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11月に入れば間もなくヤーコン芋の収穫時期になります [ヤーコン芋の収穫]

(2016年11月14日)
 約100平方メートルのヤーコン専用畑。5月8日に6畝(アンデスの雪:3畝、アンデスの乙女:3畝)を作付けし、畝幅約150センチ、株間約70センチ。1畝(約10メートル)13株の栽培です。
 アンデスの雪はアンデスの乙女に先行して既に花が咲きだしており、収穫間もない感がしますが、まだまだ芋は生長中です。
 昨年は異常ともいえる暖かな11月でしたが、今年は昨年ほどのことはないものの平年を上回る温かさが続きそうです。
 畑のヤーコンの葉っぱもまだ青々としていますから、葉っぱで光合成されたブドウ糖や果糖が順次地下の芋に送られ、芋は生長を続けているのです。
 厳しい冷え込みがあって、葉っぱが凍みたりして元気さがなくなれば、もう芋は生長してくれません。そうなってから掘るようにしています。
 もっとも、うちは大量に栽培していますから、どなたかに進呈せねばならないときは10月末から必要な分を掘りますが、早掘りはやはり収穫量が少ないです。

(11月17日追記)
 遠方のお客様からヤーコン茶ほかの商品注文があり、発送するに当りヤーコン芋を進呈しようと、角の1株(いつも高収穫)を掘ってみました。
 計量したら3.3kgとまずまずの成績です。
 葉っぱはまだまだ青々としており、まだまだ芋は生長するでしょうね。
(11月21日撮影:ヤーコン畑全景)
DSCN0482.JPG

(11月21日撮影:アンデスの乙女<茎が全般に赤っぽいです>)
DSCN0484.JPG

(11月21日撮影:アンデスの雪<茎が全般に淡緑色です>)
DSCN0485.JPG

(11月21日撮影:ヤーコンの花。左:アンデスの乙女、右:アンデスの雪)
 微妙に違います。花弁の色は実際はアンデスの乙女のほうが少し濃いです。
DSCN0483.JPG

<今年のヤーコン掘り(予定)>
 たぶん平年並の気温になって、葉っぱの元気さがなくなってくるであろう、当店(薬屋・化粧品店)の連休日(11月27~28日)にまず1畝を掘り、12月1日からの当店セールでお客様にも差し上げようと考えています。この畝はアンデスの雪です。
 12月終わりには第2畝(アンデスの乙女)を掘り、正月セールでお客様にも進呈。
 そのとき、第3畝~第6畝(交互に2品種植栽)の上部を刈り取り、ビニールシートを掛け、刈り取ったヤーコン地上部を乗せ、芋が凍みないように措置しています。
 そして、毎月、月末頃に同様に1畝ずつ掘り出します。なお、3月は2畝を掘り、半分は自家用とし、冷蔵庫保管して秋までいつでも食べられるようにしています。

 ヤーコンの栽培を始めたばかりの方で少量栽培の場合は、「芋の収穫は霜が降りて葉っぱがグンナリしてから」となさってください。里芋栽培の経験のある方は、里芋と一緒の収穫方法、保存方法だな、と考えてくださってよいです。

 今年はさしたる猛暑はなく、夏の日照りもなく、10、11月の多雨もなく、ヤーコン芋にとっては最高の気象条件が整いました。昨年同様に史上最大の収穫になりはしないかと期待しているところです。
 というのは、ヤーコンはアンデス原産で、品種改良されたものであってもまだまだ原種の域を脱しておらず猛暑に弱いです。そして、夏の日照り続きで乾燥すれば水不足で枯れるのは必然です。
 あまり知られていないことですが、食用部の芋の生長が著しい10、11月に多雨となると土壌が湿りがちとなり、食用部の芋の生長が妨げられる反面、種芋部分の肥大が著しくなっちゃいます。
 うちの畑は湿り気がけっこうあり、夏に枯れることはないですが、毎年、種芋部分の肥大がけっこう進みます。そのため畝幅を広く取り、高畝にしているところです。
 来年の栽培の参考となさってください。
 なお、ヤーコン芋の収穫時に捨てることとなる種芋部分は、畑の水はけのいい箇所に積み上げ、土を掛け、シート(肥料の空き袋)で覆っておけば積雪地帯でないかぎり、凍みることはないでしょう。越冬させて、3月中下旬に掘り出し、切り分けて種芋にし、芽吹かせれば苗がたくさん出来上がります。

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