ネズミのごちそうはヤーコン芋 [よもやま話、雑感]
(2016年1月14日)
自宅のあちこちにネズミが出没しだした。
最初は自宅の天井裏であったのが、倉庫に移り、そして今は納屋だ。
倉庫に出没したのを発見したのは、玄米の米袋。年末のことである。3袋とも下部が齧られ、玄米をほんの少し食べられていた。被害は軽微だが、このままでは玄米がこぼれ出るからガムテープで補修しておいた。
その後で発見したのは、長期保存してある芋類。里芋の親芋、ジャガイモ、山芋が所々齧られていた。なお、里芋の小芋には被害はなかった。
そこで、玄米、芋類の全部を納屋に避難させた。なお、その後、正月には納屋に収穫したばかりのヤーコン芋を置いた。
ところが、納屋にもネズミが出没した。その被害状況は次のとおり。
・玄米 ガムテープで補修しておいたからか被害なし
・里芋の小芋 ダンボール箱に蓋をして置いたから被害なし
・里芋の親芋 無被害
・ジャガイモ 無被害
・山芋 2本がほんの少々齧られた。
・ヤーコン芋 10日ほどの間に、次々と4本が齧られ、大きなくぼみができた。
こうしてみると、ネズミがもっとも好む食べ物はヤーコン芋ということになる。
これは、ネズミの消化器官はヒトにたいへん類似しているというから、彼らにとって好物のヤーコン芋は、ヒトと同様に彼らの健康にとてもいいのである。なんせオリゴ糖をたっぷり含み、腸内環境を大改善してくれるのだから。
ところで、ネズミの駆除対策をしていないわけではない。
強烈な毒餌を天井裏と倉庫に、まず置いた。倉庫でどれだけか食ったから1匹は退治できたであろう。天井裏からも姿を消した。
その後、毒餌を納屋に移し、山芋やヤーコン芋の齧ったくぼみにも毒餌を置いておいたが、蹴散らかされるだけで食ってはいそうにない。
そこで、粘着板を2個置いたのだが、1週間経っても掛かっていない。
今日(1月14日)、正月に掘ったヤーコン芋もすっかり乾いたから、これ以上の乾燥を防ぐために、今朝、カゴに新聞紙を敷き、その中にヤーコン芋を入れて、新聞紙を被せておいた。その上に齧られたヤーコンを乗せ、齧ったくぼみに毒餌を置いたのだが、果たして毒餌食ってくれるか。あまり期待できないだろう。
ところで、ヤーコン芋以外の被害は軽微であり、ヤーコン芋を食うようになった以前は、これでは彼らの胃袋を満たすことは不可能であろうと思われた。
彼らは何を食ってきたのであろうか。
これは、後から発見したのだが、倉庫に置いてある牛糞堆肥であった。
積み上げてある牛糞堆肥の最下部の袋が2箇所食い破られ、大きなくぼみができていた。うちで使っている牛糞堆肥は、牛糞・敷藁orおがくず・バーク(樹木の皮)を完全発酵させて作られる発酵生成物であるから、これまた彼らの体にとてもいい発酵食品である。
オリゴ糖たっぷりのヤーコン芋を食ったり、発酵食品を食ったりと、彼らネズミどもは、この上ない健康食材ばかり腹いっぱい、いや、被害の程度からすると腹八分で止めているようである。
ヒトも少しは彼らネズミを見習わねばいかんですね。具沢山の味噌汁、それも屑ヤーコンを多く入れたもの、これを毎食とることでしょうなあ。
こうして、ネズミに一つ教えられたところです。
2015年産のヤーコン芋は史上最大の豊作となったから、君たちネズミ君にもヤーコン芋をおすそ分けしてやるよ。
でも貴重な山芋はもう食わんでくれよな。今度、山芋を食ったら、強烈な毒餌、これはかなり高額だが、もう1箱ばら撒いて、かつ、粘着板を倍に増やしてやるからな。覚悟しておけ!
と、ここまで書き綴ってきたのですが、人間なんて実に勝手な生き物ですね。自分に都合のいい物差しだけでネズミを褒めたり叱ったり殺そうとしたりするのですから。
自宅のあちこちにネズミが出没しだした。
最初は自宅の天井裏であったのが、倉庫に移り、そして今は納屋だ。
倉庫に出没したのを発見したのは、玄米の米袋。年末のことである。3袋とも下部が齧られ、玄米をほんの少し食べられていた。被害は軽微だが、このままでは玄米がこぼれ出るからガムテープで補修しておいた。
その後で発見したのは、長期保存してある芋類。里芋の親芋、ジャガイモ、山芋が所々齧られていた。なお、里芋の小芋には被害はなかった。
そこで、玄米、芋類の全部を納屋に避難させた。なお、その後、正月には納屋に収穫したばかりのヤーコン芋を置いた。
ところが、納屋にもネズミが出没した。その被害状況は次のとおり。
・玄米 ガムテープで補修しておいたからか被害なし
・里芋の小芋 ダンボール箱に蓋をして置いたから被害なし
・里芋の親芋 無被害
・ジャガイモ 無被害
・山芋 2本がほんの少々齧られた。
・ヤーコン芋 10日ほどの間に、次々と4本が齧られ、大きなくぼみができた。
こうしてみると、ネズミがもっとも好む食べ物はヤーコン芋ということになる。
これは、ネズミの消化器官はヒトにたいへん類似しているというから、彼らにとって好物のヤーコン芋は、ヒトと同様に彼らの健康にとてもいいのである。なんせオリゴ糖をたっぷり含み、腸内環境を大改善してくれるのだから。
ところで、ネズミの駆除対策をしていないわけではない。
強烈な毒餌を天井裏と倉庫に、まず置いた。倉庫でどれだけか食ったから1匹は退治できたであろう。天井裏からも姿を消した。
その後、毒餌を納屋に移し、山芋やヤーコン芋の齧ったくぼみにも毒餌を置いておいたが、蹴散らかされるだけで食ってはいそうにない。
そこで、粘着板を2個置いたのだが、1週間経っても掛かっていない。
今日(1月14日)、正月に掘ったヤーコン芋もすっかり乾いたから、これ以上の乾燥を防ぐために、今朝、カゴに新聞紙を敷き、その中にヤーコン芋を入れて、新聞紙を被せておいた。その上に齧られたヤーコンを乗せ、齧ったくぼみに毒餌を置いたのだが、果たして毒餌食ってくれるか。あまり期待できないだろう。
ところで、ヤーコン芋以外の被害は軽微であり、ヤーコン芋を食うようになった以前は、これでは彼らの胃袋を満たすことは不可能であろうと思われた。
彼らは何を食ってきたのであろうか。
これは、後から発見したのだが、倉庫に置いてある牛糞堆肥であった。
積み上げてある牛糞堆肥の最下部の袋が2箇所食い破られ、大きなくぼみができていた。うちで使っている牛糞堆肥は、牛糞・敷藁orおがくず・バーク(樹木の皮)を完全発酵させて作られる発酵生成物であるから、これまた彼らの体にとてもいい発酵食品である。
オリゴ糖たっぷりのヤーコン芋を食ったり、発酵食品を食ったりと、彼らネズミどもは、この上ない健康食材ばかり腹いっぱい、いや、被害の程度からすると腹八分で止めているようである。
ヒトも少しは彼らネズミを見習わねばいかんですね。具沢山の味噌汁、それも屑ヤーコンを多く入れたもの、これを毎食とることでしょうなあ。
こうして、ネズミに一つ教えられたところです。
2015年産のヤーコン芋は史上最大の豊作となったから、君たちネズミ君にもヤーコン芋をおすそ分けしてやるよ。
でも貴重な山芋はもう食わんでくれよな。今度、山芋を食ったら、強烈な毒餌、これはかなり高額だが、もう1箱ばら撒いて、かつ、粘着板を倍に増やしてやるからな。覚悟しておけ!
と、ここまで書き綴ってきたのですが、人間なんて実に勝手な生き物ですね。自分に都合のいい物差しだけでネズミを褒めたり叱ったり殺そうとしたりするのですから。
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