効果抜群です。高含有のオリゴ糖の働きです。
 特に、お年寄りの方は腸の働きが落ちてきますから、整腸剤が欠かせません。どの整腸剤よりも確実に良く効くのがヤーコン芋なのです。お年寄りの皆さん、ヤーコン芋を毎日食べることによって、お通じが良くなり、イキイキ元気になります。

 老人ホームに農地があれば、また近隣で借りられるのであれば、今日来ていただいたホームのように、ヤーコンを大量に栽培され、お年寄りの皆さんに毎日召し上がっていただきたいものです。
 今日来ていただいたホームでは、今年収穫したヤーコンから大量に種芋が作れますから、来年はきっと大量栽培されることでしょう。それも、ホームの入居者や通いの方が勤労奉仕して。
 老人ホームにおけるヤーコン栽培は、正に「一石二鳥」でして、お年寄りの「整腸」と「やる気」をアップさせ、心身ともに健康増進に大きく資することができましょう。
 今日お出でいただいた老人ホームを皮切りにして全国の老人ホームにヤーコン栽培が広がることを夢見ています。

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