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ヤーコンの種芋の保存方法 [ヤーコンの種芋の保存]

 ヤーコン芋を掘り起こしたとき、サツマイモのような形をした食用部芋をちぎり取ると、その上部にあるゴツゴツとした塊が残ります。これが種芋(正式名称は「塊茎」)となります。種芋の塊は、栽培地の土壌や気象の影響を受け、成育が旺盛な秋に土の湿り気が多いと大きくなる傾向にあるようです。また、同じ畑であっても、地上部の成育具合や芋の出来具合とは無関係に大きかったり小さかったりもします。
 食用部芋と種芋の塊は下のイラストのようになっています。

ヤーコン種芋イラスト.jpg

 種芋の塊の写真は次のとおりで、黒線で囲った部分(ゴツゴツしたもの)がそれぞれ種芋になります。5gぐらいに切り離しても十分に育ちますが、10~20gぐらいに切り分け(ちぎり分け)して使うのが一般的ですが、こぶし大の塊を1つの種芋として使ってもいいです。(うちでは2020年までは小さく切り分けた種芋を育苗床で芽吹かせてからポット苗を作ってから定植、2021年からはこぶし大の塊を直植えしています。)

DSCN0236.JPG
 
 うちでは11月末に1畝(約10m)掘り、その後毎月末に1畝ずつ掘り、最終は3月中頃になりますが、2月末までの4回収穫後に、それぞれの畝の端に種芋の塊10数個を集めて埋め込み、3月中旬まで保管し、3月下旬に取り出して切り分け、種芋づくりをしますが、その保管状況は次のとおりです。凍み防止のため、肥料袋で覆い、袋が飛ばないように土を乗せておきます。
(2013年3月13日撮影)
DSCN0080.JPG

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