ヤーコンおやじのブログ
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芋は整腸効果抜群、葉は血糖値抑制、健康野菜の王様「ヤーコン」を栽培してみませんか。
どろんこ
2024-03-20T16:09:17+09:00
ja
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さあ皆さん、ヤーコンの栽培を始めましょう
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-03-24-1
“ヤーコンおやじのブログ”へようこそ (2016年2月9日改定、以降毎年微修正。最終修正2023年3月21日) このブログのファーストページにつき、栽培開始時期の5月まではトップに出るよう、投稿日付を最新のものに頻繁に更新します。 さあ皆さん、ヤーコンの栽培を始めましょう ヤーコンにぞっこん惚れ込んでいる小生です。 そんなことからヤーコン専門のブログを立ててしまいました。 うちでの栽培は約100平方メートル。(ただし、近年順次縮小し、2019年からは約70平方メートル) 晩秋には人の背丈ほどに生長します。 収穫した芋は家族では食べ切れませんから、多くを当店(薬屋)のお客様に差し上げています。 ヤーコン芋は、オリゴ糖がたっぷりで整腸作用が抜群ですし、葉っぱは高血糖改善に高い効果がある、すぐれものの健康野菜です。(写真は2013年11月24日にうちの畑で土を退けて撮影)(品種は「アンデスの雪」で芋の表皮は薄茶色) 農地がある方、農地を借りられる方には、ぜひ栽培してほしいです。 ヤーコンの苗づくりは3月下旬から。温暖地ではゴールデンウイーク以降に、遅くとも5月末には畑に定植します。収穫は霜が降りる頃から。 今年初めてヤーコンの栽培に挑戦なさる方や、毎年イマイチのヤーコン芋しか採れないと不満をお持ちの方など、このブログを参考にして、より美味しいヤーコン芋をよりたくさん収穫なさってください。 ヤーコンを栽培するに当って、まず考えねばならないのは「品種選び」です。 次の事項を参考になさってください。 <ずっと前から栽培している方> 芋の表面がゴツゴツしていて、ひび割れができるものが多いのではないでしょうか。これは、在来種(ペルーA群)です。 在来種もいろいろあるようですが、肉質や糖度はたいてい次のようです。 肉質は淡オレンジ色 収穫後にオリゴ糖がだんだん分解してきて、甘味が増す ゴツゴツ感やひび割れが気にならず、この甘味がいいと思われる方は、これの栽培をお続けください。不満がある方は、下記の新品種に挑戦なさってください。 <最近栽培を始められた方> 品種を知って買われた方は、ご自分の栽培品種をご存知ですが、ホームセンターなどで苗を買われた方は品種名をご存じない方が多いです。 値段が高い苗(300円前後)は新品種名の札が付いており、安い苗(100円強)で品種名の札が付いてないものは、在来種(ペル..
ヤーコンを栽培しよう!
どろんこ
2024-03-20T16:09:17+09:00
“ヤーコンおやじのブログ”へようこそ
(2016年2月9日改定、以降毎年微修正。最終修正2023年3月21日)
このブログのファーストページにつき、栽培開始時期の5月まではトップに出るよう、投稿日付を最新のものに頻繁に更新します。
さあ皆さん、ヤーコンの栽培を始めましょう
ヤーコンにぞっこん惚れ込んでいる小生です。
そんなことからヤーコン専門のブログを立ててし
まいました。
うちでの栽培は約100平方メートル。
(ただし、近年順次縮小し、2019年からは約70平方メートル)
晩秋には人の背丈ほどに生長します。
収穫した芋は家族では食べ切れませんから、多く
を当店(薬屋)のお客様に差し上げています。
ヤーコン芋は、オリゴ糖がたっぷりで整腸作用が
抜群ですし、葉っぱは高血糖改善に高い効果がある、すぐれものの健康野菜です。
(写真は2013年11月24日にうちの畑で土を
退けて撮影)
(品種は「アンデスの雪」で芋の表皮は薄茶色)
農地がある方、農地を借りられる方には、ぜひ栽培してほしいです。
ヤーコンの苗づくりは3月下旬から。温暖地ではゴールデンウイーク以降に、遅くとも5月末には畑に定植します。収穫は霜が降りる頃から。
今年初めてヤーコンの栽培に挑戦なさる方や、毎年イマイチのヤーコン芋しか採れないと不満をお持ちの方など、このブログを参考にして、より美味しいヤーコン芋をよりたくさん収穫なさってください。
ヤーコンを栽培するに当って、まず考えねばならないのは「品種選び」です。
次の事項を参考になさってください。
<ずっと前から栽培している方>
芋の表面がゴツゴツしていて、ひび割れができるものが多いのではないでしょうか。これは、在来種(ペルーA群)です。
在来種もいろいろあるようですが、肉質や糖度はたいてい次のようです。
肉質は淡オレンジ色
収穫後にオリゴ糖がだんだん分解してきて、甘味が増す
ゴツゴツ感やひび割れが気にならず、この甘味がいいと思われる方は、これの栽培をお続けください。不満がある方は、下記の新品種に挑戦なさってください。
<最近栽培を始められた方>
品種を知って買われた方は、ご自分の栽培品種をご存知ですが、ホームセンターなどで苗を買われた方は品種名をご存じない方が多いです。
値段が高い苗(300円前後)は新品種名の札が付いており、安い苗(100円強)で品種名の札が付いてないものは、在来種(ペルーA群)のことが多そうです。
あなたが栽培されている品種は何でしょうか。知っておかれると良いです。
在来種は先に説明しましたが、新品種であれば次のような特徴があります。
[ 2006年頃から苗が出回った新品種3種類 ]
アンデスの雪 表面のゴツゴツ感が少なく、芋のひび割れが少ない
肉質は白色で、甘味が少なく淡白な味
保存しておいてもオリゴ糖の分解は少なく、甘味は増さない
保存性は「アンデスの乙女」より良い
サラダオトメ 表面のゴツゴツ感が少なく、芋のひび割れが少ない
肉質は黄白色で、甘味が少なく淡白な味
保存しておいてもオリゴ糖の分解は少なく、甘味は増さない
サラダオカメ 表面がゴツゴツしていて外観が悪い
肉質はオレンジ色で、最初から甘味がけっこうある
でも、オリゴ糖の含有量は他の新品種と同程度ある
[ 2014年頃から苗が出回った新品種 ]
アンデスの乙女 表面のゴツゴツ感が少なく、芋のひび割れが少ない
肉質は黄白色で、甘味が少なく淡白な味
(「アンデスの雪」より若干甘味がある)
芋の表皮の色は、他の新品種とは違って赤紫色
(ただし、数日すると酸化して黒っぽくなります。)
保存しておいてもオリゴ糖の分解は少なく、甘味は増さない
保存性は「アンデスの雪」より悪い
(水分が抜けて、中身がレンコン様の巣が入るようになる)
(2015年11月22日に収穫後水洗いした姿)
(上:アンデスの雪。下:アンデスの乙女)
(2015年は豊作で、手にしているのはアンデスの乙女。一番大きそうな10個を計量したら1個平均700gありました。)
上記及び次の段落を参考にして幾品種か栽培され、味の好みを考慮に入れながら、地域や土壌に合ったものを見つけ出してください。
ちなみに、小生が栽培しているのは「アンデスの雪」と「アンデスの乙女」が大半で、在来種(ペルーA群)をです。
全国的にまだまだ在来種が多いようですが、「アンデスの雪」が主流を占めつつあるようで、2番目がサラダオトメのようです。「アンデスの乙女」は未知数。
<ヤーコン栽培の適地は、夏に涼しい所>
アンデス高地の原産で、平地で栽培されるようになって日が浅く、品種改良もまだ違う気候への適応までは行っていません。
よって、中山間地、東北、北海道が栽培適地となります。
当地岐阜(濃尾平野の奥:海抜10m)は、真夏の猛暑にさらされ、連日35度を超す猛暑日が何日も続くことがあり、気候の上では最も条件が悪い所です。
それでも、ヤーコンが猛暑でダメージを受けないよう、あれこれ工夫し、近年、最適地の少なくとも5割の収量を上げられる(100㎡で300kg)ことが多いです。
ところで、ヤーコンは品種改良されたとはいえ、まだまだ原種のたくましさを持っており、生育環境を自ら学習し、2、3年経てばはっきりと環境適応してくれます。
小生の工夫より、こちらの方が大きいと思われ、新規に栽培に取り組まれた方で初年度の収量が少なくてもあきらめず、2年3年と栽培を繰り返されれば、自ずと収量が上がってきますので、ご期待ください。ただし、初栽培は、初年度に大収穫ということもありますし、天候にも大きく左右されるのは、野菜全般に言えることです。
参考までに、小生がこれまでに栽培した品種について記しておきます。
本格的に栽培を始めたのが2000年で在来種の「ペルーA群」です。密植したがために、夏の終わりにアブラムシが大発生して収量が落ちたり、秋に畝の湿り気が多すぎて種芋部が大きくなり食用部の成育が落ちたりしました。
2005年には、懇意にしていただいているヤーコン博士:渡辺最昭さんから新品種「アンデスの雪」の種芋を分けていただき、試験栽培しました。この年は、けっこうな猛暑になったにもかかわらず、予想外に収量が多かったです。翌年には「ペルーA群」との栽培比較を行い、収量、品質とも圧倒的に「アンデスの雪」が良かったですから、2007年からは栽培品種を「アンデスの雪」を主力に切り替えました。
2006年に別の新品種「サラダオトメ」の苗を10株ほど購入して栽培したところ、湿り気が多い土壌と猛暑の連続というダブルの悪環境にさらされ、真夏に根腐れしたようで、全部枯れてしまって、種芋も取れず、栽培をあきらめました。
2013年には、「アンデスの雪」の芋に表皮がゴリゴリしたもの(果肉に繊維質が多い)が目立ってきたので、更新を図ろうと考えて種芋を購入し栽培したところ、今まで栽培していた「アンデスの雪」の半分の収穫しか上がらず、粗悪な芋も目立ちました。これもきっと暑さのせいしょう。
また、同年、「アンデスの乙女」の苗を4株購入したのですが、1株は枯れ、残り3株も息絶え絶えで、やっと生き残っただけで、食用部の収量はごくわずかでした。でも、種芋部はまずまず成育してくれ、翌年の試験栽培に十分足りました。
2014年以降、「アンデスの雪」「アンデスの乙女」「在来種」の比較試験栽培を行っていますが、一長一短があって、2つの新品種を半々、在来種を少々で栽培しています。
なお、だんだん「アンデスの雪」の芋に表皮がゴリゴリしたものが目立ってきたので、再び更新を図ろうと考えて2017年春に種芋を購入し、従前・更新、半々で栽培するも、収獲してみたところ従前・更新に差がなく、がっかりしているところです。でも、やはり、これは夏の猛暑ダメージの影響が大きいと思われ、さほど猛暑にならなかった年は良品が多くなる傾向にあります。
<苗の育て方、栽培法、保存法など>
ヤーコン栽培の方法は、一言で言えば里芋とほぼ同じで、簡単なものです。
その概要は次のページに記しています。
(クリック)→ ヤーコン栽培年間スケジュール(新版)
詳細は、左サイドバーの各カテゴリーをクリックしてご覧になってください。
そして、高収量をあげるには、第一に牛糞堆肥を十分に入れ込むことで、この方法ならずっと連作しても収量は落ちませんし、多く入れ込めば、それだけ多く収量が上がるようです。なお、逆に無肥料栽培にしたらどうなるか、2018年から全面的に実験を開始することにしています。
ところで、当地は前述しましたように濃尾平野の奥で、夏の猛暑にさらされる最悪の環境ですから、栽培適地の中山間地や寒冷地の方にはあまり参考にならないと思いますが、ご勘弁ください。
それでは、みなさんヤーコン栽培に頑張ってください。
<ヤーコンの普及活動>
ヤーコンの普及に力を入れている小生です。作付け可能限度(約100平方メートル)いっぱいヤーコンを栽培し、2015年から3年間、遠方の方には「アンデスの雪」または「アンデスの乙女」の種芋を無償で送らせていただいていたのですが、その後2年間は猛暑による凶作などがあって、それができませんでした。
そして、2019年からは、寄る年波に勝てず、畑全体の規模縮小をせざるをえなくなり、ヤーコン栽培も3割減の栽培に縮小することとしました。
よって、遠方の方への種芋送付が不可能となり、申し訳なく思っております。
ただし、苗づくりのほうは、当面、必要量の10倍程度はできそうですので、取りに来ていただける方には、ポット苗を無償で差し上げられます。ただし、2022年からは種苗法の規制がかかり、登録品種は無償であっても譲渡できなくなりました。
(2023年4月29日撮影)
お渡しできるのは次の期間です。
<2024年の場合>
4月23日(火)~5月3日(金)<土・日・月曜日は除きます(当店定休日)>
当方の所在地は、当店のホームページをご覧になってください。
https://ph-miyake.jimdofree.com/店舗紹介/
お渡しできる数量は、お一人10ポット程度までとさせていただきますが、あらかじめメールかお電話していただければ、数量増の相談に応じます。
メール ph-miyake@asahi.email.ne.jp
電 話 058-246-7970
( 電話は、火曜日~金曜日、9時半~18時に掛けていただけると有り難いです。)
なお、組織的に栽培に取り組もうとお考えのグループの方々には、種芋なりポット苗を可能な限りお渡しし、うちの畑を見ていただくなど、いろいろお世話させていただく所存ですので、いつでもけっこうですから、遠慮なくご相談ください。
岐阜県羽島郡岐南町三宅5-39 三宅和豊(薬屋経営「三宅薬品」)
メール ph-miyake@asahi.email.ne.jp
電 話 058-246-7970
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2024年産ヤーコンの苗作り
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-03-24
毎年の繰り返しになるが、1000個規模(近年だんだん減らし、数百個ほど)でヤーコンの苗作りをするので、作業工程も3回になり、第2回目の作業以外は、ほぼ一日仕事(規模縮小で半日仕事)になる。 第1回は3月中下旬に、畑に土を掛けて保存しておいたヤーコンの種芋(上部の根塊)を掘り出し、これを切り分け、種芋とする。なお、切り口には腐敗防止と肥料効果を期待して草木灰を付ける(近年、草木灰が作れなくなったので省略)。 第2回目の作業は、2、3日陰干ししておいた種芋の苗床への埋め込み。 第3回目の作業は、4月中旬に発芽したヤーコンをポット苗にする。 なお、例年のことですが、次のとおり<苗の無償進呈>を予定しています。<2024年> 期間:4月23日(火)~5月3日(金)<土・日・月曜日は除きます(当店定休日)> 当方の所在地は、当店のホームページをご覧になってください。 https://ph-miyake.jimdofree.com/店舗紹介/ お渡しできる数量は、お一人10ポット程度までとさせていただきますが、あらかじめメールかお電話していただければ、数量増の相談に応じます。 メール ph-miyake@asahi.email.ne.jp 電 話 058-246-7970 ( 電話は、火曜~金曜日、9時半~18時に掛けていただけると有り難いです。)(下の写真は2023年ゴールデンウイークのもの)<2024年産ヤーコンの苗作り><第1回目の作業=種芋の切り分け>3.16今日、4~5畝目を最終収穫するとともに、畑に土を掛けて保存しておいたヤーコンの種芋(11月末から毎月掘った都度、土中保存)を掘り出し。種芋の塊は納屋へ収納。 3.20本日、種芋の切り分け作業。なお、切り口に草木灰をつけるといいのだが、草木灰が手に入らなくなったので、これは省略。 「アンデスの雪」の場合は、10~20グラム程度に切り分けるのがベスト。種芋が5グラム程度ですと収穫量が落ちる感がする。「アンデスの乙女」は、種芋が5グラム程度でも十分に収穫が見込め、あまり大きいと種芋ばかり生育する傾向があるから、10g程度にしている。 切り分け作業は3時間弱を要した。できた種芋はムシロに広げ、母屋へ収納し、日陰干し。(例年、納屋へ収納しているが、明日と明後日は強烈な冷え込みが予想されるので、凍み防止のため母屋とした。) 全部の種芋を切り分けたが、できた種..
ヤーコンの苗作り
どろんこ
2024-03-20T15:50:42+09:00
第1回は3月中下旬に、畑に土を掛けて保存しておいたヤーコンの種芋(上部の根塊)を掘り出し、これを切り分け、種芋とする。なお、切り口には腐敗防止と肥料効果を期待して草木灰を付ける(近年、草木灰が作れなくなったので省略)。
第2回目の作業は、2、3日陰干ししておいた種芋の苗床への埋め込み。
第3回目の作業は、4月中旬に発芽したヤーコンをポット苗にする。
なお、例年のことですが、次のとおり<苗の無償進呈>を予定しています。
<2024年>
期間:4月23日(火)~5月3日(金)<土・日・月曜日は除きます(当店定休日)>
当方の所在地は、当店のホームページをご覧になってください。
https://ph-miyake.jimdofree.com/店舗紹介/
お渡しできる数量は、お一人10ポット程度までとさせていただきますが、あらかじめメールかお電話していただければ、数量増の相談に応じます。
メール ph-miyake@asahi.email.ne.jp
電 話 058-246-7970
( 電話は、火曜~金曜日、9時半~18時に掛けていただけると有り難いです。)
(下の写真は2023年ゴールデンウイークのもの)
<2024年産ヤーコンの苗作り>
<第1回目の作業=種芋の切り分け>
3.16今日、4~5畝目を最終収穫するとともに、畑に土を掛けて保存しておいたヤーコンの種芋(11月末から毎月掘った都度、土中保存)を掘り出し。種芋の塊は納屋へ収納。
3.20本日、種芋の切り分け作業。なお、切り口に草木灰をつけるといいのだが、草木灰が手に入らなくなったので、これは省略。
「アンデスの雪」の場合は、10~20グラム程度に切り分けるのがベスト。種芋が5グラム程度ですと収穫量が落ちる感がする。「アンデスの乙女」は、種芋が5グラム程度でも十分に収穫が見込め、あまり大きいと種芋ばかり生育する傾向があるから、10g程度にしている。
切り分け作業は3時間弱を要した。できた種芋はムシロに広げ、母屋へ収納し、日陰干し。(例年、納屋へ収納しているが、明日と明後日は強烈な冷え込みが予想されるので、凍み防止のため母屋とした。)
全部の種芋を切り分けたが、できた種芋の数は数えなかったものの、昨年より少なく、アンデスの雪は300個、アンデスの乙女は200個程度ではなかろうか。
<第2回目の作業=種芋の育苗床への植え付け>
3.22明日からずっと雨につき、母屋に収納して日陰干ししておいた種芋の切口がまだ十分には乾いていないが、育苗床に埋め込むことにした。
ネギの収穫跡を部分的にきれいに均し、むしろの幅と同じ幅で台形にする。
去年とは違うやり方(より簡単)とし、種芋をびっしり並べ、テボで周りの土をほぐし取り、ざっと土を2cmほど被せる。むしろ1枚弱で収まった。
明日から連日雨模様につき、種芋の腐り防止のため、苗床にむしろを乗せ、その上のビニールシートを被せ、周りを石で押さえておいた。
雨が上がり次第、むしろもビニールシートも外す予定。かなり暑くなるようだから。
3.27今日やっと晴れてくれ、最高気温18℃となろうからビニールシート&ムシロ外し
<2023年産ヤーコンの苗作り>
<第1回目の作業=種芋の切り分け>
(3月19日)
今日、4~5畝目を最終収穫するとともに、畑に土を掛けて保存しておいたヤーコンの種芋(11月末から毎月掘った都度、土中保存)を掘り出し。種芋の塊は納屋へ収納。
(3月20日)
一昨日掘り出した種芋の切り分け作業。なお、切り口に草木灰をつけるといいのだが、草木灰が手に入らなくなり、昨年と同様に省略。
「アンデスの雪」の場合は、10~20グラム程度に切り分けるのがベスト。種芋が5グラム程度ですと収穫量が落ちる感がする。「アンデスの乙女」は、種芋が5グラム程度でも十分に収穫が見込めるが、育苗数を減らしたから、10g以上にしている。
切り分け作業は4時間弱を要した。できた種芋はムシロに広げ、納屋へ収納し、後日苗床へ植え付けることに。
できた種芋の数は数えなかったものの、昨年の倍(アンデスの雪、アンデスの乙女ともに400個程度)ではなかろうか。
明日から(すでに今日のお昼から)ずっと雨模様につき、種芋の芽出し育苗床を粗整地し、ビニールシートで広く覆っておいた(土があまり湿り気を帯びないように)。
育苗床への植え付けは2~3日後、雨間を利用して行う予定。
<第2回目の作業=種芋の育苗床への植え付け>
(3月22日)
明日からずっと雨につき、日陰干ししておいた種芋の切口がまだ十分には乾いていないが、急きょ育苗床に埋め込むことにした。
ネギの収穫跡を部分的にきれいに均し、むしろの幅と同じ幅で台形にする。
テボで溝を掘り、種芋をびっしり並べ、テボで土寄せし、土を2cmほど被せる。これを連続的に行っていき、むしろ2枚弱で収まった。
例年、保温のためにむしろを乗せ、その上のビニールシートを被せるのだが、今年の3月下旬は暑いぐらいで、その必要はないが、明日から連日雨模様につき、種芋の腐り防止のため、同様の措置をとる。
(3月24日)
暑いほどの陽気となり、暑さに弱いヤーコンにつき、むしろもビニールシートも外す。
(4月2日)
ヤーコン苗場が乾いてきたので水やり。
<第3回目の作業=種芋をビニールポット詰め>
(4月16日~17日)
ここのところ暖かく、育苗床での芽吹きが、アンデスの乙女はごくわずかだが、アンデスの雪は2~3割程度となった。そこで、今日明日でポット詰め作業。野菜苗用培養土「土太郎」に草花用土(繰り返し使用)が溜まってきているので少しこれを足して使用。
両品種とも今年は少々大き目の種芋(20g弱程度)としたので、ポットはすべて中サイスを使用。アンデスの雪は黒色ポット、アンデスの乙女はカラーポットとした。
種芋を1個1個よく見て一番丈夫そうな(軸が太い)芽を残し、それ以外は全部芽欠き。アンデスの雪は芽が少ないが、アンデスの乙女は細かな芽がたくさん出ているものがけっこうある。なお、今年はポット苗づくりを500個程度にするから、良さそうなものを選び、半分ほどは処分。
残した芽が真っ直ぐ上に伸びるようにして培養土をポットに入れる。
出来たポット苗の数は次のとおり。苗トレイ1ケースで28ポット
アンデスの雪 12ケース(336ポット)うち自家用2ケース
アンデスの乙女 7ケース(196ポット)うち自家用半ケース
合 計 19ケース(532ポット)うち自家用3.5ケース
ポット苗を入れた苗トレイを畑の空きスペースに並べ、水やり。
これから晴天が続くから、毎日水やりが必要となる。
(2023年4月29日の状態)
(5月8日)
発芽不良やごちゃごちゃと発芽したもの、大半は「アンデスの乙女」だが、それらは処分することにした。「アンデスの雪」は十分に大きくなった。
<2022年>
<第1回目の作業=種芋の切り分け>
(2022年3月20日)
今日、5畝目を最終収穫するとともに、畑に土を掛けて保存しておいたヤーコンの種芋(11月末から毎月掘った都度、土中保存)を掘り出し。
(3月21日)
昨日掘り出した種芋の切り分け作業。なお、切り口に草木灰をつけるといいのだが、草木灰が手に入らなくなり、昨年と同様に省略。
「アンデスの雪」の場合は、10~20グラム程度に切り分けるのがベスト。種芋が5グラム程度ですと収穫量が落ちる感がする。「アンデスの乙女」は、種芋が5グラム程度でも十分に収穫が見込めるが、育苗数を減らしたから、10g以上にしている。
なお、切り分けにくい部分は、アンデスの雪の場合は昨年と同様に今年も大きな塊(こぶし大)のまま畑に直植えすることに。ただし、アンデスの乙女の場合は、そのようにすると種芋ばかりが大きく生長し、食用部芋が少ししか採れななかったので、従前どおりポット苗での作付けとする。
切り分け作業は2時間で終了。できた種芋をムシロに広げ、しばし天日干した後、納屋へ収納し、後日苗床へ植え付けることに。
できた種芋の数は数えなかったものの、昨年と同様にアンデスの雪、アンデスの乙女ともに200個程度ではなかろうか。
<第2回目の作業=種芋の育苗床への植え付け>
(3月25日)
明日は雨が本降りとなるし、、切り分けて4日経つから、今日、苗床に埋め込み。
ネギの収穫跡を部分的に均し、約60cm幅で種芋をびっしり並べる。
土を2cmほど被せ、保温のためにムシロを乗せ、その上のビニールシートを被せる。
ビニールシートの両サイドに軽く土を乗せ、風で飛ばないようにする。
苗床の周りにしっかり溝立てし、雨水がきれいにはけるようにした。
冷え込みがなくなれば、ビニールシートを外し、その後、ムシロも外す予定。
(4月5日)
朝の冷え込みがなくなり、昼間も暖かくなったので、ビニールシート&ムシロを外す。
かすかな芽吹きがほんの一部あり。来週にはポット苗づくりに入れよう。
(4月6日)
表土がカラカラに乾いてきており、当面雨なしだから、水やり。
<第3回目の作業=種芋をビニールポット詰め>
(4月10日)
育苗床で16日しか経っていないが、ここのところ暖かく、芽吹きが進んでいるであろうから、今日半日強かけてポット詰め作業。野菜苗用培養土「土太郎」3袋強を使用。なお、草花用土(繰り返し使用)が溜まってきているので、中ポットにはこれを2割程度混ぜ込む。
アンデスの雪は程よい芽吹きであったが、アンデスの乙女は若干芽吹き不足。
育苗床を2重保温したから、種芋の腐りは全くなし。
両品種とも今年は少々大き目の種芋(20g弱程度)が多かったので、ポットは小サイズがあまり使えず、中サイスを多用。なお、アンデスの雪は黒色ポット、アンデスの乙女はカラーポットとし、今年は名札付けを省略する。
種芋を1個1個よく見て一番丈夫そうな(軸が太い)芽を残し、それ以外は全部芽欠き。指で欠きにくいく箇所はクギの頭や先を使った。アンデスの雪は芽が少ないが、アンデスの乙女は細かな芽がたくさん出ている。品種によって、かなりの違いあり。また、アンデスの雪は既に根がけっこう出ている。
残した芽が真っ直ぐ上に伸びるようにして培養土をポットに入れる。小ポットにはたっぷりり入れて少々抑える。中ポットは培養土が入りすぎるから8分目ほどに控えた。
出来たポット苗の数は次のとおり。
アンデスの雪 約250ポット
アンデスの乙女 約250ポット 合計 約500ポット
ポット苗を入れたトレイ(各10個)を畑の空きスペースに並べ、水やり。
これからまだ晴天が続くから、毎日水やりが必要となる。
<2021年>
<第1回目の作業=種芋の切り分け>
(2021年3月14日)
今日、5畝目を最終収穫するとともに、畑に土を掛けて保存しておいたヤーコンの種芋を掘り出しました。掘り出したものは、11月下旬から毎月順次各1畝を収穫し、今年用に畝立てした第1畝の端に種芋をかためて埋めておいたものです。
その種芋を自宅庭に運び、今日、塊茎を切り分け、種芋作りをしました。なお、切り口に草木灰をつけるといいのですが、草木灰が手に入らなくなり、今年からは省略です。
「アンデスの雪」の場合は、10~20グラム程度に切り分けるのがベストでしょう。種芋が5グラム程度ですと収穫量が落ちる感がします。「アンデスの乙女」は、種芋が5グラム程度でも十分に収穫が見込めます。例年10グラム程度にしていましたが、今年は少し大きめに切りました。
なお、切り分けにくい部分は、今年から大きな塊のまま畑に直植えすることとし、苗づくりは全部普及活動用にします。
種芋の出来は無肥料栽培4年目ということもあって、若干小振りの感じがしますが、食用部の塊根は不作でも、塊茎(種芋)は十分大きいです。
切り分け作業は2時間で終了。できた種芋をムシロに広げ、しばし天日干し。
できた種芋の数は数えなかったのですが、アンデスの雪、アンデスの乙女ともに200個程度ではなかろうか。1個当たりの大きさは例年より若干大きめにしました。
<第2回目の作業=種芋の育苗床への植え付け>
(3月14日)
時間があったので、切り口が乾いていませんが、今日、苗床に埋め込み。たぶん腐ることはないでしょう。(結果:ごく一部に凍みるものあり。原因は雨水が入り込んだようだ。)
ネギの収穫跡を部分的に均し、60cm幅に種芋を隙間がほとんどないほどにびっしり並べる。
土を3cmほど被せ、保温のためにムシロを乗せ、その上のビニールシートを二重に被せる。ちょうどムシロ1枚分で収まる。
(3月29日)
暑いほどの陽気になったから、ムシロとビニールシートをともに外す。
<第3回目の作業=種芋をビニールポット詰め>
(4月18日)
育苗床で1か月以上経ち、今日半日ほどで、ポット詰め作業。野菜苗用培養土「土太郎」3袋弱を使用。
2品種(アンデスの雪、アンデスの乙女)ともに今年は芽吹きが良く、根がけっこう出ているものが多かったです。
アンデスの雪は種芋がけっこう大きく、ポットは小サイズがあまり使えず、中サイスを多用。アンデスの乙女は大半が小サイズで事足りました。
種芋を1個1個よく見て一番丈夫そうな(軸が太い)芽を残し、それ以外は全部芽欠きします。指で欠きにくいく箇所はクギの頭や先を使って欠きます。アンデスの雪は芽が少ないですが、アンデスの乙女はたくさん芽が出ているものが多いです。品種によって、かなりの違いがあります。
なお、大きな種芋で2分割できそうなものは手でちぎり分け、切り口はそのままで直ぐにポット詰めしています。これであっても、腐ることはないです。
残した芽が真っ直ぐ上に伸びるようにして培養土をポットにこんもり入れ、一丁上がり。培養土がフワッと乗っているだけですから、雨に打たれて(あるいは水やりで)そのうちフラットになります。
なお、今年は育苗床に土を被せすぎたようで、芽が長く伸びたものがけっこうあり、ポットに入れると茎が随分飛び出してしまい、きれいな姿の苗に仕上がるか少々心配です。
できたポット苗の数は次のとおり。
アンデスの雪 200ポット強
アンデスの乙女 200ポット強 合計 約450ポット
ポット苗を入れたトレイを畑の空きスペースに並べ、水やりして作業終了。
これから晴天が続くと、毎日水やりが必要になります。
<2020年>
<第1回目の作業=種芋の切り分け>
(2020年3月22日)
畑に土を掛けて保存しておいたヤーコンの種芋を掘り出しました。
11月下旬から毎月順次収穫し、今年用に畝立てした5畝の端に種芋をかためて埋めておいたものです。
その種芋を自宅庭に運び、今日(3月22日)、根塊を切り分け、切り口に草木灰をつけ(今年は省略)、種芋作りをしました。
「アンデスの雪」の場合は、10~20グラム程度に切り分けるのがベストでしょう。種芋が5グラム程度ですと収穫量が落ちる感がします。逆に50グラムという大き過ぎる種芋ですと、芽が幾つも出て競合し、やはり収穫量が落ちるような気がします。
「アンデスの乙女」は、種芋が5グラム程度でも十分に収穫が見込めます。例年10グラム程度にしていましたが、今年は少し大きめに切りました。
種芋の出来は無肥料栽培3年目ということもあって、アンデスの雪は若干悪かったものの、アンデスの乙女は例年並みの成育でした。また、種芋を2口けっこうな量を進呈したため、苗づくり用の種芋は今年はだいぶ少なくなりました。
作業は4時間で終了。できた種芋をムシロに広げ、納屋の軒先に。
できた種芋の数は数えなかったのですが、アンデスの雪300程度、アンデスの乙女400程度ではなかろうか。
<第2回目の作業=種芋の育苗床への植え付け>
(3月23日)
1日しか経っていないが、切り口がけっこう乾いており、今日、苗床に埋め込み。
ネギの収穫跡を部分的に均し、60cm幅に種芋を隙間がほとんどないほどにびっしり並べる。通路側にアンデスの雪をまず並べ、区切りの棒を入れて、その先にアンデスの乙女。土を3cmほど被せ、鍬で軽く転圧し、しばらく好天が続くので、ジョウロで軽く水やり。
例年、保温のためにムシロを乗せ、その上のビニールシートを二重に被せるが、今年は冷え込みはないので覆いは全くせず。
(3月25日)
これから数日間は雨模様であり、湿り過ぎで種芋が腐る恐れがあり、保護措置をとることにした。昨年の保温措置とは逆に、先にビニールシートを掛け、風邪で飛ばないようにその上にムシロを置いておいた。→ムシロは29日に外す。
(4月4日)
昼は暑いほどのなってきた。ビニールシートを外す。
<第3回目の作業=種芋をビニールポット詰め>
(4月19~20日)
育苗床で概ね1か月経ち、2日かけて都合8時間ほどで、ポット詰め作業。野菜苗用培養土「土太郎」を4袋ほど使用。これがけっこう高く数千円の出費。
アンデスの雪は芽吹きも良く、根もけっこう出ていますが、アンデスの乙女は小さな芽吹きのものが多く、根はほとんど出ていません。例年、こうしたものです。
ポットは小さいサイズを使い、苗トレイ1ケースに7×5=35個入ります。
種芋を1個1個よく見て一番丈夫そうな(軸が太い)芽を残し、それ以外は全部芽欠きします。指で欠きにくいく箇所はクギの頭や先を使って欠きます。アンデスの雪は芽が少ないですが、アンデスの乙女はたくさん芽が出ているものが多いです。品種によって、かなりの違いがあります。
なお、大きな種芋で2分割できそうなものは手でちぎり分け、切り口はそのままで直ぐにポット詰めしています。これであっても、腐ることはないです。
残した芽が真っ直ぐ上に伸びるようにして培養土をポットにこんもり入れ、一丁上がり。培養土がフワッと乗っているだけですから、雨に打たれて(あるいは水やりで)そのうちフラットになります。
できたポット苗の数は次のとおり。
アンデスの雪 約11ケース(370ポット)
アンデスの乙女 約15ケース(497ポット) 合計867ポット
ポット苗を入れたトレイを畑の空きスペースに並べ、水やりして作業終了。
これから晴天が続くと、毎日水やりが必要になります。
(5月10日)
今までに4人の方に大きそうな苗を差し上げ、今日IT地区の方が100株持っていかれた。残りは、とある製薬会社を通して東海北陸の薬局・薬店に持っていってもらい、希望者に配布してもらう。そこで、だいぶ大きくなってきているポット苗をチェックし、複数出ている芽の芽欠きを行なった。例年そうだが、アンデスの雪は芽欠きするものは少ないが、目がいっぱい出やすいアンデスの乙女は随分と複数の芽が出ており、芽欠き作業にけっこう時間がかかった。
<2019年>
(2019年3月24日)
今日は第1回目の作業。
畑に土を掛けて保存しておいたヤーコンの種芋を掘り出しました。
11月下旬から2月下旬に順次収穫し、今年用に畝立てした5畝の端に種芋をかためて埋めておいたものです。なお、3月中旬に最終収穫した1畝の種芋はダンボール箱に入れ、納屋に。
その種芋を自宅庭に運び、今日(3月24日)、根塊を切り分け、切り口に草木灰をつけ、種芋作りをしました。
「アンデスの雪」の場合は、10~20グラム程度に切り分けるのがベストでしょう。種芋が5グラム程度ですと収穫量が落ちる感がします。逆に50グラムという大き過ぎる種芋ですと、芽が幾つも出て競合し、やはり収穫量が落ちるような気がします。
「アンデスの乙女」は、種芋の大半が5~10グラムにしか切り分けられませんが、5グラム程度でも変わりない収穫が見込めます。
昨年の猛暑(そして無肥料栽培に取り組んだ)の影響で、栽培2品種(アンデスの雪、アンデスの乙女)ともにチョウ不作で、種芋の成長も悪かったです。
作業は5時間で終了。できた種芋をムシロに広げ、数を数えてみました。そしたら、アンデスの雪500程度、アンデスの乙女300強で、合計800個ほどしかなかったです。切り分けた種芋はムシロに広げ、納屋にいったん収納。
全部きれいに発芽することはなく、良品のポット苗はアンデスの雪450程度、アンデスの乙女270程度、計720個ほどになりそうです。
2年前までは収獲した種芋の約半分をブログ読者で希望される方に差し上げていたのですが、一昨年、昨年と不作続きで、それを全部お断りしました。そして、今年から栽培規模を縮小しますので、もう種芋進呈はできなくなりました。
ただし、ポット苗は若干余裕がありますので、取りに来ていただける方には、数量限定ですが差し上げることにしてます。
自家使用分は80個もあれば足りるのですが、お約束している大口の団体が3つあり、どこもかも希望数量を減らすしかなさそうな状況となりました。
個人的にご希望される方の予約がすでに80個で、これもそろそろ限界です。
(3月27日)
例年、陰干し2、3日後に苗床へ埋め込む予定にしており、本日実施。
ネギの収穫跡を部分的に均し、ムシロより気持ち狭い幅に、種芋を隙間がほとんどないほどにびっしり並べていきます。通路側にアンデスの雪をまず並べ、区切りの棒を入れて、その先にアンデスの乙女。
土を3cmほど被せ、植え付け終了。保温のためにムシロを乗せ、その上のビニールシートを二重に被せ、周りに石で押さえにして終了。育苗床の大きさは、ちょうどムシロ2枚分です。
例年、何も被せないことが多いのですが、発芽をよくするため、2017年からこの方法を取っています。朝の冷え込みがなくなり、暑くなったとき(たぶん4月10日頃?)には覆いを外すことにします。こうすると種芋が凍みることは全然ないです。
そして、ほんのわずか芽吹いた頃(4月半ば)に、ポット苗作りする予定です。
(4月12日)
育苗床の保温のために乗せておいたムシロ・ビニールシートを外す。
アンデスの雪は1割弱が芽吹き、アンデスの乙女は芽がまだ地表まで達せず。
(下の写真は、アンデスの雪の育苗床の芽吹き具合)
(4月15日)
昨日は午後から雨につき育苗床にビニールシートを被せ、晴れてきた今朝ビニールシートを外し、ポット苗作りを始めました。土が湿りすぎると芽欠き作業がやりにくいからです。
午前8時から作業を開始し、あと少しのところで午後4時で中止。ポット詰めする土(野菜苗用培養土「土太郎」)が底を突いたから。8時間の連続労働で少々疲れ、続きは明日にでもしましょう。
アンデスの雪は芽吹きも良く、根もけっこう出ていますが、アンデスの乙女は小さな芽吹きのものが多く、根はほとんど出ていません。例年、こうしたものです。
(下の写真は、アンデスの雪を掘り出したもの)
ポットは小さいサイズのもので、苗トレイ1ケースに7×5=35個入ります。
種芋を1個1個よく見て一番丈夫そうな(軸が太い)芽を残し、それ以外は全部芽欠きします。指で欠きにくいく箇所はクギの頭や先を使って欠きます。アンデスの雪は芽が少ないですが、アンデスの乙女はたくさん芽が出ているものが多いです。品種によって、かなりの違いがあります。
なお、大きな種芋で2分割できそうなものは包丁で切り分け、切り口はそのままで直ぐにポット詰めしています。これであっても、腐ることはないです。
残した芽が真っ直ぐ上に伸びるようにして培養土をポットにこんもり入れ、一丁上がり。培養土がフワッと乗っているだけですから、雨に打たれて(あるいは水やりで)そのうちフラットになります。なお、今年は培養土をケチって、2割ほどは草花プランターから取り出した残土(草花用培養土+牛糞堆肥)の在庫を入れ込みました。
できたポット苗の数は次のとおり。(翌日に残りをポット詰めした分を含む)
アンデスの雪 16ケース+αで564ポット
アンデスの乙女 13ケース+αで462ポット
合 計 1026ポット
ポット苗を入れたトレイを畑の空きスペースに並べ、水やりして作業終了。
これから晴天が続くと、毎日水やりが必要になります。
(下の写真はポット苗育苗場の全景とポット苗の姿)
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2007~2023年産ヤーコン芋の全収穫量
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-03-27-1
当地は岐阜、濃尾平野の一角にあり、海抜10メートルの沖積層で、粘土質が比較的多い土壌です。よって、夏は土壌が高温多湿となり、ヤーコンの栽培適地とは言えません。そのため、高畝とし、また、風通しを良くするために、株間70センチ、畝幅150~170センチと広く取っています。 新品種「アンデスの雪」を作付けするようになったのが、2007年で、それ以来、同じ場所で連作しています。当初は6畝、2009年からは、西隣のグラジオラスを栽培していた場所にも作付けし、1畝増やして7畝にしていましたが、2016年からは前年の畝間での栽培としたことにより6畝に戻し、2019年からは東端1畝を減らし5畝としました。 1畝約13株の作付けで、作付け面積は7畝だと約100㎡(1アール)。 畝ごとの収穫量は次のとおりです。なお、2017年までは有機肥料栽培、2018年から無肥料栽培、2022年から減肥料栽培です。※2014年以降の * 印は最新品種「アンデスの乙女」、無印は「アンデスの雪」 (西) (東)(単位 Kg) 20・・第1畝 第2畝 第3畝 第4畝 第5畝 第6畝 第7畝 合計 7畝換算 07年 ー 31.2 31.2 38.2 38.2 47.6 48.7 235 273 08年 ー 37.2 39.9 36.4 36.6 43.2 57.5 250 291 09年 46.2 34.8 28.5 28.2 32.9 36.6 36.4 244 244 10年 24.2 22.9 17.9 17.9 20.3 26.4 24.2 153 153 11年 38.9 32.4 31.0 38.3 34.4 33.3 33.3 242 242 12年 [34.3] 36.5 33.5 37.4 37.2 30.1 49.8 259 259 13年 17.0 13.6 16.9 20.4 19.2 23.9 [12.8] 113 113 14年*[23.0] 24.2 31.2 28.2 32.4 29.4 *34.9 203 203 15年 40.7 *40.2 50.5 *38.7 50.7 *49.3 57.9..
ヤーコン芋の収穫経年変化
どろんこ
2024-03-18T07:50:46+09:00
新品種「アンデスの雪」を作付けするようになったのが、2007年で、それ以来、同じ場所で連作しています。当初は6畝、2009年からは、西隣のグラジオラスを栽培していた場所にも作付けし、1畝増やして7畝にしていましたが、2016年からは前年の畝間での栽培としたことにより6畝に戻し、2019年からは東端1畝を減らし5畝としました。
1畝約13株の作付けで、作付け面積は7畝だと約100㎡(1アール)。
畝ごとの収穫量は次のとおりです。なお、2017年までは有機肥料栽培、2018年から無肥料栽培、2022年から減肥料栽培です。
※2014年以降の * 印は最新品種「アンデスの乙女」、無印は「アンデスの雪」
(西) (東)(単位 Kg)
20・・第1畝 第2畝 第3畝 第4畝 第5畝 第6畝 第7畝 合計 7畝換算
07年 ー 31.2 31.2 38.2 38.2 47.6 48.7 235 273
08年 ー 37.2 39.9 36.4 36.6 43.2 57.5 250 291
09年 46.2 34.8 28.5 28.2 32.9 36.6 36.4 244 244
10年 24.2 22.9 17.9 17.9 20.3 26.4 24.2 153 153
11年 38.9 32.4 31.0 38.3 34.4 33.3 33.3 242 242
12年 [34.3] 36.5 33.5 37.4 37.2 30.1 49.8 259 259
13年 17.0 13.6 16.9 20.4 19.2 23.9 [12.8] 113 113
14年*[23.0] 24.2 31.2 28.2 32.4 29.4 *34.9 203 203
15年 40.7 *40.2 50.5 *38.7 50.7 *49.3 57.9 328 328
16年 ー 33.4 *44.0 41.3 *52.0 34.5 *54.7 260 303
17年 19.4 *27.4 18.6 23.4 *40.0 23.5 ー 152 178
18年 ー 8.2 *6.2 *11.2 12.7 10.6 11.8 61 71
19年 32.4 *21.4 16.9 *11.5 17.0 ー 99 139
20年 ー 19.0 *12.4 21.0 *16.2 37.5 106 148
21年 30.0 *10.0 21.1 *13.3 26.6 ー ー 101 141
22年 12.3 *16.8 8.0 *13.2 12.8 ー ー 63 88
23年 8.0 4.9 6.9 5.2 *7.5 ー ー 33 46
<2007年の1畝当たり収穫量の平均値39.2Kgを100とした場合の指数>
※2014年以降の * 印は最新品種「アンデスの乙女」、無印は「アンデスの雪」
20・・ 第1畝 第2畝 第3畝 第4畝 第5畝 第6畝 第7畝 平均
07年 80 80 97 97 121 124 100
08年 95 102 93 93 110 147 107
09年 118 89 73 72 84 93 93 89
10年 63 58 46 46 52 67 62 56
11年 99 83 79 98 88 85 85 89
12年 [88] 93 85 95 95 77 127 95
13年 43 35 43 52 49 61 [33] 41
14年 *[59] 62 80 72 83 75 *89 74
15年 104 *103 129 *99 129 *126 148 120
16年 85 *112 105 *133 88 *140 111
17年 49 *70 47 60 *102 60 65
18年 21 *16 *29 32 27 30 26
19年 83 *55 43 *29 43 51
20年 48 *32 54 *41 96 54
21年 77 *26 54 *34 68 52
22年 31 *43 20 *34 33 32
23年 20 12 18 13 *19 16
(備考)
この場所は、2005年に在来種ヤーコンを、2006年は夏野菜を作付け。
各畝ともに、12、3株中、真夏でも南側3、4株は隣家の陰になる。また、西南の角に柳の木があり、第1~3畝の数株は何時間か陰になる。
[ ]:2012年の第1畝は半畝を早掘り(10月末)し、収穫量が少なかった。
[ ]:2013年の第7畝は同一品種「アンデスの雪」の種芋を購入し、翌年種芋の更新を図ろうと考えて植え付けしたもので収穫量はわずかであった。これは初期成育不良もあったが、当地の今夏の激しすぎる猛暑に耐えられなかったのであろう。翌年からはヤーコンが気候を記憶して猛暑に耐えてくれるようになると考えられる。
[ ]:2014年の第1、2畝は、まだ芋が成長中で収穫量が少なかった。
2007年から2010年までの4年間の連作から言えることをまとめてみましょう。
まず、天候の影響ですが、2010年が大幅な収穫減となったのは、夏の猛暑と雨なしで、枯れる寸前まで行ったものがかなりあったからです。
その前の3年間は、特別に大きな気候変化はなかったと思います。
2009年の収穫減は、毎年使っている混合肥料(化成肥料と種粕)を全く使わず、牛糞と動物残渣ペレットのみとしたので、肥料不足であったと思われます。なお、半分の畝には、燐酸肥料を少々撒きましたが、効果は認められませんでした。
2009年の第1畝の収穫量が多かったのは、10年ほどミニ・グラジオラスを栽培していた場所で、肥沃であったからと思われます。
連作による収穫減が生じているかどうかですが、2年目は収穫増になっていますから、有機肥料を十分に入れれば、問題ないような気がします。
その後の各年の特殊事情は次のとおり。
(2011年産)
有機肥料をまずまず入れたので、連作障害は出なかった模様
第7畝(東端)の収穫量が多いのは、午前中にたっぷり日が当たることと、風通しが良いことにに起因していると思われます。西端の畝は、風通しは東端と同一条件にありますが、真夏に強烈な西日が刺し、葉枯れが目立ちますから、そのダメージを受けて、収穫量が伸びないのでしょう。
(2013年産)
降雨はあったものの猛暑となり大幅な収穫減に。
(2014年産)
第1、2畝はまだ成長中で収穫量が少なかった。気候は良かったから多収穫になってよいはず。そうならなかったのは、余りものの化学肥料を多用したため樹体が絶好調に繁茂したものの芋の出来を悪くしたようだ。
(2015,16年産)
大豊作となったのは、雑草を繁茂させたことにより、真夏の猛暑を防ぐことができたからと思われる。2016年の第1、第6畝の収穫減は各々欠株2株あったため。
(2017年産)
大幅な減産。特にアンデスの雪がひどい。原因不明。
栽培が盛んな山口県の方の話では、天候不順で不作だったとのこと。
(2018年産)
かつてない大凶作。無肥料連作のせいもあろうが、それより今夏の例のない猛暑が原因と思われる。
(2019、20年産)
さほどの猛暑ではなかったが、無肥料連作のせいで収穫減。
(2021年産)
ポット苗の10~20gの種芋に代え、こぶし大の塊を直植えしたことによって、無肥料栽培であっても、とても生育が良く、豊作と思われたが、それは「アンデスの雪」だけで、「アンデスの乙女」は種芋ばかり大きく生長して食用部はチョウ不作となった。
(2022年産)
「アンデスの雪」はこぶし大の塊を直植え、「アンデスの乙女」はポット苗の植え付け。そして、無肥料栽培をあきらめ、1株に牛糞堆肥を2リットル入れるも「アンデスの雪」はチョウ不作。原因不明。なお、種芋は例年以上に大きな塊となった。
(2023年度)
猛暑がかなり長引いたせいか、全体にチョウ不作
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2023年産ヤーコン芋の第5回(1畝)(最終)収獲
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-04-12-5
約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。 ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。 畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。 約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。 ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。 畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。<2023年産> 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。 西から 第1畝 アンデスの雪 (11月19日 収獲) 第2畝 アンデスの雪 (12月末 収獲予定)→1月2日収穫 第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)→2月17日収穫 第4畝 アンデスの雪 (2月末 収獲予定)→3月16日収穫 第5畝 アンデスの乙女 (3月中旬収獲予定)→3月16日収穫 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。 未収穫畝は12月25日に地上部を全部刈り取り、ビニールシートを被せて冬越ししてあります。<第5回ヤーコン掘り:3月16日>西から第5畝(アンデスの乙女) 3月14日、やっと強い冷え込みが終わったので、ビニールシートを外す。 今日、3月16日第4畝とともに第5畝も収穫。 ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、昨年度産から植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。1畝約10m、15株ほどの栽培で7.5kgしかなかった。種芋もごく小さい。肥料不足と、猛暑が長かったせいだろう。 畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。→ヤーコンの種芋の保存方法 掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、翌日、簡単に水洗い。スーパーの買い物籠に入れたままジェット水流をかけて泥落とし。量が少ないから、これでOK。..
ヤーコン芋の収穫
どろんこ
2024-03-17T12:43:48+09:00
ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。
畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。
約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。
ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。
畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。
<2023年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月19日 収獲)
第2畝 アンデスの雪 (12月末 収獲予定)→1月2日収穫
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)→2月17日収穫
第4畝 アンデスの雪 (2月末 収獲予定)→3月16日収穫
第5畝 アンデスの乙女 (3月中旬収獲予定)→3月16日収穫
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
未収穫畝は12月25日に地上部を全部刈り取り、ビニールシートを被せて冬越ししてあります。
<第5回ヤーコン掘り:3月16日>西から第5畝(アンデスの乙女)
3月14日、やっと強い冷え込みが終わったので、ビニールシートを外す。
今日、3月16日第4畝とともに第5畝も収穫。
ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、昨年度産から植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。1畝約10m、15株ほどの栽培で7.5kgしかなかった。種芋もごく小さい。肥料不足と、猛暑が長かったせいだろう。
畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。→ヤーコンの種芋の保存方法
掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、翌日、簡単に水洗い。スーパーの買い物籠に入れたままジェット水流をかけて泥落とし。量が少ないから、これでOK。
<2022年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月27日 収獲)
第2畝 アンデスの乙女 ( 1月 8日 収獲)
第3畝 アンデスの雪 (2月12日 収獲)
第4畝 アンデスの乙女 (3月19日 収獲)
第5畝 アンデスの雪 (3月19日 収獲)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2023年3月19日)
<第5回ヤーコン掘り>西から第5畝(アンデスの乙女)
ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、今年度産は植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。種芋だけは例年並みの豊作。
掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、簡単に水洗い。プラスチックの大箱に入れたままジェット水流をかけ、少しずつ取り出してスーパーの買い物籠に入れ、これもジェット水流をかける。これで、ほとんど泥落しができる。
水洗いした後で計量したところ、1畝全部で13kgとパッとしない出来。不作の原因はまったくもって不明。
なお、種芋は一緒に持ち帰り、明日切り分ける予定。
<2021年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月28日 収獲)
第2畝 アンデスの乙女 (12月20日部分収穫、1月初め残り収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月16日、23日 収獲)
第4畝 アンデスの乙女 (2月24日 収獲)
第5畝 アンデスの雪 (3月20日 収獲)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第5回(最終)ヤーコン掘り>西から第5畝(アンデスの雪)
(2022年3月20日)
猛暑はなく、収穫量が多くなっていいのですが、ここ4年、無肥料・連作栽培しており、今までの4畝は平均して例年の半分ほど。この畝は一番東につき期待するも、26.6kgの収穫で、平年の3分の2となりました。この畝の芋は収穫後、大半を冷蔵庫保管し、なんとか8月まで持たせたいです。
あまり出来が良くないので、掘るのは簡単。ビッチュウで少し遠めを軽く起こし、芋が見えた当たりにビッチュウを振り下ろし、グイッと持ち上げればよし。
来季の作付け位置は掘った跡をそのまま使いますから、あまり土移動はさせないことに。
なお、掘り出した上部の種芋になる塊は、今年は寒かったのであまり発芽は進んでおらず、種芋づくりがやりやすいです。
<収獲した芋は水洗い>
自宅に軽トラで運んで、プラスチック桶に入れ、ジェット水流を少しかけてから、軽く混ぜて泥落し。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、泥付きだと扱いにくいから、こうしています。
<2020年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、昨年からアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月末 収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2021年3月14日)
<第5回(最終)ヤーコン掘り>西から第5畝(アンデスの雪)
猛暑はなく、収穫量が多くなっていいのですが、ここ4年、無肥料・連作栽培しており、今までの4畝は例年の半分ほど。でも、この畝はけっこう出来ており、37.5kgの収穫。平年並みの高収穫となりました。この芋は大半を冷蔵庫保管し、なんとか8月まで持たせたいです。
掘る方法、併せて来季の畝づくり、これらは1か月前の第4畝と同じですから、省略します。畑で長く保管したこともあり、部分的に凍みた芋が数個はありました。
なお、掘り出した芋のうち、上部の種芋になる塊はけっこう発芽が進んでいました。
<収獲した芋は水洗い>
自宅に軽トラで運んで、平たいプラスチック桶に入れ、ジェット水流で泥落し。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、泥付きだと扱いにくいからです。
<2019年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月末 収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2020年3月15日)
<第5回(最終)ヤーコン掘り>西から第5畝(アンデスの雪)
第1回ヤーコン掘りは12月1日に行い、その後12月22日には地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越しさせました。
12月末にヤーコン掘りを予定した第2畝は、地上部を全部刈り取っただけで放置し、年明け後の1月6日に収穫作業を行いました。
次いで第3畝を1月26日に、第4畝を2月24日に、今日が最終の収穫作業。
2019年の夏もけっこう猛暑でしたが、前年のような酷いことはなく、さほどダメージは受けていませんが、畝の東のほうへ行けば行くほど生育が悪く、その原因は不明です。
なお、ここ3年、無肥料・連作栽培しており、今年生育がいい西から第1畝であっても、従前に比べると地上部の生育は若干見劣りがします。今日掘る第5畝もイマイチの生育で、あまり期待できません。
掘る方法、併せて来季の畝づくり、これらは1か月前の第4畝と同じですから、省略します。
暖冬、暖春につき、凍みた芋はたった2本あっただけです。
なお、掘り出した芋のうち、上部の種芋になる塊はけっこう発芽が進んでいました。これは、今まで土を被せて保存している箇所の続きに土を被せて保存することにしました。来週か再来週に掘り出して、種芋づくりする予定です。
<収獲した芋は水洗い>
自宅に軽トラで運んで、水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
ただし、今回は収穫量が少なかったですから、平たいプラスチック桶に入れ、ジェット水流で泥落しをすることにしました。
ここで計量。17kgしかありませんでした。平年作の5割。少々さびしいです。
無肥料栽培3年目ということで、そうなったのでしょう。
<2018年産>
(2019年2月25日)
2018年産ヤーコン掘りの第1回は、地上部がまだ青々していた11月25日に1畝行いましたが、その後、霜が降り、地上部は凍みて枯れ、これで芋の生長はストップ。12月16日に第2回、12月31日に第3回、年が明けた1月30日に第4回、そして今日(2月25日)に第5回目のヤーコン掘りを行ないました。
うちでは、約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年連作しています。
例年7畝の栽培でしたが、一昨年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝(畝幅は約150センチ)とし、今年も同様に6畝としました。
なお、1畝(約10m)に13株(株間約70センチ)の栽培です。
2018年産の作付けは、前年同様2品種ですが、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、アンデスの雪4畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から第1畝 アンデスの雪 (11月末収獲予定)→11月25日
第2畝 アンデスの乙女 (11月末収獲予定)→12月16日
第3畝 アンデスの乙女 (12月末収獲予定)→12月31日
第4畝 アンデスの雪 (1月末収獲予定)→ 1月30日
第5畝 アンデスの雪 (2月末収獲予定)→ 2月25日
第6畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとし、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
そして、毎月下旬に西から1、2畝ずつ掘っていき、3月に掘り終えます。
なお、第4畝から先は真冬における芋の凍み防止のため、12月16日にビニールシートで覆っておきましたが、今日、この先暖かい日が続く予報なので、第6畝のシートを外しました。
<今年の第5回ヤーコン掘り:2月25日>
・西から第5列(アンデスの雪)
どの列も例年より全般に非常に育ちが悪いです。原因は、無肥料栽培としたこともありますが、何よりも今夏の例のない猛暑によるダメージが大きいでしょう。枯れるものもけっこうあり、今回の畝は4株が無収穫となりました。
これでは芋がほとんど採れないと思われたのですが、なんとか10.6kgの収穫がありましたが、平年作の3割弱と、みじめなものです。
種芋の生育も、平年よりずっと悪かったです。
<収穫と同時に来季の畝づくり>
第5畝のヤーコンの地上部は12月16日に鎌で刈り取り、これは第6畝との畝間に置いておきました。
第5畝を掘るに当たり、まず、テンワで枯草を畝の両脇に削り落とします。
次に、鍬で畝の片側の法面を掘り進み、ヤーコンの残骸やうっそうと生えていた枯草に土を被せていきます。そして、もう片側の法面を掘り進み、同様に土被せ。
次に、株間を鍬で両側に土退けするのが常でしたが、出来が悪いので、ビッチュウをふるって芋を掘り進めることとしました。
芋を掘り終わったら、片側のみ土をビッチュウで寄せて、今季の畝間が来季の作付け畝となるようにします。
今回、作った畝は、来期の第5畝で、ビッチュウで土移動をさせながら粗整形をしたところです。畝の中央下部には枯草などがたっぷり入りました。
来季も今季と同様に無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦することにしています。
掘り出した芋のうち上部に塊として付いているのが種芋で、これは、畝を完成させた後、畝の北の端に埋め込んでおきました。もう冷え込むことはないですから、前回までのような、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取るのは省略です。
<収獲した芋は水洗い>
収穫量が少なかったので、本日、ジェット水流で泥落し。
豊作のときは、大きなプラスチック桶に2回くぐらせるのですが、これでほとんどきれいに泥を落とせます。水洗いすると、日持ちが悪くなるかと思いますが、大半を、といっても今年は自家消費が半分近いでしょうが、当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
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2023年産ヤーコン芋の第4回(1畝)収獲
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-04-12-6
約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。 ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。 畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。<2023年産> 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。 西から 第1畝 アンデスの雪 (11月19日 収獲) 第2畝 アンデスの雪 (12月末 収獲予定)→1月2日収穫 第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)→2月17日収穫 第4畝 アンデスの雪 (2月末 収獲予定)→3月16日収穫 第5畝 アンデスの乙女 (3月中旬収獲予定)→3月16日収穫 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。 未収穫畝は12月25日に地上部を全部刈り取り、ビニールシートを被せて冬越ししてあります。<第4回ヤーコン掘り:3月16日>西から第4畝(アンデスの雪) 3月14日、やっと強い冷え込みが終わったので、ビニールシートを外す。 今日、3月16日第4畝を少々遅れたが、収穫作業(第5畝も。別記事)。 ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、昨年度産から植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。1畝約10m、15株ほどの栽培で5.2kgしかなかった。種芋もごく小さい。肥料不足と、猛暑が長かったせいだろう。 畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。→ヤーコンの種芋の保存方法 掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、翌日、簡単に水洗い。スーパーの買い物籠に入れたままジェット水流をかけて泥落とし。量が少ないから、これでOK。<2022年産> 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。 西から 第1畝 アンデスの雪 (11月27日 収獲) 第2畝 アンデスの乙女 ( 1月 8日 収獲) 第3畝 アンデスの雪 (2月12..
ヤーコン芋の収穫
どろんこ
2024-03-17T12:37:22+09:00
ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。
畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。
<2023年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月19日 収獲)
第2畝 アンデスの雪 (12月末 収獲予定)→1月2日収穫
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)→2月17日収穫
第4畝 アンデスの雪 (2月末 収獲予定)→3月16日収穫
第5畝 アンデスの乙女 (3月中旬収獲予定)→3月16日収穫
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
未収穫畝は12月25日に地上部を全部刈り取り、ビニールシートを被せて冬越ししてあります。
<第4回ヤーコン掘り:3月16日>西から第4畝(アンデスの雪)
3月14日、やっと強い冷え込みが終わったので、ビニールシートを外す。
今日、3月16日第4畝を少々遅れたが、収穫作業(第5畝も。別記事)。
ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、昨年度産から植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。1畝約10m、15株ほどの栽培で5.2kgしかなかった。種芋もごく小さい。肥料不足と、猛暑が長かったせいだろう。
畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。→ヤーコンの種芋の保存方法
掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、翌日、簡単に水洗い。スーパーの買い物籠に入れたままジェット水流をかけて泥落とし。量が少ないから、これでOK。
<2022年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月27日 収獲)
第2畝 アンデスの乙女 ( 1月 8日 収獲)
第3畝 アンデスの雪 (2月12日 収獲)
第4畝 アンデスの乙女 (3月19日 収獲)
第5畝 アンデスの雪 (3月19日 収獲)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2023年3月19日)
<第4回ヤーコン掘り>西から第4畝(アンデスの乙女)
ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、今年度産は植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。種芋だけは例年並みの豊作。
掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、簡単に水洗い。プラスチックの大箱に入れたままジェット水流をかけ、少しずつ取り出してスーパーの買い物籠に入れ、これもジェット水流をかける。これで、ほとんど泥落しができる。
水洗いした後で計量したところ、1畝全部で13kgとパッとしない出来。不作の原因はまったくもって不明。
なお、種芋は一緒に持ち帰り、明日切り分ける予定。
<2021年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月28日 収獲)
第2畝 アンデスの乙女 (12月20日部分収穫、1月初め残り収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月16日、23日 収獲)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2022年2月28日)
<第4回ヤーコン掘り>西から第4畝(アンデスの乙女)
ここ4年、無肥料・連作栽培しており、昨年までは地上部の生育は芳しくなかったが、今年は、種芋を従前のようなポット苗(芋の大きさは10~20g)ではなく、こぶし大の塊を直植えしたせいで、けっこう生育が良かった。
しかし、2か月前の第2畝(アンデスの乙女)同様、種芋ばかり大きく生育し、食用芋はわずかで、期待外れ。第1畝の「アンデスの雪」は、種芋は例年どおりの大きさで、食用芋は高収穫だったが、「アンデスの乙女」はまるで違うのにビックリ。「アンデスの乙女」は小さい種芋でないとダメなことが分かった。
掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、簡単に水洗い。プラスチックの大箱に入れたままジェット水流をかけ、少しずつ取り出してスーパーの買い物籠に入れ、これもジェット水流をかける。これで、ほとんど泥落しができる。
水洗いした後で計量したところ、1畝13株で13.3kgと不作。
なお、種芋は畝の北端に埋め込んで保存→ヤーコンの種芋の保存方法
<2020年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、昨年からアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月末 収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2021年2月28日)
<第4回ヤーコン掘り>西から第4畝(アンデスの乙女)
12月下旬に地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越ししてあります。
今日(2月28日)第4畝の収穫作業。
ここ4年、無肥料・連作栽培しており、イマイチの生育で、あまり期待できません。
まずは、第4畝の西面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、半分できている来季第3畝に枯草を寄せ、第4畝の西面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。これで来季第3畝が8割方できあがります。
次に、第4畝の東面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、第5畝との畝間に寄せ、第4畝の東面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。この箇所を来季第4畝の中心(峰)にします。
続いて、株間の土を東西に均等になるよう鍬で退けます。これで株周りが四角い形で残ります。この作業の間に、長く大きなヤーコン芋が引っかかって姿を見せることがありますが、折れることはないです。これは千切り取っておきます。
今度はビッチュウに持ち替え、株をグイっと掘り起こし(例年)するのですが、今年は出来が悪いので、鍬で十分掘り起こし可能。
芋の付き方が悪くて、やはりたいした収量にはなりそうにないです。なお、芋の形は良型のものが多いものの、ひび割れが散見されました。なお、毎年のことですが、小さなくず芋もけっこうありました。
1株掘る毎に、上部の種芋になる塊から下部の食用芋を千切り取り、食用芋のヒゲ根を手でむしり取る。太いヒゲ根は鎌で切り取り、食用芋は箱に入れる。そして、種芋になる塊から出ている根を鎌でざっと切り取り、これは退けておきます。
切り取った根、凍みた芋(今年は数本あり)、あまりに小さい芋、これらは隣の畝に放る。
<収穫後、すぐに来季の畝づくり>
今季の畝間が来季の畝、という形で、今年は畝を半畝分だけ東にずらします。
よって、まず、西側は来季第3畝で、先ほどの作業で8割方できており、芋掘りした部分の土を半分西に寄せて完成。残り半分の土を東に寄せて、来季第4畝が半分完成。残りは3月半ばに第5畝を掘るときに完成させます。
なお、来季も無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦。
種芋は、例年、畑で地中保存するのですが、今年は遠方の方に明日送ることにしており、箱に入れて自宅へ持ち帰り。
<収獲した芋は水洗い>
自宅に軽トラで運んで、食用部の芋は水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
ただし、今回は収穫量が少なかったですから、ジェット水流で泥落しをすることにしました。
ここで計量。15kgはあるなと思ったのですが、16.2kg。平年作の4割。少々さびしいです。無肥料栽培4年目という過酷な条件がきっと影響したのでしょう。
<2019年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月末 収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2020年2月24日)
<第4回ヤーコン掘り>西から第4畝(アンデスの乙女)
第1回ヤーコン掘りは12月1日に行い、その後12月22日には地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越ししてあります。
12月末にヤーコン掘りを予定した第2畝は、地上部を全部刈り取っただけで放置し、年明け後の1月6日に収穫作業を行いました。
次いで第3畝を1月26日に、そして今日(2月24日)第4畝の収穫作業。
2019年の夏もけっこう猛暑でしたが、前年のような酷いことはなく、さほどダメージは受けていませんが、畝の東のほうへ行けば行くほど生育が悪く、その原因は不明です。
なお、ここ3年、無肥料・連作栽培しており、今年生育がいい西から第1畝であっても、従前に比べると地上部の生育は若干見劣りがします。今日掘る第4畝もイマイチの生育で、あまり期待できません。
まずは、第4畝の西面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、半分できている来季第3畝に枯草を寄せ、第4畝の西面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。これで来季第3畝が8割方できあがります。
次に、第4畝の東面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、第5畝との畝間に寄せ、第4畝の東面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。この箇所を来季第4畝の中心(峰)にします。
続いて、株間の土を東西に均等になるよう鍬で退けます。これで株周りが四角い形で残ります。この作業の間に、長く大きなヤーコン芋が引っかかって姿を見せることがありますが、折れることはないです。これは千切り取っておきます。
今度はビッチュウに持ち替え、株をグイっと掘り起こし。芋の付き方が悪くて、やはりたいした収量にはなりそうにないです。なお、芋の形は良型のものが多いものの、表皮がゴツゴツしたものもけっこうありました。これは生育が悪かったからでしょう。なお、毎年のことですが、小さなくず芋もけっこうありました。
1株掘る毎に、上部の種芋になる塊から下部の食用芋を千切り取り、食用芋のヒゲ根を手でむしり取る。太いヒゲ根は鎌で切り取り、食用芋は箱に入れる。そして、種芋になる塊から出ている根を鎌でざっと切り取り、これは退けておきます。
切り取った根、凍みた芋(今年は全然なかった)、あまりに小さい芋、これらは別の箱に入れる。このまま畝に放置して、後から畝づくりするときに混ぜ込んでいいと思うも、来季のヤーコンが自家中毒するかもしれないと気になり、これらは、もう一つ先の畝間にばら撒き、1か月間、野ざらしにして枯れさせることにしています。
<収穫後、すぐに来季の畝づくり>
今季の畝間が来季の畝、という形で、今年は畝を半畝分だけ東にずらします。
よって、まず、西側は来季第3畝で、先ほどの作業で8割方できており、芋掘りした部分の土を半分西に寄せて完成。残り半分の土を東に寄せて、来季第4畝が半分完成。残りは2月末に第5畝を掘るときに完成させます。
ところが、昨年の5畝の畝づくりのとき、西のほうは畝間が広く、東のほうは狭くなっており、また、若干、平行四辺形の畑につき、畑の中央部の固定畝(グラジオラス)から東側を一昨年から気持ち扇型の畝配置に変更しつつあり、畝配置の修正に迫られました。
そこで、前回掘るとき、巻き尺を持ち出し、南側の畝幅155cm、北側の畝幅135cmとし、畝の峰に目印の棒を指し、畝配置をかなり修正することにしました。よって、今回の畝づくりで南のほうは若干の位置ずらし、北のほうはほとんど位置変更なしとなりました。
なお、来季も無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦。
さて、もう一仕事残っています。掘り出した芋のうち、上部の種芋になる塊を畝の北端部分を使って冬越しさせる作業。地面をフラットな状態にし、ここに2段で並べ置き、土をたっぷり掛け、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取り、軽く土をかけて袋が飛ばないようにしておきます。そして、周りに水たまりができないよう、鍬で溝づくり。
<収獲した芋は水洗い>
自宅に軽トラで運んで、水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
ただし、今回は収穫量が少なかったですから、平たいプラスチック桶に入れ、ジェット水流で泥落しをすることにしました。
ここで計量。15kgあってほしいと願うも、計量したら11.5kg。平年作の5割にも届きませんでした。少々さびしいです。無肥料栽培3年目という過酷な条件がきっと影響したのでしょう。
<2018年産>
(2019年1月30日)
2018年産ヤーコン掘りの第1回は、地上部がまだ青々していた11月25日に1畝行いましたが、その後、霜が降り、地上部は凍みて枯れ、これで芋の生長はストップ。12月16日に第2回、12月31日に第3回ヤーコン掘りを行ないました。
そして、年が明け、今日(1月30日)第4回ヤーコン掘りを行ないました。
うちでは、約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年連作しています。
例年7畝の栽培でしたが、一昨年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝(畝幅は約150センチ)とし、今年も同様に6畝としました。
なお、1畝(約10m)に13株(株間約70センチ)の栽培です。
2018年産の作付けは、前年同様2品種ですが、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、アンデスの雪4畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から第1畝 アンデスの雪 (11月末収獲予定)→11月25日
第2畝 アンデスの乙女 (11月末収獲予定)→12月16日
第3畝 アンデスの乙女 (12月末収獲予定)→12月31日
第4畝 アンデスの雪 (1月末収獲予定)→ 1月30日
第5畝 アンデスの雪 (2月末収獲予定)
第6畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとし、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
そして、毎月下旬に西から1、2畝ずつ掘っていき、3月に掘り終えます。
なお、第4畝からは芋の凍み防止のため、12月16日にビニールシートで覆ってあります。
<今年の第4回ヤーコン掘り:1月30日>
・西から第4列(アンデスの雪)
どの列も例年より全般に非常に育ちが悪いです。原因は、無肥料栽培としたこともありますが、何よりも今夏の例のない猛暑によるダメージが大きいでしょう。枯れるものもけっこうありました。(ただし、この畝は枯れるものはなかったです。)
これでは芋がほとんど採れないと思われたのですが、なんとか12.7kgの収穫がありましたが、平年作の3割強と、みじめなものです。
種芋の生育も、平年よりずっと悪かったです。
<収穫と同時に来季の畝づくり>
第4畝のヤーコンの地上部は12月16日に鎌で刈り取り、これは第5畝との畝間に置いておきました。
第4畝を掘るに当たり、まず、テンワで枯草を畝の両脇に削り落とします。
次に、鍬で畝の片側の法面を掘り進み、ヤーコンの残骸やうっそうと生えていた枯草に土を被せていきます。そして、もう片側の法面を掘り進み、同様に土被せ。
今度は、株間を鍬で両側に土退け。
これよりビッチュウをふるって芋を掘り進めます。
芋を掘り終わったら、片側のみ土をビッチュウで寄せて、今季の畝間が来季の作付け畝となるようにします。
今回、作った畝は、来期の第4畝で、ビッチュウで土移動をさせながら粗整形をしたところです。畝の中央下部には枯草などがたっぷり入りました。
来季も今季と同様に無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦することにしています。
掘り出した芋のうち上部に塊として付いているのが種芋で、これは、畝を完成させた後、畝の北の端に埋め込み、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取り、軽く土をかけて袋が飛ばないようにしておきました。
<収獲した芋は水洗い>
収穫量が少なかったので、本日、ジェット水流で泥落し。
豊作のときは、大きなプラスチック桶に2回くぐらせるのですが、これでほとんどきれいに泥を落とせます。水洗いすると、日持ちが悪くなるかと思いますが、大半を、といっても今年は自家消費が半分近いでしょうが、当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
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2023年産ヤーコン芋の第3回(1畝)収獲
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-04-12-7
約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。 ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。 畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。<2023年産> 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。 西から 第1畝 アンデスの雪 (11月19日 収獲) 第2畝 アンデスの雪 (12月末 収獲予定)→1月2日収穫 第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)→2月17日収穫 第4畝 アンデスの雪 (2月末 収獲予定) 第5畝 アンデスの乙女 (3月中旬収獲予定) 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。<第3回ヤーコン掘り:2月17日>西から第3畝(アンデスの雪) 未収穫畝は12月25日に地上部を全部刈り取り、ビニールシートを被せて冬越ししてあります。 今日、第3畝を少々遅れたが収穫作業。 ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、昨年度産から植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。1畝約10m、15株ほどの栽培で6.9kgしかなかった。種芋もごく小さい。肥料不足と、猛暑が長かったせいだろう。 畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。→ヤーコンの種芋の保存方法 掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、簡単に水洗い。プラスチックの大箱に入れたままジェット水流をかけ、少しずつ取り出してスーパーの買い物籠に入れ、これもジェット水流をかける。<2022年産> 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。 西から 第1畝 アンデスの雪 (11月27日 収獲) 第2畝 アンデスの乙女 (12月末収穫予定が1月8日収穫) 第3畝 アンデスの雪 (1月末収獲予定が2月12日収穫) 第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定) 第5..
ヤーコン芋の収穫
どろんこ
2024-02-17T16:04:50+09:00
ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。
畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。
<2023年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月19日 収獲)
第2畝 アンデスの雪 (12月末 収獲予定)→1月2日収穫
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)→2月17日収穫
第4畝 アンデスの雪 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの乙女 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第3回ヤーコン掘り:2月17日>西から第3畝(アンデスの雪)
未収穫畝は12月25日に地上部を全部刈り取り、ビニールシートを被せて冬越ししてあります。
今日、第3畝を少々遅れたが収穫作業。
ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、昨年度産から植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。1畝約10m、15株ほどの栽培で6.9kgしかなかった。種芋もごく小さい。肥料不足と、猛暑が長かったせいだろう。
畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。→ヤーコンの種芋の保存方法
掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、簡単に水洗い。プラスチックの大箱に入れたままジェット水流をかけ、少しずつ取り出してスーパーの買い物籠に入れ、これもジェット水流をかける。
<2022年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月27日 収獲)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末収穫予定が1月8日収穫)
第3畝 アンデスの雪 (1月末収獲予定が2月12日収穫)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第3回ヤーコン掘り:2月12日>西から第3畝(アンデスの雪)
第1回ヤーコン掘りは11月27日に行い、その後12月半ばには地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越ししてあります。
12月末にヤーコン掘りを予定した第2畝は、地上部を全部刈り取っただけで放置し、1月8日に収穫作業を行いました。シートなしでも芋が凍みることなし。
次いで、第3畝を今日(2月12日)少々遅れたが収穫作業。
ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、今年度産は植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。種芋だけは例年並みの豊作。
畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。→ヤーコンの種芋の保存方法
掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、簡単に水洗い。プラスチックの大箱に入れたままジェット水流をかけ、少しずつ取り出してスーパーの買い物籠に入れ、これもジェット水流をかける。これで、ほとんど泥落しができる。
水洗いした後で計量したところ、1畝全部でたったの8kgとパッとしない出来。全体に小振りの芋が多かったです。
不作の原因はまったくもって不明。
<2021年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月28日 収獲)
第2畝 アンデスの乙女 (12月20日部分収穫、1月初め残り収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第3回ヤーコン掘り:1月16日、23日>西から第3畝(アンデスの雪)
第1回ヤーコン掘りは11月28日に行い、その後12月12日には地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越ししてあります。
12月末にヤーコン掘りを予定した第2畝は、地上部を全部刈り取っただけで放置し、大半を12月20日に掘り、残り数株を1月9日に収穫作業を行いました。
次いで、第3畝を今日(1月23日)収穫作業。
ここ4年、無肥料・連作栽培しており、昨年までは地上部の生育は芳しくなかったが、今年は、種芋を従前のようなポット苗(芋の大きさは10~20g)ではなく、こぶし大の塊を直植えしたせいで、けっこう生育が良かった。第1畝が豊作であったので、この畝も期待したが、どういうわけか不作であった。日当たりのいい北のほうが良かっただけである。
掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、簡単に水洗い。プラスチックの大箱に入れたままジェット水流をかけ、少しずつ取り出してスーパーの買い物籠に入れ、これもジェット水流をかける。これで、ほとんど泥落しができる。
水洗いした後で計量したところ、1畝全部で21.1kgとパッとしない出来。全体に小振りの芋が多かったです。
なお、種芋は畝の北端に埋め込んで保存→ヤーコンの種芋の保存方法
<2020年産>
<2020年>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、昨年からアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月末 収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第3回ヤーコン掘り:1月25日>西から第3畝(アンデスの雪)
第1回ヤーコン掘りは11月29日に行い、その後12月13日には地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越ししてあります。
12月末にヤーコン掘りを予定した第2畝は、地上部を全部刈り取っただけで放置し、12月13日と27日に収穫作業を行いました。
次いで、第3畝を今日(1月26日)収穫作業。今夏もけっこう猛暑でしたが、昨年並みであり、さほどダメージはうけていません。
なお、ここ3年、無肥料・連作栽培しており、従前に比べると地上部の生育は若干見劣りがします。よって、収穫量も落ちる傾向にあります。
「ヤーコン掘り、収穫後に来年の畝づくり、収獲した芋の水洗い」については、昨年と同様ですので、記述を省略します。
水洗いした後で計量したところ、全部で21kgとパッとしない出来でした。表皮が荒れたものが多く、良品は少なかったです。
なお、シートが風で半分めくれていたものの、凍みた芋はなかったです。
<2019年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月末 収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第3回ヤーコン掘り:1月26日>西から第3畝(アンデスの雪)
第1回ヤーコン掘りは12月1日に行い、その後12月22日には地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越ししてあります。
12月末にヤーコン掘りを予定した第2畝は、地上部を全部刈り取っただけで放置し、年明け後の1月6日に収穫作業を行いました。
次いで、第3畝を今日(1月26日)収穫作業。
2019年の夏もけっこう猛暑でしたが、前年のような酷いことはなく、さほどダメージは受けていませんが、畝の東のほうへ行けば行くほど生育が悪く、その原因は不明です。
なお、ここ3年、無肥料・連作栽培しており、今年生育がいい西から第1畝であっても、従前に比べると地上部の生育は若干見劣りがします。今日掘る第3畝もイマイチの生育で、あまり期待できません。
まずは、第3畝の西面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、半分できている来季第2畝に枯草を寄せ、第3畝の西面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。これで来季第2畝が8割方できあがります。
次に、第3畝の東面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、第4畝との畝間に寄せ、第3畝の東面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。この箇所を来季第3畝の中心(峰)にします。
続いて、株間の土を東西に均等になるよう鍬で退けます。これで株周りが四角い形で残ります。この作業の間に、長く大きなヤーコン芋が引っかかって姿を見せることがありますが、折れることはないです。これは千切り取っておきます。
今度はビッチュウに持ち替え、株をグイっと掘り起こし。芋の付き方が悪くて、やはりたいした収量にはなりそうにないです。なお、芋の形は良型のものが多いものの、表皮がゴツゴツしたものもけっこうありました。これは生育が悪かったからでしょう。なお、毎年のことですが、小さなくず芋もけっこうありました。
1株掘る毎に、上部の種芋になる塊から下部の食用芋を千切り取り、食用芋のヒゲ根を手でむしり取る。太いヒゲ根は鎌で切り取り、食用芋は箱に入れる。そして、種芋になる塊から出ている根を鎌でざっと切り取り、これは退けておきます。
切り取った根、凍みた芋(ほとんどない)、あまりに小さい芋、これらは別の箱に入れる。このまま畝に放置して、後から畝づくりするときに混ぜ込んでいいと思うも、来季のヤーコンが自家中毒するかもしれないと気になり、これらは、もう一つ先の畝間にばら撒き、1か月間、野ざらしにして枯れさせることにしています。
<収穫後、すぐに来季の畝づくり>
今季の畝間が来季の畝、という形で、今年は畝を半畝分だけ東にずらします。
よって、まず、西側は来季第2畝で、先ほどの作業で8割方できており、芋掘りした部分の土を半分西に寄せて完成。残り半分の土を東に寄せて、来季第3畝が半分完成。残りは2月末に第4畝を掘るときに完成させます。
ところが、昨年の5畝の畝づくりのとき、西のほうは畝間が広く、東のほうは狭くなっており、また、若干、平行四辺形の畑につき、畑の中央部の固定畝(グラジオラス)から東側を一昨年から気持ち扇型の畝配置に変更しつつあり、畝配置の修正に迫られました。
そこで、巻き尺を持ち出し、南側の畝幅155cm、北側の畝幅135cmとし、畝の峰に目印の棒を指し、畝配置をかなり修正することにしました。
なお、来季も無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦。
さて、もう一仕事残っています。掘り出した芋のうち、上部の種芋になる塊を畝の北端部分を使って冬越しさせる作業。地面をフラットな状態にし、ここに2段で並べ置き、土をたっぷり掛け、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取り、軽く土をかけて袋が飛ばないようにしておきます。そして、周りに水たまりができないよう、鍬で溝づくり。これが、いつものやり方ですが、この畝の種芋の塊は随分と小さなものばかりでしたので、同じ品種の第1畝の保存場所の土を少し退け、一緒に保存することとしました。
<収獲した芋は水洗い>
自宅に軽トラで運んで、水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
ただし、今回は収穫量が少なかったですから、平たいプラスチック桶に入れ、ジェット水流で泥落しをすることにしました。
ここで計量。20kgはあろうかと予想されるも、計量したら16.9kg。平年作の5割に届きませんでした。少々さびしいです。無肥料栽培3年目という過酷な条件がきっと影響したのでしょう。
<2018年産>
今年の第1回ヤーコン堀りは、地上部がまだ青々していた11月25日に1畝行いましたが、その後、霜が降り、地上部は凍みて枯れ、これで芋の生長はストップ。
12月16日に第2回、今日(12月31日)に第3回ヤーコン掘りを行ないました。
うちでは、約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年連作しています。
例年7畝の栽培でしたが、一昨年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝(畝幅は約150センチ)とし、今年も同様に6畝としました。
なお、1畝(約10m)に13株(株間約70センチ)の栽培です。
今年の作付けは昨年同様2品種ですが、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるためにアンデスの雪4畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から第1畝 アンデスの雪 (11月末収獲予定)→11月25日
第2畝 アンデスの乙女 (11月末収獲予定)→12月16日
第3畝 アンデスの乙女 (12月末収獲予定)→12月31日
第4畝 アンデスの雪 (1月末収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (2月末収獲予定)
第6畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとし、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
そして、毎月下旬に西から1、2畝ずつ掘っていき、3月に掘り終えます。
<今年の第3回ヤーコン掘り:12月31日>
・西から第3列(アンデスの乙女)
どの列も例年より全般に非常に育ちが悪いです。原因は、無肥料栽培としたこともありますが、何よりも今夏の例のない猛暑によるダメージが大きいでしょう。枯れるものもけっこうありました。(ただし、この畝は枯れるものはなかったです。)
これでは芋がほとんど採れないと思われたのですが、なんとか11.2kgの収穫がありましたが、平年作の3割とみじめなものです。
種芋の生育は、平年より若干悪い程度でした。
<収穫後、すぐに来季の畝づくり>
第3畝は12月16日にヤーコンの地上部を鎌で刈り取り、これは第4畝との畝間に置いておきました。
第3畝を掘るに当たり、まずテンワで畝の枯草(峰から第4畝側半分)を畝間に削り落とします。次に鍬で畝の法面を掘り進み、ヤーコンの残骸やうっそうと生えていた枯草に土を被せていきます。その後で、反対側の法面を鍬で掘り進み、前回に半分できている来年の畝に土寄せします。
これよりビッチュウで畝を崩しながら、芋を掘り進めます。
こうしたやり方で、今年の畝間が来年の作付け畝となるようにします。
今回、作った畝は、来期の第3畝で、ビッチュウで土移動をさせながら、粗整形をしたところです。畝の中央下部には枯草などがたっぷり入りました。
来期も今期と同様に無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦することにしています。
掘り出した芋のうち上部に塊として付いているのが種芋で、これは、畝を完成させた後、畝の北の端に埋め込み、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取り、軽く土をかけて袋が飛ばないようにしておきました。
<収獲した芋は水洗い>
本日、水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を、といっても今年は自家消費が半分近いでしょうが、当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
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ヤーコン畑の畝作り
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-04-11
約100㎡のヤーコン専用畑(2019年からは約70㎡)。約10mの畝を5畝(2018年まで6畝、2015年までは7畝)立て、毎年ここで連作しだして、もう15年目になります。近年、体力が落ち、労力を要しない作物への切り替えで、規模縮小しています。 専用畑にする前は、畑全体を使っての夏野菜との輪作でしたが、ヤーコンの跡に翌年トマトを植えたら全滅し、ナスもだいぶダメージを受けました。ヤーコンの根の毒がトマトやナスに悪影響したと考えられます。そして、トマトが順調に育つようになるのに2、3年かかりましたし、ナスが従前に戻るのに数年かかりました。 よって、ヤーコンは専用の畑で連作することにした次第です。 5月半ばに行うヤーコン苗の定植のための畝立ては、例年4月になって行っていましたが、2016年からは、ヤーコン芋の収穫(11月下旬から毎月下旬に、3月まで)の直後に、来季の畝作りを順次行うことにしました。 前年の畝間に、翌年の畝立て、というやり方です。 畝間には前年に繁茂した雑草の枯草があり、刈り取ったヤーコンの地上部の枯れた残骸、そして他から持ち込んだナスなど夏野菜の残骸を入れ込んでいます。 ヤーコン芋の収獲時に掘り起こした畝の土や枯草を畝間に動かし、これで概ねフラットな状態になりますが、1畝の収穫が終わったところで、ビッチュウや鍬で土移動をさせて畝間に盛土し、来季の畝とするというやり方です。残骸がけっこうかさばり、思いのほか高畝になってしまいます。(下の写真は2018年4月2日撮影) ただし、2022年からは、畝づくりがかなりの重労働となるため、省力化優先で、前年の畝をそのまま使うことにしました。 なお、畝幅は、若干みっともないですが、南側165cm、北側150cm(2021年から、南側158cm、北側145cmに変更。さらに2023年から南側148cm、北側130cmに変更。)で、少しばかり扇型にしています。これは畑が若干変形した形になっているからです。 さて、施肥ですが、以前は畝づくりのときに各種有機肥料をすき込み、定植穴にはたっぷりの牛糞堆肥(1株当たり2リットル程度)を入れ込み、追肥なしでけっこうな収穫量が得られていました。 ところで、近年、自然農法を極力取り入れるべく、先ずは福岡正信氏が提唱する自然農法を参考に、2015、6年(従前どおり施肥栽培)は「雑草との共生」を図り、ヤーコンが雑草に負けそうになったら、草..
ヤーコンの栽培
どろんこ
2024-02-17T15:52:57+09:00
専用畑にする前は、畑全体を使っての夏野菜との輪作でしたが、ヤーコンの跡に翌年トマトを植えたら全滅し、ナスもだいぶダメージを受けました。ヤーコンの根の毒がトマトやナスに悪影響したと考えられます。そして、トマトが順調に育つようになるのに2、3年かかりましたし、ナスが従前に戻るのに数年かかりました。
よって、ヤーコンは専用の畑で連作することにした次第です。
5月半ばに行うヤーコン苗の定植のための畝立ては、例年4月になって行っていましたが、2016年からは、ヤーコン芋の収穫(11月下旬から毎月下旬に、3月まで)の直後に、来季の畝作りを順次行うことにしました。
前年の畝間に、翌年の畝立て、というやり方です。
畝間には前年に繁茂した雑草の枯草があり、刈り取ったヤーコンの地上部の枯れた残骸、そして他から持ち込んだナスなど夏野菜の残骸を入れ込んでいます。
ヤーコン芋の収獲時に掘り起こした畝の土や枯草を畝間に動かし、これで概ねフラットな状態になりますが、1畝の収穫が終わったところで、ビッチュウや鍬で土移動をさせて畝間に盛土し、来季の畝とするというやり方です。残骸がけっこうかさばり、思いのほか高畝になってしまいます。
(下の写真は2018年4月2日撮影)
ただし、2022年からは、畝づくりがかなりの重労働となるため、省力化優先で、前年の畝をそのまま使うことにしました。
なお、畝幅は、若干みっともないですが、南側165cm、北側150cm(2021年から、南側158cm、北側145cmに変更。さらに2023年から南側148cm、北側130cmに変更。)で、少しばかり扇型にしています。これは畑が若干変形した形になっているからです。
さて、施肥ですが、以前は畝づくりのときに各種有機肥料をすき込み、定植穴にはたっぷりの牛糞堆肥(1株当たり2リットル程度)を入れ込み、追肥なしでけっこうな収穫量が得られていました。
ところで、近年、自然農法を極力取り入れるべく、先ずは福岡正信氏が提唱する自然農法を参考に、2015、6年(従前どおり施肥栽培)は「雑草との共生」を図り、ヤーコンが雑草に負けそうになったら、草刈機でざっと草刈するだけにしています。そうしたところ、2年連続してヤーコン芋を高収穫することができました。2017年もそうしたのですが、1畝以外は不作で、天候不順が原因のようですが、はっきりしたことは不明です。
福岡正信氏の基本路線は「不起耕」なのですが、ヤーコンの場合は、芋を掘らねばならず、畑全体が「起耕」状態になってしまいます。ですから、イマイチぴったりいきません。
そうしたところ、2017年に、ある方から「炭素循環農法=たんじゅん農」というものがあることを教わりました。窒素分を多く含むものは禁忌で、炭素分が多いものを入れ込み、土壌が改善したら、ほとんど不起耕でいけるというものです。
→「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
初期には高炭素素材をすき込むと良いとのことで、1に廃菌床、2にトウモロコシの残骸、3に刻み藁という順番になるようで、入手が容易な刻み藁を入れたかったのですが、在庫不足で入れることができませんでした。
敷き込んだ雑草の枯草、ヤーコンの地上部の残骸、ナスなど野菜の残骸が、どの程度効果を発揮するかわかりませんが、これでもって「たんじゅん農」1年目の試験栽培を2018年に実施しました。
そうしたところ、この年は史上最大の猛暑となり、暑さに弱いヤーコンは大ダメージを受け、20年を超える栽培歴の中で、最悪の収穫量となってしまい、無肥料栽培での収穫減がどの程度のものかは分かりませんでした。
2019年は、さほどの猛暑ではなかったですが、やはり無肥料栽培がたたったのでしょう、不作となり、20年、21年も不作で、これはやはり無肥料栽培の影響でしょう。
そうしたことから、2022年は定植時に牛糞堆肥を1株当たり1.3リットル入れ込む(肥料はこれだけ)ことにしました。しかし、前年より不作で終わりました。原因不明。
2023年は、ヤーコン区画の東側(夏野菜輪作)の畝幅が小さすぎるので、これを通常幅に広げ、ヤーコン畝の畝幅を少々狭くすることとし、全体に畝移動することに。
2024年は、ここのところ続けていた前年の畝をそのまま使うのではなく、2016年からしばらく続けていた半畝ずらし(前年の畝間を畝の峰にもっていく)に戻しました。というのは、西隣のグラジオラスの畝を1畝廃止したので、畝間に入れ込んである刈り取ったヤーコンの地上部の枯れた残骸、他から持ち込んだナスなど夏野菜の残骸、そして畝間に繁茂した雑草の枯草を埋め込んで堆肥化させたほいうが何かと都合がいいからです。
<2024年産>
2.12西から第1畝の畝立てを行った。
まず、第1畝となる場所に、肥料(石灰、鶏糞、牛糞)を適当量ばら撒き、次に西隣のグラジオラス畝との畝間をビッチュウで起こす。
畝の峰となる場所の土を小型ビッチュウで両側に退け、枯草とヤーコンの残骸を敷き込み、土戻しをしながら畝の整形。
北のほうは貸畑にしているから、6mほどの畝にしかならなかった。
2.17西から第2、3畝の畝立てを行った。
第1畝とは畝立て法に若干の違いあり。まず、肥料(石灰、牛糞)を適当量ばら撒き、両側の畝からビッチュウで畝間に軽く土移動。再度肥料(石灰、鶏糞)を適当量ばら撒き、テンワで軽く土移動。第1畝と同程度の大きさの畝にする。こうして2畝を完成させた。
なお、畝間隔が均一になるよう、昨季の各畝間(今季の峰になる位置)に短い棒を挿してから畝立てを行った。
3.16西から第4、5畝を収穫後すぐに前回と同様にして畝立てを行った。
<2023年産>
3.27ヤーコン区画の東側(夏野菜輪作)の畝幅が小さすぎるので、ヤーコン畝の土を削り、土寄せして通常幅に広げる。ヤーコン最東端の畝が半分弱になったので、隣のヤーコン畝から土移動。なお、このとき、畝間に置かれた夏野菜残渣や枯れ草を畝の法面に埋め込み。
ここで、寸法を取って、各畝の峰が等間隔になるよう、印をつける。南側148cm、北側130cmとした。
法面を掘って、夏野菜残渣や枯れ草を埋め込みつつ、若干の畝移動を行う。これの繰り返しで、全部で5畝を整形。最東端の畝が気持ち小さくなってしまった。
例年、少々高畝になりすぎるが、今年はさほど目立たない高畝となった。
なお、肥料は入れ込まず。苗の植え付け時に昨年と同様に微肥料で行く予定。
<2022年産>
今季は、昨季の畝をそのまま使いますので、昨季の収穫時にあまり土を動かさないようにしました。でも、けっこう凸凹し、また、一部の土が法面に移動したりしています。定植作業が少々やりにくいですが、今季は定植穴に牛糞堆肥を混ぜ込むことにしていますから、問題ないでしょう。
ということで、今年は、事前の畝づくりは完全省略。
<2021年産>
(3月1日)
今年の畝は昨年の畝間となる形で半畝ずれ、一昨年と同じ位置に戻ります。収穫時に順次、畝づくりをしてきており、3月中旬に掘る第5畝の収穫時に畝全部が完成しています。既に4畝が完成していますが、畝間に入れ込んだ夏野菜の残骸や畝間に生えた雑草の枯れたものが意外に多く、かなりの高畝となってしまいました。
一昨年ほどではないですが、昨年も畝幅が若干不ぞろいでしたので、今年立てた畝も不ぞろい。よって、定植位置はメジャーで測って、均等間隔になるよう目印の棒を差しておきました。
今年も無肥料栽培とし、例年は5月中頃にポット苗を定植していますが、今年の植え付けは種芋の直植えとし、3月2日に「アンデスの乙女」、3月中旬に第5畝の「アンデスの雪」収穫時に直ぐに種芋の植え付けをすることとします。
(3月14日)
今日、第5畝の「アンデスの雪」収穫し、併せて今季ヤーコンの第5畝も作る。いったん自宅に持ち帰り、種芋を切り分け、切り分けにくい大きな塊だけを再び畑に持っていき、早速直植え。今年の3月は冷え込みがないから、こんなにも早い時期に植え付けができ、助かります。
<2020年産>
(4月29日)
今年の畝は昨年の畝間となる形で半畝ずれています。収穫時に順次、畝づくりをしてきており、最後に掘った3月下旬に畝は完成しています。
ただし、昨年は畝幅が不ぞろいでしたし、東隣の野菜区画と整合性を持たせるため、若干畝の位置をずらし、東のほうは北端がほぼ昨年の畝と同じ位置に。
今日、雑草がけっこう生えてきたので草叩き。そして、スギナ除去。
今年も無肥料栽培とし、5月中頃にポット苗を定植しようと思っています。
<2019年産>
(2019年4月11日)
上述したようにヤーコン畑の畝作りは3月末には完成しています。随分と広幅で、かつ高畝となっています。
今年も無肥料栽培とし、5月中頃にポット苗を定植しようと思っています。
(付記:慣行農法で行われる皆さんの畝立てに参考になりそうな事項を以下に挙げておきます。)
・湿り気がある土壌では高畝にするといいようです。畝が低いと、梅雨明け時の高温と相まって、根腐れして全滅の恐れもあります。また、秋に畝が乾くと、食用部の芋が大きくなり、種芋となる根塊の生長が抑えられるとのことです。
・幾畝も栽培する場合は、畝幅は150cm以上、株間70cm以上にするとよいと思われます。その昔、畝幅を120cmにしていましたが、うっそうと生い茂るヤーコンですから、お盆過ぎにアブラムシが大発生し、ヤーコンの成育にけっこうダメージがありました。また、隣の畝とゴッツンコしてしまい、十分に日光が当たらなくて1株当たりの収量が上がらず、畝幅は広くても狭くても単位面積当たりの収量は変わらないと思われます。株間も以前は60cmでしたが、今は70~80cmにしています。株間が狭いと1株当たりの収量は落ちますし、豊作のときには掘るときに芋が折れやすくなります。
そうしたことから、100㎡に100株までを基本にした方がいいと思います。うちの場合は100㎡に約80株程度です。
・連作するには、牛糞堆肥をたっぷりすき込むと良いとのことで、例年1株当たり2リットル程度の牛糞を入れ込んでいましたが、多ければ多いほど連作障害も減り、多収穫となるのは間違いないようです。なお、他の堆肥でも同様な効果があると思われます。
・鉄分が十分ある土壌でヤーコンを栽培すると、収穫した芋が長持ちするとのことで、2012、3年頃に、使い捨てカイロ(自治会の金属類収集日にもらい受け)から取り出した酸化鉄をけっこうな量、入れ込みました。
して、その効果はというと、残念ながらはっきりしません。引き続き酸化鉄の入れ込みを行うといいのでしょうが、使い捨てカイロを叩いて粉末にする作業にけっこう労力を要しますから、2014年以降はやっていません。
・真夏に35℃以上の猛暑が続く地域では、地熱も上がりヤーコンの根にもダメージがいきますから、その頃には雑草を繁茂させておくと、かなりダメージを減ずることができます。また、これは保水にもなり、旱魃の害も小さくします。よって、追肥は梅雨入り頃までに完了させる必要があります。雑草が繁茂した後では追肥作業は大変ですからね。
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1.2 ファーマー初仕事はヤーコン1畝掘り
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2024-01-03-1
別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ヤーコンに関するものは、このブログで再掲することにします。<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1) 今年、5畝(1畝約10m)栽培しているヤーコン。1畝は11月末に掘り、以後、毎月末頃に1畝ずつ掘っていく算段。当店(薬屋)の月初めセールでお客様に差し上げるべく、かようなスケジュールを組んでいる。 しかし、昨夏の長期にわたる猛暑のせいで、ヤーコン芋の出来はチョウ不作。まずまず格好の良い芋となるとほんのわずかしかなく、11月末に掘った芋は全部自家消費にまわしたところである。まだ、そのクズ芋がけっこう残っているが、調理しにくいゆえに、それは処分することとし、新たに1畝を年末年始の期間中に掘ることにした。 あれこれの都合で、今回は今日(2日)以降、4日までに掘りたい。明日は曇りがちで寒そうだし、明後日はけっこう風が吹くとの予報。よって、良く晴れて風もない今日、お昼過ぎから掘ることとした次第。 2畝目は1畝目より地上部の生育は悪く、よって芋の出来も悪い。その分、掘るのに力がいらず、簡単に掘れ、運搬、水洗いも楽にできる。その点は有り難いのだが、やはり寂しい思いにさせられる。今回の分も全部自家消費にまわすしかない、哀れな収穫。豊作のときは1畝(13株)で30キロは軽く超えるのだが、今回はたったの5キロしかなかった。 まあ、しかし、良く晴れて、とても穏やかな日和のなかで、ファーマー初仕事をさせてもらえるのは、有り難いことである。お天道さまに感謝、感謝、感謝。※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
よもやま話、雑感
どろんこ
2024-01-03T07:42:23+09:00
<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
今年、5畝(1畝約10m)栽培しているヤーコン。1畝は11月末に掘り、以後、毎月末頃に1畝ずつ掘っていく算段。当店(薬屋)の月初めセールでお客様に差し上げるべく、かようなスケジュールを組んでいる。
しかし、昨夏の長期にわたる猛暑のせいで、ヤーコン芋の出来はチョウ不作。まずまず格好の良い芋となるとほんのわずかしかなく、11月末に掘った芋は全部自家消費にまわしたところである。まだ、そのクズ芋がけっこう残っているが、調理しにくいゆえに、それは処分することとし、新たに1畝を年末年始の期間中に掘ることにした。
あれこれの都合で、今回は今日(2日)以降、4日までに掘りたい。明日は曇りがちで寒そうだし、明後日はけっこう風が吹くとの予報。よって、良く晴れて風もない今日、お昼過ぎから掘ることとした次第。
2畝目は1畝目より地上部の生育は悪く、よって芋の出来も悪い。その分、掘るのに力がいらず、簡単に掘れ、運搬、水洗いも楽にできる。その点は有り難いのだが、やはり寂しい思いにさせられる。今回の分も全部自家消費にまわすしかない、哀れな収穫。豊作のときは1畝(13株)で30キロは軽く超えるのだが、今回はたったの5キロしかなかった。
まあ、しかし、良く晴れて、とても穏やかな日和のなかで、ファーマー初仕事をさせてもらえるのは、有り難いことである。お天道さまに感謝、感謝、感謝。
※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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2023年産ヤーコン芋の第2回(1畝)収獲
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-04-12-8
約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。 ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。 畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。<2023年産> 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。 西から 第1畝 アンデスの雪 (11月19日 収獲) 第2畝 アンデスの雪 (12月末 収獲予定)→1月2日収穫 第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定) 第4畝 アンデスの雪 (2月末 収獲予定) 第5畝 アンデスの乙女 (3月中旬収獲予定) 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。<第2回ヤーコン掘り:1月2日>西から第2畝(アンデスの雪) 昨年12月25日に上部を鎌で刈り取っておいた。ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、昨年度産から植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、昨年度の出来はイマイチであったが、今年度産は猛暑が長引いたせいか生育がとんと悪く、芋の出来はメチャ悪い。 食用部を水洗いし計量したら、4.9kgしかなかった。 なお、畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。<2022年産> 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。 西から 第1畝 アンデスの雪 (11月27日 収獲) 第2畝 アンデスの乙女 (1月初め 収獲予定) 第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定) 第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定) 第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定) 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。(2023年1月8日) 昨年12月半ばに上部を草刈機で刈り取り、枯草で覆っておいた。今日、その枯草を第1畝の際に退け、ビッチュウで掘り起こし。ここ何年か無肥料連作してき..
ヤーコン芋の収穫
どろんこ
2024-01-02T15:20:30+09:00
ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。
畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。
<2023年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月19日 収獲)
第2畝 アンデスの雪 (12月末 収獲予定)→1月2日収穫
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの雪 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの乙女 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第2回ヤーコン掘り:1月2日>西から第2畝(アンデスの雪)
昨年12月25日に上部を鎌で刈り取っておいた。ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、昨年度産から植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、昨年度の出来はイマイチであったが、今年度産は猛暑が長引いたせいか生育がとんと悪く、芋の出来はメチャ悪い。
食用部を水洗いし計量したら、4.9kgしかなかった。
なお、畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。
<2022年産>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月27日 収獲)
第2畝 アンデスの乙女 (1月初め 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2023年1月8日)
昨年12月半ばに上部を草刈機で刈り取り、枯草で覆っておいた。今日、その枯草を第1畝の際に退け、ビッチュウで掘り起こし。ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、今年度産は植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来はイマイチ。種芋だけはメチャ豊作。
畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。
食用部を水洗いし、計量。16.8kgと不作。
<2021年>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月28日 収獲)
第2畝 アンデスの乙女 (12月20日部分収穫、1月初め残り収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第2回ヤーコン掘り:12月20日>西から第2畝(アンデスの乙女)の一部
2か所へ贈答するため、一部を掘ることに。
ここ4年、無肥料・連作栽培しており、昨年までは地上部の生育は芳しくなかったが、今年は、種芋を従前のようなポット苗(芋の大きさは10~20g)ではなく、こぶし大の塊を直植えしたせいで、けっこう生育が良かった。
期待して掘ったところ、種芋ばかり大きく生育し、食用芋はわずかで、期待外れ。第1畝の「アンデスの雪」は、種芋は例年どおりの大きさで、食用芋は高収穫だったが、「アンデスの乙女」はまるで違うのにビックリ。「アンデスの乙女」は小さい種芋でないとダメなことが分かった。
よって、4株も掘れば十分と思っていたところ、倍の8株掘って、収穫量は8.2kと不作。水洗いして、明日、2か所に発送。クズ芋は自家用に。
(12月25日)
明日から冷え込むから、残してある部分にシート掛け。南2株は掛けられず。その代わりに枯草をたっぷり掛けておいた。
(2022年1月9日)
残してある数株を収穫。日当たりが悪いこともあって収量は少なく、2kg弱しかない。1畝全体での収穫量は約10kg。
<2020年>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、昨年からアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月末 収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第2回ヤーコン掘り:12月27日>西から第2畝(アンデスの乙女)
第1回ヤーコン掘りは11月29日に行い、その後12月13日には地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越ししてあります。
12月末にヤーコン掘りを予定した第2畝は、地上部を全部刈り取っただけで放置。12月13日に自家用に小々掘り、残りを本日収穫作業を行いました。
今夏もけっこう猛暑でしたが、昨年並みであり、さほどダメージはうけていません。
なお、ここ3年、無肥料・連作栽培しており、従前に比べると地上部の生育は若干見劣りがします。よって、収穫量も落ちる傾向にあります。
「ヤーコン掘り、収穫後に来年の畝づくり、収獲した芋の水洗い」については、昨年と同様ですので、記述を省略します。
水洗いした後で計量したところ、全部で12.4kgとパッとしない出来でした。
<2019年>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月末 収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第2回ヤーコン掘り:1月6日>西から第2畝(アンデスの乙女)
第1回ヤーコン掘りは12月1日に行い、その後12月22日には地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越ししてあります。
12月末にヤーコン掘りを予定した第2畝は、地上部を全部刈り取っただけで放置。本日収穫作業を行いました。
今夏もけっこう猛暑でしたが、昨年のような酷いことはなく、さほどダメージはうけていませんが、畝の東のほうへ行けば行くほど生育が悪く、その原因は不明です。
なお、ここ3年、無肥料・連作栽培しており、今年生育がいい西から第1畝であっても、従前に比べると地上部の生育は若干見劣りがします。今日掘る第2畝もイマイチの生育で、あまり期待できません。
まずは、第2畝の西面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、半分できている来季第1畝に枯草を寄せ、第2畝の西面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。これで来季第1畝が8割方できあがります。
次に、第2畝の東面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、第3畝との畝間に寄せ、第2畝の東面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。この箇所を来季第2畝の中心(峰)にします。
続いて、株間の土を東西に均等になるよう鍬で退けます。これで株周りが四角い形で残ります。この作業の間に、長く大きなヤーコン芋が引っかかって姿を見せることがありますが、折れることはないです。これは千切り取っておきます。
今度はビッチュウに持ち替え、株をグイっと掘り起こし。芋の付き方が悪く、やはりたいした収量にはなりそうにないです。なお、芋の形はほとんどが良型で、ひび割れしたものは少なかったです。ただし、毎年のことですが、小さなくず芋はけっこうありました。
1株掘る毎に、上部の種芋になる塊から下部の食用芋を千切り取り、食用芋のヒゲ根を手でむしり取る。太いヒゲ根は鎌で切り取り、食用芋は箱に入れる。そして、種芋になる塊から出ている根を鎌でざっと切り取り、これは退けておきます。
切り取った根、凍みた芋(ほとんどない)、あまりに小さい芋、これらは別の箱に入れる。このまま畝に放置して、後から畝づくりするときに混ぜ込んでいいと思うも、来季のヤーコンが自家中毒するかもしれないと気になり、これらは、もう一つ先の畝間にばら撒き、1か月間、野ざらしにして枯れさせることにしています。
<収穫後、すぐに来季の畝づくり>
今季の畝間が来季の畝、という形で、今年は畝を半畝分東にずらします。
よって、まず、西側は来季第1畝で、先ほどの作業で8割方できており、芋掘りした部分の土を半分西に寄せて完成。残り半分の土を東に寄せて、来季第2畝が半分完成。残りは1月末に第3畝を掘るときに完成させます。
なお、来季も無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦。
さて、もう一仕事残っています。掘り出した芋のうち、上部の種芋になる塊を畝の北端部分を使って冬越しさせる作業。地面をフラットな状態にし、ここに2段で並べ置き、土をたっぷり掛け、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取り、軽く土をかけて袋が飛ばないようにしておきます。そして、周りに水たまりができないよう、鍬で溝づくり。
<収獲した芋は水洗い>
自宅に軽トラで運んで、水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
ここで計量。20kgはあろうかと予想され、計量したら21.4kg。平年作の6割ほどの出来。少々さびしいです。
<2018年>
(12月16日)
今年の第1回ヤーコン堀りは、地上部がまだ青々していた11月25日に1畝行いましたが、その後、霜が降り、地上部は凍みて枯れ、これで芋の生長はストップ。
今日(12月16日)第2回ヤーコン掘りを行ないました。
うちでは、約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年連作しています。
例年7畝の栽培でしたが、一昨年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝(畝幅は約150センチ)とし、今年も同様に6畝としました。
なお、1畝(約10m)に13株(株間約70センチ)の栽培です。
今年の作付けは、昨年同様2品種ですが、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、アンデスの雪4畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から第1畝 アンデスの雪 (11月末収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (11月末収獲予定)→12月半ばに変更
第3畝 アンデスの乙女 (12月末収獲予定)
第4畝 アンデスの雪 (1月末収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (2月末収獲予定)
第6畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとし、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
そして、毎月下旬に西から1、2畝ずつ掘っていき、3月に掘り終えます。
<今年の第2回ヤーコン掘り:12月16日>
・西から第12(アンデスの乙女)
どの列も例年より全般に非常に育ちが悪いです。原因は、無肥料栽培としたこともありますが、何よりも今夏の例のない猛暑によるダメージが大きいでしょう。
13株中、数株は猛暑で枯れてしまっています。
これでは芋がほとんど採れないと思われたのですが、なんとか6.2kgの収穫がありましたが、第1畝(アンデスの雪)が8.2kgでしたから、それより悪いです。
平年作の2割にも達しません。予想どおり悲惨なものに終わりました。
種芋の生育も気になったのですが、食用部の芋と同様に出来が悪かったです。
<収穫後、すぐに来季の畝づくり>
第2畝を掘る前に、ヤーコンの地上部を鎌で刈り取り、これは第3畝に被せておきました。年末に第3畝を掘るまで、どれだけかの凍み防止になるでしょう。次に、枯れた雑草を鎌でざっと刈り取り畝の両サイドに押しやります。
第2畝と第3畝の畝間には、第1畝のヤーコンの残骸は入れ込んであります。
第2畝を掘るに当たり、まず鍬で畝の法面を掘り進み、ヤーコンの残骸やうっそうと生えていた枯草に土を被せていきます。次に、ビッチュウで畝を崩しながら、両サイドに土をはね、芋を掘り進めます。
こうしたやり方で、今年の畝間が来年の作付け畝となるようにします。
今回、作った畝は、来季の第2畝で、テンワで土移動をさせながら、粗整形をしたところです。畝の中央下部には枯草などがたっぷり入りました。
来期も今期と同様に無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦することにしています。
掘り出した芋のうち上部に塊として付いているのが種芋で、これは、畝を完成させた後、畝の北の端に埋め込み、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取り、軽く土をかけて袋が飛ばないようにしておきました。
<収獲した芋は水洗い>
本日、水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を、といっても今年は自家消費が半分近いでしょうが、当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
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ヤーコン畝、3畝は掘らずにシート掛けして畑で冬越し
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-04-03
毎年同じ場所で連作しているヤーコン。5畝(2016年までは7畝<約100㎡(1アール)>、2017年から6畝、2019年からは5畝と縮小)を栽培。 例年、11月末に1、2畝を掘り、12月末に1畝掘ります。残りの畝は12月中頃に地上部を刈り取って冬越しさせ、毎月末に順次1畝ずつ掘り、3月末に掘り終えるというやり方をしています。当地岐阜・濃尾平野では真冬の凍み防止措置(ビニールシート掛け)を要します。 3月初旬頃、暖かくなった頃に、残り1畝のビニールシートを外します。<2023年度>(12月25日) 3、4日前にやっと例年並みの冬の寒さとなりました。それまでは、地上部は一部凍みた所があるも、まだまだ青々していました。でも、この寒さで、葉はほとんど凍みてしまい、もう芋は生長しません。 そこで、今日、1月下旬以降に収穫する3畝に真冬の凍み防止措置(ビニールシート掛け)をすることにしました。なお、12月末に収穫する畝は雪が降ったとしても、まず凍みることはないので何も手当てしません。 当地(濃尾平野の奥)は、年に2回程度、10~20cmの積雪があるだけですから、以上の方法を取れば、芋が凍みることはほとんどありません。同じ方法を取る里芋よりもヤーコン芋の方が凍みにくいです。 まずは、鎌で地上部を刈り取り。今年はチョウ不作で茎も細いですから、草刈機を持ち出すまでなく、鎌で十分に刈れました。 風はなく、ビニールシートを伸ばし、4畝を覆う。畝間に入れてある野菜の残骸や刈り取ったヤーコンの地上部をシートに乗せる。次に、今年初めてのやり方ですが、90~120cmの細い支柱をシートの端に置いていく。畝の両サイドに大きめの石を置き、押さえにする。畝の途中は、シートを伸ばしながら、並べた支柱の上に小さめの石で押さえる。 シートに乗せた野菜やヤーコンの残骸はそのうちカラカラに乾き、重石の役割を失い、シートがめくれることがあり、ときどきチェックして石や瓦の割れで押さえ直します。(2024年3月14日) やっと強い冷え込みが終わったので、ビニールシートを外すことにした。<2022年度>(12月18日) 3日前にやっと例年並みの冬の寒さとなりました。それまでは、地上部は一部凍みた所があるも、まだまだ青々していました。でも、この寒さで、葉の半分ほどが凍みはじめ、もう芋の生長は期待できません。 そこで、今日、1月下旬以降に収穫する3畝に真冬の凍み防止..
ヤーコン芋の畑での越年保存
どろんこ
2023-12-25T15:19:29+09:00
例年、11月末に1、2畝を掘り、12月末に1畝掘ります。残りの畝は12月中頃に地上部を刈り取って冬越しさせ、毎月末に順次1畝ずつ掘り、3月末に掘り終えるというやり方をしています。当地岐阜・濃尾平野では真冬の凍み防止措置(ビニールシート掛け)を要します。
3月初旬頃、暖かくなった頃に、残り1畝のビニールシートを外します。
<2023年度>
(12月25日)
3、4日前にやっと例年並みの冬の寒さとなりました。それまでは、地上部は一部凍みた所があるも、まだまだ青々していました。でも、この寒さで、葉はほとんど凍みてしまい、もう芋は生長しません。
そこで、今日、1月下旬以降に収穫する3畝に真冬の凍み防止措置(ビニールシート掛け)をすることにしました。なお、12月末に収穫する畝は雪が降ったとしても、まず凍みることはないので何も手当てしません。
当地(濃尾平野の奥)は、年に2回程度、10~20cmの積雪があるだけですから、以上の方法を取れば、芋が凍みることはほとんどありません。同じ方法を取る里芋よりもヤーコン芋の方が凍みにくいです。
まずは、鎌で地上部を刈り取り。今年はチョウ不作で茎も細いですから、草刈機を持ち出すまでなく、鎌で十分に刈れました。
風はなく、ビニールシートを伸ばし、4畝を覆う。畝間に入れてある野菜の残骸や刈り取ったヤーコンの地上部をシートに乗せる。次に、今年初めてのやり方ですが、90~120cmの細い支柱をシートの端に置いていく。畝の両サイドに大きめの石を置き、押さえにする。畝の途中は、シートを伸ばしながら、並べた支柱の上に小さめの石で押さえる。
シートに乗せた野菜やヤーコンの残骸はそのうちカラカラに乾き、重石の役割を失い、シートがめくれることがあり、ときどきチェックして石や瓦の割れで押さえ直します。
(2024年3月14日)
やっと強い冷え込みが終わったので、ビニールシートを外すことにした。
<2022年度>
(12月18日)
3日前にやっと例年並みの冬の寒さとなりました。それまでは、地上部は一部凍みた所があるも、まだまだ青々していました。でも、この寒さで、葉の半分ほどが凍みはじめ、もう芋の生長は期待できません。
そこで、今日、1月下旬以降に収穫する3畝に真冬の凍み防止措置(ビニールシート掛け)をすることにしました。なお、12月末に収穫する畝は雪が降ったとしても、まず凍みることはないので何も手当てしません。
当地(濃尾平野の奥)は、年に2回程度、10~20cmの積雪があるだけですから、以上の方法を取れば、芋が凍みることはほとんどありません。同じ方法を取る里芋よりもヤーコン芋の方が凍みにくいです。
まずは、草刈機で地上部を刈り取り。ついでに枯れた雑草も大ざっぱに。
まずは1畝を処理。刈り取った残骸や畝間に放り込んでおいた野菜の残骸を隣の空き畝に退け、畝間の半分堆肥化した枯草などを大雑把に畝に上げます。
ビニールシートを伸ばし、両サイドに大きめの石で押さえにします。畝の途中は、小さめの石(一部は瓦の割れ)で押さえます。
そして、ヤーコンの残骸をビニールシートの上に乗せます。しばらくは、これでシートがめくれることはないですが、2月3月となるとヤーコンの残骸がカラカラに乾き、重石の役割を失い、シートがめくれることがあり、石や瓦の割れで押さえ直します。
この要領で、冬越し3畝のビニールシート掛け。なお、12月末に掘る畝は雑草が被っただけですが、降雪があっても凍みることはないでしょう。
(2023年2月27日)
明日の朝は冷え込むが、その後の冷えはなく、今日から暖かくなるので、ビニールシートを外すことにした。
<2021年度>
(12月12日)
今のところ地上部は一部凍みた所があるも、まだまだ青々しています。でも、明日は冷え込むようです。こうなると葉の大半が凍みてしまい、芋の生長は止まるでしょう。
そこで、今日、1月下旬以降に収穫する3畝に真冬の凍み防止措置(ビニールシート掛け)をすることにしました。なお、12月末に収穫する畝は雪が降ったとしても、まず凍みることはないので何も手当てしません。
当地(濃尾平野の奥)は、年に2回程度、10~20cmの積雪があるだけですから、以上の方法を取れば、芋が凍みることはほとんどありません。同じ方法を取る里芋よりもヤーコン芋の方が凍みにくいです。
まずは、草刈機で地上部を刈り取り。刈り取った残骸は畝間にひとまず置きます。
ビニールシートを伸ばし、両サイドに大きめの石で押さえにします。畝の途中は、小さ目の石(石が足りなく、瓦の割れも使用)で押さえます。畝間や法尻にはびっしり雑草が生えていましたので、そこの土を削ってシートの裾押さえにするのは難儀ですから、石で押さえています。
そして、ヤーコンの残骸をビニールシートの上に乗せます。しばらくは、これでシートがめくれることはないですが、2月3月となるとヤーコンの残骸がカラカラに乾き、重石の役割を失い、シートがめくれることがあり、石や瓦の割れで押さえ直します。
<2020年度>
(12月13日)
今年は暖冬で、まだ本格的な霜が降りず、地上部はまだまだ青々しています。でも、2日後には寒波がやって来て雪になる予報。たぶん強烈な冷え込みで、ヤーコンの葉っぱは全部枯れるでしょう。
そこで、今日、1月下旬以降に収穫する3畝に真冬の凍み防止措置(ビニールシート掛け)をすることにしました。 まずは、草刈機で地上部を刈り取り。刈り取った残骸は畝間にひとまず置きます。
ビニールシートを伸ばし、両サイドに大きめの石で押さえにします。畝の途中は、小さ目の石(石が足りなく、瓦の割れも使用)で押さえます。
両サイドと一番東の畝の東面法尻は土寄せが可能ですので、鍬で土を削り、押さえにします。畝の途中途中に小さ目に石や瓦の割れで押さえにし、ヤーコンの残骸もビニールシートの上に乗せます。
たぶんこれでシートがめくれることはないでしょう。
<2019年度>
(12月22日)
今年は暖冬で、まだ本格的な霜が降りず、地上部はまだまだ青々しています。写真手前のほうは生育が悪く、脇芽がどれだけも出なくて大した収穫は見込めません。
(2019年12月22日撮影)
でも、もうそろそろ冬越し支度をする時期ですので、例年どおり実施。
まず地上部を草刈機(昨年は鎌)で刈り取ります。今年は所々に太い幹があり、どの畝もひどい猛暑だった昨年よりは豊作でしょう。
次に、ビニールシートを掛け、ヤーコンの残骸を乗せます。シートが風で飛ばないよう、シートの淵に所々重みのある石を置きます。
なお、12月末に掘る畝は芋が凍みることはなく、シート掛けせず。1、2、3月末に掘る3畝のみシート掛けし冬越しさせます。
(2019年12月22日撮影)
<2018年度>
(12月16日)
11月25日に1畝掘ったときは、ヤーコンの葉っぱはまだまだイキイキ元気にしていましたが、12月になってかなり霜が降りた日があり、葉っぱが凍みて枯れてしまいました。
下の写真は前年の2017年12月10日撮影のものです。半日陰でうまく写りませんでしたが、完全に枯れています。
こうなったら、もう芋の生長はないですから、収穫することになりますが、作付け株数が多いので、今日(12月16日)、2畝目を掘った後で、ヤーコン畝の冬越し作業を行いました。なお、3畝目は年末に掘りますから、これはそのままとし、冬越しさせるのは4畝目からの3畝です。
まず地上部を鎌で刈り取ります。今年は非常に凶作でしたから、わりと簡単に刈れる茎ばかりです。次に、ビニールシートを掛けます。シートが風で飛ばないよう、シートの淵に所々畝間の土を乗せるといいのですが、雑草と共生させているがために、これがやりにくく、重みのある石を持ってきて、両サイドや途中に置いて重しとし、シートが飛ばないようにしました。
この保存法で、どれくらい芋が凍みるかといいますと、過去の例では次のとおり。
(2010年12月16日の記録<この年は調子が悪かった>)
1月下旬に掘ると、数%の芋が部分的にどれだけか凍みています。2月下旬には10%弱、3月下旬には10%強が、そのようになってしまいます。また、凍みかけた芋には土がべっとり付いていますが、十分に食用になります。
その後は、凍みたものは半減している感じです。
(ビニールシートなしで、どうなるか過去に行った実験)
1月下旬に10%、2月下旬に20%、3月下旬に30%が凍みていました。
やはり、地温低下の防止と雨水が染み込むのを防ぐためにシートは必要です。
参考までに、ヤーコン芋を収穫したとき、種芋(食用部芋の上部にある塊)は各畝の端に集めて埋め込み、3月中旬まで保管し、3月下旬に取り出して切り分け、種芋づくりをしますが、その保管状況は次のとおりです。凍み防止のため、肥料袋で覆い、袋が飛ばないように土を乗せておきます。
(2013年3月13日撮影)
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2023年産ヤーコン芋の第1回(1畝)収獲
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2021-11-28
約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。 ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに19年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。 畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。 2016年までは有機肥料栽培、17年は減肥料、18年から無肥料栽培ですが、無肥料では収穫量が大きく落ち込み、22年から植え付け時に1株に約2リットルの牛糞堆肥を投入することに。<2023年> 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。 西から 第1畝 アンデスの雪 (11月19日 収獲) 第2畝 アンデスの雪 (12月末 収獲予定) 第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定) 第4畝 アンデスの雪 (2月末 収獲予定) 第5畝 アンデスの乙女 (3月中旬収獲予定) 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。<第1回ヤーコン掘り:11月27日>西から第1畝(アンデスの雪) 今年はまだたいした冷え込みはなく、ヤーコンの葉っぱが青々としていて、まだまだ芋は生長中であることは間違いありません。でも、自家用に収穫したく、本日、西から第1畝(アンデスの雪)だけを掘ることにしました。 今夏はかなり長期間にわたって猛暑があり、これのダメージを受けたのでしょう、ヤーコンの地上部の生育はとんと悪いです。一昨年までの4年間、無肥料・連作栽培したところ、地上部の生育は芳しくなく、芋の収穫も悪かったかったがため、昨年は植え付け時に1株に牛糞堆肥を約2リットル入れましたが、これだけでは成育は芳しくなく、12.3kgしかありませんでした。 今年も、同様な施肥で行ったところ、猛暑の影響もあり、収穫量は8.0kgと悲惨な結果に終わりました(収穫したヤーコン芋は、自宅に持ち帰り、水洗いした後、計量)。連作を始めた初年(2007年:有機肥料栽培:まずまず豊作)の1畝当たり収穫量の平均値が39.2kgでしたから、その2割ほどの出来。なんとも寂しい収穫量でした。 なお、種芋の塊(これも不作)は畝の片隅の埋め込んで、雨水で凍みるのを防ぐため肥料袋で覆い..
ヤーコン芋の収穫
どろんこ
2023-11-19T16:02:35+09:00
ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに19年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。
畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。
2016年までは有機肥料栽培、17年は減肥料、18年から無肥料栽培ですが、無肥料では収穫量が大きく落ち込み、22年から植え付け時に1株に約2リットルの牛糞堆肥を投入することに。
<2023年>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月19日 収獲)
第2畝 アンデスの雪 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの雪 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの乙女 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第1回ヤーコン掘り:11月27日>西から第1畝(アンデスの雪)
今年はまだたいした冷え込みはなく、ヤーコンの葉っぱが青々としていて、まだまだ芋は生長中であることは間違いありません。でも、自家用に収穫したく、本日、西から第1畝(アンデスの雪)だけを掘ることにしました。
今夏はかなり長期間にわたって猛暑があり、これのダメージを受けたのでしょう、ヤーコンの地上部の生育はとんと悪いです。一昨年までの4年間、無肥料・連作栽培したところ、地上部の生育は芳しくなく、芋の収穫も悪かったかったがため、昨年は植え付け時に1株に牛糞堆肥を約2リットル入れましたが、これだけでは成育は芳しくなく、12.3kgしかありませんでした。
今年も、同様な施肥で行ったところ、猛暑の影響もあり、収穫量は8.0kgと悲惨な結果に終わりました(収穫したヤーコン芋は、自宅に持ち帰り、水洗いした後、計量)。連作を始めた初年(2007年:有機肥料栽培:まずまず豊作)の1畝当たり収穫量の平均値が39.2kgでしたから、その2割ほどの出来。なんとも寂しい収穫量でした。
なお、種芋の塊(これも不作)は畝の片隅の埋め込んで、雨水で凍みるのを防ぐため肥料袋で覆い、土を乗せて袋が飛ばないようにし、春まで保存。3月下旬に種芋づくりします。
<2022年>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月27日 収獲)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第1回ヤーコン掘り:11月27日>西から第1畝(アンデスの雪)
今年はまだ全くの冷え込みはなく、ヤーコンの葉っぱが青々としていて、まだまだ芋は生長中であることは間違いありません。でも、12月1日から当店(薬屋)のセールを行い、お客様にヤーコン芋を差し上げたく、本日、西から第1畝(アンデスの雪)だけを掘ることにしました。
今夏はさしたる猛暑にならず、旱魃もなかったですから、ヤーコンにさほどダメージは受けていません。
なお、昨年までの4年間、無肥料・連作栽培しており、一昨年までは地上部の生育は芳しくなかったですが、昨年は、種芋を従前のようなポット苗(芋の大きさは10~20g)ではなく、こぶし大の塊を直植えしたせいで、けっこう生育が良かったです。よって、今年もこぶし大の塊を直植えし、また、無肥料では収穫量がかなり落ちるので、今年は1株に牛糞堆肥を約2リットル入れることにしました。
しかし、成育は芳しくなく、掘るのも楽過ぎるほど。ビッチュウでグイッと持ち上げれば簡単に掘れるような状態。なお、ビッチュウを持ち上げたときに周りの枯草を入れ込み、枯草を埋めることにしました。
クズ芋は畝間に放置。なお、刈り取った地上部のヤーコンも畝間に放置。
なお、種芋の塊は畝の片隅の埋め込んで、雨水で凍みるのを防ぐため肥料袋で覆い、土を乗せて袋が飛ばないようにして春まで保存し、3月下旬に種芋づくりします。
収穫したヤーコン芋は、自宅に持ち帰り、水洗い(大きな桶に入れて軽くかき混ぜる)した後、計量。12.3kgしかありませんでした。連作を始めた初年(2007年:有機肥料栽培:まずまず豊作)の1畝当たり収穫量の平均値が39.2Kgでしたから、その3割ほどの出来。なんとも寂しい収穫量でした。
<2021年>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月28日 収獲)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第1回ヤーコン掘り:11月28日>西から第1畝(アンデスの雪)
今朝けっこう冷え込みましたが、ヤーコンの葉っぱが青々としていて、まだまだ芋は生長中であることは間違いありません。でも、12月1日から当店(薬屋)のセールを行い、お客様にヤーコン芋を差し上げたく、本日、西から第1畝(アンデスの雪)だけを掘ることにしました。
今夏はさしたる猛暑にならず、旱魃もなかったですから、ヤーコンにさほどダメージは受けていません。
なお、ここ4年、無肥料・連作栽培しており、昨年までは地上部の生育は芳しくなかったですが、今年は、種芋を従前のようなポット苗(芋の大きさは10~20g)ではなく、こぶし大の塊を直植えしたせいで、けっこう生育が良かったです。
ヤーコンの掘り方は、従前の例と変え、横へ伸びた芋を若干切ってしまう恐れがありますが、ビッチュウで畝の両サイド(株間も少々ビッチュウを入れる)をグイッと持ち上げる方法を取りました。というのは、例年、翌年の畝立ては今年の畝間を使うこととしていたのですが、来季からは省力化するために同じ畝で作付けすることとしたからです。
クズ芋は畝間に放置。なお、刈り取った地上部のヤーコンも畝間に放置しましたが、この残骸処理をどうするか、これは未定です。5畝全部掘り終わったところで考えます。
なお、種芋の塊は畝の片隅の埋め込んで、雨水で凍みるのを防ぐため肥料袋で覆い、土を乗せて袋が飛ばないようにして春まで保存し、3月下旬に種芋づくりします。
収穫したヤーコン芋は、自宅に持ち帰り、水洗い(大きな桶に入れて軽くかき混ぜる)した後、計量。30kgとまずまずの出来でした。連作を始めた初年(2007年:有機肥料栽培:まずまず豊作)の1畝当たり収穫量の平均値が39.2Kgでしたから、無肥料栽培もまずまず成功といったところかと思っています。
<2020年>
約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。
ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。
畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。
2016年までは有機肥料栽培、17年は減肥料、18年から無肥料栽培です。
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月末 収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第1回ヤーコン掘り:11月29日>西から第1畝(アンデスの雪)
今年の11月は暖かく、ヤーコンの葉っぱが青々としていて、まだまだ芋は生長中であることは間違いありません。でも、12月1日から当店(薬屋)のセールを行い、お客様にヤーコン芋を差し上げたく、本日、西から第1畝(アンデスの雪)だけを掘ることにしました。
今夏もけっこう猛暑でしたが、昨年並みであり、さほどダメージはうけていません。
なお、ここ3年、無肥料・連作栽培しており、従前に比べると地上部の生育は若干見劣りがします。よって、収穫量も落ちる傾向にあります。
「ヤーコン掘り、収穫後に来年の畝づくり、収獲した芋の水洗い」については、昨年と同様ですので、記述を省略します。
翌日、水洗いした後で計量。19kgとパッとしない出来でした。
(1畝掘って、半畝ずらして畝間に来季の畝づくりをした後の写真 残り4畝)
<2019年>
今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から 第1畝 アンデスの雪 (11月末 収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
第3畝 アンデスの雪 (1月末 収獲予定)
第4畝 アンデスの乙女 (2月末 収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第1回ヤーコン掘り:12月1日>西から第1畝(アンデスの雪)
今年の11月は暖かく、ヤーコンの葉っぱが青々としていて、まだまだ芋は生長中であることは間違いありません。でも、12月3日から当店(薬屋)のセールを行い、お客様にヤーコン芋を差し上げたく、本日、西から第1畝(アンデスの雪)だけを掘ることにしました。
今夏もけっこう猛暑でしたが、昨年のような酷いことはなく、さほどダメージはうけていませんが、畝の東のほうへ行けば行くほど生育が悪く、その原因は不明です。
なお、ここ3年、無肥料・連作栽培しており、今年生育がいい西から第1畝であっても、従前に比べると地上部の生育は若干見劣りがします。
まずは、1畝13株とも株元から鎌で地上部を刈り取り。主軸1本、脇芽数本、これを刈り取るのですが、今年の主軸はけっこう太く、両手で強く鎌を手元に引かないと刈れないほど。この分だと、高収穫が期待されます。
刈り取った地上部は一番東の畝の法面に並べ置き、3月に埋め込む予定です。
畝に繁茂していた雑草の枯草をテンワで引っ掻いて、第2畝との畝間に寄せておきます。この畝間にはナスなどの残骸がけっこう入れてあります。
次に、鍬で、畝の両側の法面を半分ほど崩します。このとき、第2畝との畝間に置いた雑草・野菜の残骸が軽く土に埋まります。
次に、鍬で、株間の土を第1畝の西側に退けます。これで株周りは四角い形の小山が残ります。ここまでの作業の間に、長く大きなヤーコン芋が引っかかって姿を見せることがありますが、折れることはないです。これは千切り取っておきます。
最後に、ビッチュウでグイっと掘り起こし。どの株もけっこう芋が付いていました。
13株ともあまり差はなく芋が付いており、今年は久しぶりの豊作間違いなしです。そして、表皮がごつごつしていたり、ひび割れしたものは少なく、良品がほとんど。ただし、毎年のことですが、小さなくず芋はけっこうありました。
1株掘る毎に、上部の種芋になる塊から下部の食用芋を千切り取り、食用芋のヒゲ根を手でむしり取る。太いヒゲ根は鎌で切り取り、食用芋は箱に入れる。そして、種芋になる塊から出ている根を鎌でざっと切り取り、これは退けておく。
切り取った根、凍みた芋(ほとんどない)、あまりに小さい芋、これらは別の箱に入れる。このまま畝に放置して、後から畝づくりするときに混ぜ込んでいいと思うも、来季のヤーコンが自家中毒するかもしれないと気になり、これらは、もう一つ先の畝間にばら撒き、1か月間、野ざらしにして枯れさせることにしています。
<収穫後、すぐに来季の畝づくり>
今季の畝間が来季の畝、という形で、今年は畝を半畝分東にずらします。
よって、まず、西側に普通サイズの畝ができるよう、鍬で土寄せ。ここは来季は枝豆を栽培することにします。なお、今季は一番東で枝豆栽培。
来季のヤーコン広幅畝の峰がどこに来るかは、収穫作業に入る前に目印の棒を両端に立ててありますから、それを目標にして、残っている西側の土をビッチュウで土寄せ。
これで、広幅畝が半分完成。残りは1か月後の第2畝を掘るときに完成させます。
最善の方法は、今季は一番東の畝から掘ると、今季作付けした枝豆の普通サイズ畝を丸め込んでヤーコン用の広幅畝が完成するのですが、あえてそうしませんでした。
というのは、一番東の畝はヤーコンの出来が悪く、あまり収穫量が期待できないからです。初物ヤーコンは人気があり、収穫量が多くないと困ります。
なお、来季も無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦。
さて、もう一仕事残っています。掘り出した芋のうち、上部の種芋になる塊を畝の北端部分を使って冬越しさせる作業。地面をフラットな状態にし、ここに2段で並べ置き、土をたっぷり掛け、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取り、軽く土をかけて袋が飛ばないようにしておきます。そして、周りに水たまりができないよう、鍬で溝づくり。
<収獲した芋は水洗い>
自宅に軽トラで運んで、水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
ここで計量。30kgオーバーだろうと感じていましたが、そのとおりで32.4kgありました。まずまずの豊作となった次第。有り難や、有り難や。
(なお、今年は泥付きのままでヤーコン芋を進呈したい方がありましたので、計量は水洗いの前に行いました。)
<2018年>
今年の作付けは、昨年同様2品種ですが、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、アンデスの雪4畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
西から第1畝 アンデスの雪 (11月末収獲予定)
第2畝 アンデスの乙女 (11月末収獲予定)→12月半ばに変更
第3畝 アンデスの乙女 (12月末収獲予定)
第4畝 アンデスの雪 (1月末収獲予定)
第5畝 アンデスの雪 (2月末収獲予定)
第6畝 アンデスの雪 (3月中旬収獲予定)
<第1回ヤーコン掘り:11月25日>西から第1畝(アンデスの雪)
今年の11月は暖かく、ヤーコンの葉っぱが青々としていて、まだまだ芋は生長中であることは間違いありません。でも、12月1日から当店(薬屋)のセールを行い、お客様にヤーコン芋を差し上げたく、本日(25日)西から第1畝(アンデスの雪)だけを掘ることにしました。
どの列も例年より全般に非常に育ちが悪いです。原因は、無肥料栽培としたこともありますが、何よりも今夏の例のない猛暑によるダメージが大きいでしょう。
13株中、数株は猛暑で枯れてしまっています。
これでは芋がほとんど採れないと思われたのですが、なんとか8.2kgの収穫があり、平均して1株に1kg程度の芋がついていました。
でも、この畝は平年の21%の出来となり、悲惨なものに終わりました。
畝の南のほうは隣の民家の陰になったり柳の木で直射がさえぎられ、例年は出来が悪いのですが、そのほうが相対的に出来が良く、日当たりの良い北のほうは収量が少なかったです。過去の猛暑でもそうした傾向がありました。
なお、例年、表皮がごわごわしたものがけっこうあったのですが、今年はそうしたものがほとんどなく、良品ばかりでした。これまた不思議なことです。
種芋の生育も気になったのですが、食用部の芋と同様に出来が悪かったです。
<収穫後、すぐに来季の畝づくり>
第1畝を掘る前に、ヤーコンの地上部を鎌で刈り取り、第2畝と第3畝の畝間に放置。後日、ヤーコンの地上部が枯れた頃に第2畝を掘り、埋め込みます。
第1畝と第2畝の畝間には、堆肥場に積んでおいたナスやオクラの残骸を入れ込みました。なお、サツマイモ(1畝分のみ)のツルは1か月ほど前に入れ込んであり、すっかり枯れています。
第1畝を掘るに当たり、まず鍬で畝の法面を掘り進み、野菜の残骸などに土を被せていきます。このとき、畝にうっそうと生えていた雑草の枯草も埋め込みます。
こうしたやり方で、今年の畝間が来年の作付け畝となるようにします。
今回、作った畝は、第1畝を半分西側に移動させ、西側(第0畝=枝豆の小畝)の畝を取り込む形で整形しました。畝の中央下部には枯草がたっぷり入りました。
来期も今期と同様に無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦することにしています。
掘り出した芋のうち上部に塊として付いているのが種芋で、これは、畝を完成させた後、畝の北の端に埋め込み、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取り、軽く土をかけて袋が飛ばないようにしておきました。
<収獲した芋は水洗い>
翌日に、水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
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猛暑でダメージを受けるヤーコンですが、猛暑日の日数と収穫量の相関の有無
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-04-12-1
ヤーコンは、赤道直下アンデス高地の生まれです。年間を通じて暑くもなく、寒くもない気候の下で育ってきました。それが日本はどうでしょう。最高気温が35度を超える猛暑に曝されることが度々です。これでは当然にヤーコンがダメージを受けます。 そうしたことから、日本でのヤーコン栽培適地は、東北・北海道となり、関東以南では海抜500m以上の中山間地が適地となります。 当地、岐阜市近郊(濃尾平野の一番奥・海抜10m)では、名古屋よりも気温が上がり、毎年猛暑日は10日以上になり、年によっては20日、30日以上にもなります。(うちは岐阜気象台の東3kmの所にあり、気温は気象台と同じと思われます。) これでは、ヤーコンはたまったものではありません。中山間地やそれに近い所で育てられた苗や種芋を購入して育てると、当地の猛暑に曝されて、初年度は枯れるものが多かったり、育ちが悪かったりして、収穫量もわずかなことが多いです。 でも、ヤーコンは成育するそれぞれの土地の気候を学習して順応し、2年、3年経つと枯れることもなく、成育も良くなり、収穫も増えます。そして、 雑草との共生で、どれだけかの直射日光をさえぎってくれますし、何よりも地温上昇を防いでくれ、猛暑対策はこれが一番だと思っています。 しかし、あまりの猛暑となると、ヤーコンの適応力にも限度があり、ダメージを受けて生育が止まり、収穫量も減ります。長年の栽培記録(同一場所での連作を2007年開始)から見てみますと、2018年までに3回猛暑被害を受けました。 1回目は2010年。猛暑日は33日、うち37℃以上が8日で、平年作の56%の収量となりました。この年は、8月中旬から9月上旬にかけて、雨らしい雨は24日間なく、畑がカラッカラに乾いて枯れそうになり、1週間ほど連日水やりをしました。(この年は雑草との共生なし) 2回目は2013年。猛暑日は24日、うち37℃以上が10日で、平年作の41%の収量となりました。この年は、8月に17日間雨らしい雨がなく、水やりせねばもう持たない状況のところでまとまった雨があり、水やりはしませんでしたが、日照りのダメージはあったことでしょう。(この年は雑草との共生なし) 3回目は2018年。猛暑日は34日、うち37℃以上が20日という前代未聞の猛暑いや炎暑となり、平年作の26%の収量となりました。日照りは続かず、枯れるようなことはなかったですが、雑草との共生を図ったも..
暑さ、寒さに弱いヤーコン、風も
どろんこ
2023-09-21T17:44:25+09:00
そうしたことから、日本でのヤーコン栽培適地は、東北・北海道となり、関東以南では海抜500m以上の中山間地が適地となります。
当地、岐阜市近郊(濃尾平野の一番奥・海抜10m)では、名古屋よりも気温が上がり、毎年猛暑日は10日以上になり、年によっては20日、30日以上にもなります。(うちは岐阜気象台の東3kmの所にあり、気温は気象台と同じと思われます。)
これでは、ヤーコンはたまったものではありません。中山間地やそれに近い所で育てられた苗や種芋を購入して育てると、当地の猛暑に曝されて、初年度は枯れるものが多かったり、育ちが悪かったりして、収穫量もわずかなことが多いです。
でも、ヤーコンは成育するそれぞれの土地の気候を学習して順応し、2年、3年経つと枯れることもなく、成育も良くなり、収穫も増えます。そして、 雑草との共生で、どれだけかの直射日光をさえぎってくれますし、何よりも地温上昇を防いでくれ、猛暑対策はこれが一番だと思っています。
しかし、あまりの猛暑となると、ヤーコンの適応力にも限度があり、ダメージを受けて生育が止まり、収穫量も減ります。長年の栽培記録(同一場所での連作を2007年開始)から見てみますと、2018年までに3回猛暑被害を受けました。
1回目は2010年。猛暑日は33日、うち37℃以上が8日で、平年作の56%の収量となりました。この年は、8月中旬から9月上旬にかけて、雨らしい雨は24日間なく、畑がカラッカラに乾いて枯れそうになり、1週間ほど連日水やりをしました。(この年は雑草との共生なし)
2回目は2013年。猛暑日は24日、うち37℃以上が10日で、平年作の41%の収量となりました。この年は、8月に17日間雨らしい雨がなく、水やりせねばもう持たない状況のところでまとまった雨があり、水やりはしませんでしたが、日照りのダメージはあったことでしょう。(この年は雑草との共生なし)
3回目は2018年。猛暑日は34日、うち37℃以上が20日という前代未聞の猛暑いや炎暑となり、平年作の26%の収量となりました。日照りは続かず、枯れるようなことはなかったですが、雑草との共生を図ったものの、2回目の大雑把な草刈りを行なって直ぐに早々の梅雨明けを生ったものですから、その効果は半減といったところでした。
さて、夏の猛暑がヤーコンの収穫量にどう影響するか、2010年以降の気温を調べ、収穫量と比較してみました。(ヤーコンは、専用の畑、約100㎡(7畝)で連作、その後縮小したので、7畝換算で比較)
旬ごとの最高 旬の中での 猛暑日の 収穫量
気温の平均 最高気温 日数 153kg
2010年 (うち37度超) (猛暑ダメージ大)
7月 上旬 30.8 34.5 -
中旬 30.4 35.7 1
下旬 35.6 37.6 9(5)
8月 上旬 33.0 36.3 2
中旬 33.5 37.0 3(1)
下旬 35.8 37.1 11(1)
9月 上旬 34.9 37.7 6(1)
中旬 31.0 35.8 1
計33日(計8日)
2011年 収穫量
7月 上旬 32.6 35.3 2 242kg
中旬 33.3 35.6 2
下旬 30.9 33.3 -
8月 上旬 33.6 37.2 4(1)
中旬 34.5 37.7 4(1)
下旬 31.8 34.9 ー
計12日(計2日)
2012年 収穫量
7月 上旬 28.9 32.7 ー 259kg
中旬 32.2 36.7 2
下旬 32.2 37.1 5(2)
8月 上旬 34.6 36.6 4
中旬 33.1 36.0 1
下旬 33.5 34.5 ー
計12日(計2日)
2013年 収穫量
7月 上旬 31.6 37.1 3(1) 113kg
中旬 33.4 37.5 2(1) (猛暑ダメージ大)
下旬 33.2 36.3 3
8月 上旬 35.0 38.4 4(2)
中旬 36.6 38.1 10(4)
下旬 32.5 38.1 2(2)
計24日(計10日)
2014年
7月 上旬 29.3 33.4 ー 収穫量
中旬 32.2 34.5 ー 203kg
下旬 34.7 38.2 4(2) (肥料が悪かった)
8月 上旬 31.4 36.5 3
中旬 32.0 35.7 1
下旬 30.6 34.7 -
計8日(計2日)
2015年
7月 上旬 26・9 30.7 ー 収穫量
中旬 32.2 35.1 2 328kg
下旬 33.5 37.4 4(1) 雑草との共生が
8月 上旬 37.0 38.7 9(6) 功を奏し大収穫
中旬 32.7 36.2 1
下旬 30.2 34.1 -
計16日(計7日)
2016年
7月 上旬 32.0 35.7 1 収穫量
中旬 31.8 35.1 1 303kg(7畝換算)
下旬 31.4 35.8 1 雑草との共生が
8月 上旬 35.8 38.5 8(1) 功を奏し大収穫
中旬 34.5 36.5 4
下旬 32.7 37.4 3(1)
計18日(計2日)
2017年
7月 上旬 32.2 35.5 1 収穫量
中旬 33.3 35.5 1 178kg(7畝換算)
下旬 32.1 35.6 1 豊作になっていい
8月 上旬 33.5 35.3 2 はずが、原因不明で
中旬 31.8 34.1 0 思わぬ不作。
下旬 33.4 36.5 1 どうやら夏の天候
計6日(計0日) 不順が原因のよう
2018年
7月 上旬 30.2 33.8 0 収穫量
中旬 36.9 39.6 9(6) 71kg(7畝換算)
下旬 36.0 39.1 7(4) 平年作の26%
8月 上旬 37.9 39.3 9(9) とんでもない猛暑で
中旬 33.0 37.7 4(1) チョウ不作
下旬 34.6 36.8 5
計34日(計20日)
2019年
7月 上旬 29.3 30.8 0 収穫量
中旬 28.4 31.8 0 139kg(7畝換算)
下旬 33.2 37.3 4(1) 平年作の51%
8月 上旬 37.1 38.5 10(5) さほどの猛暑でもなく
中旬 35.2 37.9 6(1) 無肥料栽培の影響か
下旬 30.8 33.9 0
9月上旬 33.7 37.4 3(1)
中旬 31.8 35.0 1
計24日(計8日)
2020年
7月 上旬 27.8 30.4 0 収穫量
中旬 29.5 35.5 0 148kg(7畝換算)
下旬 30.7 35.0 1 平年作の54%
8月 上旬 34.7 36.9 4 さほどの猛暑でもなく
中旬 37.2 39.2 9(7) 無肥料栽培の影響か
下旬 36.0 38.1 8(3)
9月上旬 32.2 35.7 1
計23日(計10日)
2021年
7月 上旬 28.7 33.2 0 収穫量
中旬 33.2 35.5 1 141kg(7畝換算)
下旬 34.9 37.2 4(1) 平年作の52%
8月 上旬 34.7 39.0 5(1) 猛暑日が少なかったが
中旬 28.2 32.5 0 種芋を大きな塊にした
下旬 33.5 36.4 5 その影響が不作の原因
計15日(計2日)
2022年
7月 上旬 31.5 38.4 3(1) 収穫量
中旬 30.6 33.8 0 88kg(7畝換算)
下旬 34.3 36.8 6 平年作の32%
8月 上旬 34.4 37.9 4(3) 施肥栽培(減肥料)で
中旬 32.6 36.4 0 猛暑日が少なかったが
下旬 32.1 34.2 0 原因不明の大幅な不作
計13日(計4日)
2023年
7月 上旬 32.2 35.4 1 収穫量
中旬 33.7 33.8 0 kg(7畝換算)
下旬 36.4 36.8 8(5) 平年作の %
8月 上旬 35.7 37.2 7(1) 施肥栽培(減肥料)するも
中旬 35.3 38.7 6(3) 猛暑日が多かったために
下旬 33.7 36.6 3 大幅な不作
9月上旬 33.4 36.0 2
中旬 32.8 35.7 1
計28日(計9日)
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ヤーコン苗(あるいは種芋)を畑に定植、その後の管理
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-04-27
ヤーコンの栽培を始めて、もう25年以上経ち、約100㎡の作付けをしてきたが、ここ3、4年、寄る年波に勝てず、だんだん規模を縮小し、2019年からは約70㎡(7畝→5畝)の栽培とした。 今後は、当面この規模でいくことになろう。なお、栽培品種は、近年は「アンデスの雪」と「アンデスの乙女」の登録2品種と在来種を少々。 ところで、2018年からは無肥料栽培(その詳細→「チャレンジ自然農法」、ヤーコンの連作・無肥料無農薬栽培)でいくこととした。その結果はどうかというと、2018年はまれにみる猛暑がたたってヤーコンの生育不良や一部が枯れ、そのダメージが大きかったようで、無肥料による収穫減は分からずじまい。2019年、20年はどうかというと、さほどの猛暑ではなく、例年なら十分に生育し、高収穫になっていいところ、かなりの不作。やはり無肥料がたたったのだろう。 そこで、2022年は、定植時に定植穴に牛糞堆肥を1株当たり1.3リットル入れ込む(施肥はこれだけ)こととした。 ヤーコンの苗づくりは、うちで必要とする数の10倍以上を毎年取り組んでいる。ヤーコンに惚れ込んだ小生ゆえ、苗をヤーコンの普及活動に使うためで、育苗規模は本格的な大がかりなもの。これについては下記ページで記録。 2019年産ヤーコンの苗作り 栽培畝づくりは、近年は収穫時にほとんど完成させている。これについては下記ページで記録。ただし、2022年からは、前年の畝をそのまま使い、何もせずにいく。 ヤーコン畑の畝作り ところで、2021年産は、うちの畑で栽培する分については、今年初めて苗づくりせずに種芋の直植え栽培にすることにした。大いなる手抜きというか、毎年、九州で中規模栽培しておられる方の栽培法を真似することにした次第。しかし、「アンデスの雪」も「アンデスの乙女」もともに、こぶし大の固まり(あるいはそれ以上の大きさ)を直植えしたところ、「アンデスの雪」は問題なかったものの、「アンデスの乙女」は種芋ばかりが巨大に生育し、食用部芋が貧弱になったので、2022年産は、「アンデスの雪」は昨年同様にこぶし大の固まり(あるいはそれ以上の大きさ)を直植えするも、「アンデスの乙女」は小さく切り分けた種芋を育苗してから定植することとした。<2023年産> 無肥料連作では、収穫量が半減(あるいはそれ以下)するから、今年は昨年同様、微肥料(植え付け時に1株あたり2リットル弱の牛糞堆肥を入れ..
ヤーコンの栽培
どろんこ
2023-08-22T08:18:03+09:00
今後は、当面この規模でいくことになろう。なお、栽培品種は、近年は「アンデスの雪」と「アンデスの乙女」の登録2品種と在来種を少々。
ところで、2018年からは無肥料栽培(その詳細→「チャレンジ自然農法」、ヤーコンの連作・無肥料無農薬栽培)でいくこととした。その結果はどうかというと、2018年はまれにみる猛暑がたたってヤーコンの生育不良や一部が枯れ、そのダメージが大きかったようで、無肥料による収穫減は分からずじまい。2019年、20年はどうかというと、さほどの猛暑ではなく、例年なら十分に生育し、高収穫になっていいところ、かなりの不作。やはり無肥料がたたったのだろう。
そこで、2022年は、定植時に定植穴に牛糞堆肥を1株当たり1.3リットル入れ込む(施肥はこれだけ)こととした。
ヤーコンの苗づくりは、うちで必要とする数の10倍以上を毎年取り組んでいる。ヤーコンに惚れ込んだ小生ゆえ、苗をヤーコンの普及活動に使うためで、育苗規模は本格的な大がかりなもの。これについては下記ページで記録。
2019年産ヤーコンの苗作り
栽培畝づくりは、近年は収穫時にほとんど完成させている。これについては下記ページで記録。ただし、2022年からは、前年の畝をそのまま使い、何もせずにいく。
ヤーコン畑の畝作り
ところで、2021年産は、うちの畑で栽培する分については、今年初めて苗づくりせずに種芋の直植え栽培にすることにした。大いなる手抜きというか、毎年、九州で中規模栽培しておられる方の栽培法を真似することにした次第。しかし、「アンデスの雪」も「アンデスの乙女」もともに、こぶし大の固まり(あるいはそれ以上の大きさ)を直植えしたところ、「アンデスの雪」は問題なかったものの、「アンデスの乙女」は種芋ばかりが巨大に生育し、食用部芋が貧弱になったので、2022年産は、「アンデスの雪」は昨年同様にこぶし大の固まり(あるいはそれ以上の大きさ)を直植えするも、「アンデスの乙女」は小さく切り分けた種芋を育苗してから定植することとした。
<2023年産>
無肥料連作では、収穫量が半減(あるいはそれ以下)するから、今年は昨年同様、微肥料(植え付け時に1株あたり2リットル弱の牛糞堆肥を入れ込む)こととする。
5.1ポット苗がもう定植できる大きさになったので、本日定植。
畝の峰を中心に苦土石灰を振り、畝の峰あたりの土を鍬で両側に退け、牛糞堆肥を1畝(約10m)に20リットルばら撒く。小型ビッチュウではつり込み。
畝の南端を少し残して(ほとんど日が当たらないから、ここにショウガを植える)1畝に14株を植え付け。
5畝のうち4畝を「アンデスの雪」とし、一番東の畝だけ「アンデスの乙女」とした。保存性が良く、調理しやすいことから「アンデスの雪」を主とした。
5.8ネキリムシ被害2株植え直し、予備苗を北端に植え付け
5.28順調に生育中だが、その後に生じたネキリムシ被害1株を植え直し
6.7雑草がかなり繁茂し、ここ3日間早朝仕事で5畝を順次、株周りの草叩き
生育の悪い株2株、予備苗で植え直し
6.20株周りの草叩きを6月初めに行ったが、土が湿っていて雑草が根付いたものがあり、今日、これをほぐしながら株元に土寄せし、雑草は畝の峰に草抑えで置く。
6.25雑草が繁茂しだしたので、法面と畝間を草刈機でざっと草刈り。
8.21雑草に負けそうになったヤーコン。草刈機でざっと草刈り。
暑さに弱いヤーコンゆえ、今年の猛暑で3株ほどが枯れたり枯れそう。
(草刈前)
(草刈後)
<2022年産>
無肥料連作では、収穫量が半減(あるいはそれ以下)するから、今年は微肥料(植え付け時に1株あたり約2リットルの牛糞堆肥を入れ込む)こととする。
(3月25日)
4日前に種芋を切り分け、「アンデスの雪」の種芋は、切り分けにくいものはこぶし大の固まりのままにしてある。その数は約50個。
こぶし大の固まりで問題のなかった「アンデスの雪」を今日、直植え。
1畝(約10m)に15個を概ね均等に(株間60cm強)並べる。テボで大きく穴を空け、1株に牛糞堆肥を約2リットル入れ、よく混ぜ込み、こぶし大の固まりを置き、土を被せる。深さは約5cmと、少々深めに。数日先にけっこう冷え込みそうなので、そうした。
畝の凸凹や法面に動いた土は、手やテボを使って、きれいなかまぼこ型の畝に整形。
これで、5畝中、3畝に「アンデスの雪」の直植えが終了。なお、余った6個は予備苗とし、畝尻に埋め込んでおいた。生育不良株の箇所に植え直す予定。
残り2畝「アンデスの乙女」はポット苗の育苗が終わった5月中旬に定植する予定。
(5月2日)
こぶし大の固まりを植え付けた「アンデスの雪」、なかなか芽吹きが見られなかったが、やっと所々で芽吹き始めた。
(5月8日)
まだまだ芽吹きは少ない。昨年と同様だ。雑草が繁茂し出したので「アンデスの雪」の芽を切らないよう注意しながら、5畝全体の草叩き。
(5月9日)
「アンデスの乙女」のポット苗で随分と大きくなったものがあり、本日定植。
「アンデスの雪」と同様に、1畝(約10m)に15個を概ね均等に(株間60cm強)並べる。テボで大きく穴を空け、1株に牛糞堆肥を約2リットル入れ、よく混ぜ込み、苗を植え行け。2畝を植え付け、これにてヤーコン計5畝の定植が終了。
(6月8日)
アンデスの雪で1株、アンデスの乙女で2株が不発芽ないし生育不良につき、予備苗を移植したが、アンデスの乙女は予備苗を残さなかったので、アンデスの雪とした。
(6月20日)
アンデスの雪は、大半が大きな種芋を植え込んだから、主軸1本だけの生育のもの(小さな種芋でポット苗づくりしたものは、こうなる)はなく、主軸なしで幾本か競合して伸びたものがけっこう多い。一方、アンデスの乙女は主軸1本のポット苗を用いたから、主軸に脇芽が幾つか出た株が大半だ。今のところアンデスの雪のほうが若干生育がいい。
株周りにけっこう雑草が目立つようになった。株周りは手で草引きし、その周りや畝の峰は小型テボで草削りし、土を株元に寄せる。今年は昨年と同様にけっこう暇があるから、今までやったことがない作業を行った次第。
なお、畝の法面に置いておいた枯草やヤーコンの残骸は、株周りに草抑えにするため、敷き詰め、その上に引いた雑草を乗せることにした。
ところで、一番西の畝の南半分には、法尻にネギを植え、ネギとヤーコンの間にカボチャ(4株)を植え、所々に山芋のむかごが発芽して大きく伸びて5本ほど支柱を立てておいた。このどれもがうまく生育するだろうか。
(7月18日)
雑草の勢いが凄まじく、ヤーコンが負けそうになった。草刈機でざっと草刈りし、株周りや畝の峰は鎌で草刈りし、刈った草を敷き雑草抑えと梅雨明け後の日射防止。
なお、法尻に植えたネギとの境辺りは雑草は少なく、鎌でざっと刈り取り。
カボチャのツルが縦横無尽に伸びていっており、これは西第1畝と第2畝の畝間を這わせることとし、その辺りは鎌でざっと草刈り。
(9月25日)
1株に牛糞堆肥を約2リットル入れたのだから、もう少し生育が良くてもいいのだが、昨年と大して変わらず。草ぼうぼうであるが、ヤーコンが勝っているので、そのままいく。
なお、畝間には各種野菜の残骸を放り込んである。
例年、アンデスの雪のほうが生育がいいのだが、今年はアンデスの乙女のほうが生育がいい。施肥したせいで、こうなったのだろう。
下の写真(今日撮影)で一番手前がアンデスの乙女、その向こうがアンデスの雪、交互に植え付け、残部で5畝。畝の長さは約10m。
(11月27日)
西第1畝(こぶし大の固まりを植え付けた「アンデスの雪」)を今日掘ったが、チョウ不作。クズ芋も含めて12.3kgしかなかった。
施肥効果もなく、こぶし大の固まりを植え付けたのも良くなかったようだ。
<2021年産>
今年も無肥料連作栽培で行く。
(3月1日)
昨日、5畝中第4畝(冬越しのためビニールシートを被せてある)を収穫。この畝は「アンデスの乙女」で、種芋となる塊茎の半分は、福岡県でヤーコン栽培を「布教(普及活動)」しておられる方に送付した。その方の栽培法は、塊茎はあまりにも余るから、こぶし大の大きさで直植えされておられ、気候が温暖だから3月上中旬に植え付けとのこと。
今年は当地(岐阜:濃尾平野)も暖かい3月となりそうな陽気であり、3月早々に直植えしても冷え込みで種芋が凍みる恐れはほとんどない。今季の畝は5畝中4畝は、収穫時に既に立ててあるから、直ぐにでも植えられるので、早速それに取り掛かった。
送付した「アンデスの乙女」の残りの塊茎が半分ほどあったから、それを大きな塊に切り分け(大半は手で割れる)、30個強の種芋を作った。1つの大きさは過半が百数十gから数十gもある。ポット苗づくりをするときは、ポットに入るよう最大20g(ヤーコン大規模栽培農家の標準)で、5gほどのものも作るが、福岡県の方の直植え法に倣った次第。
それを早速畑に持っていき、今季「アンデスの乙女」を作付け予定としている2畝に、株間60cmほどを取って並べていき、1畝各15株となった。余りが3個、これは10gほどの切れ端だが、この大きさでも十分に生育するから、予備苗として畝の端に置く。そして、手で畝の峰をかき分け、ひょっとして冷え込みがあってもいいように少々深め(5cmほど)に植え付け。
こうして、随分と手抜きでヤーコン栽培をスタートさせることができた。
畑にはまだ1畝「アンデスの雪」が残っている。これは3月中旬に掘り出し、その種芋は細かく切り分け、ヤーコン栽培の普及に使うのが例年のやり方だが、この種芋も「アンデスの乙女」と同様に、大きな塊のものを作り、予定している3畝に直植えしてしまおう。
11月から1月に掘ったヤーコン畝から出た種芋は畑の一角で冬越しさせており、1月に掘った「アンデスの雪」の種芋は福岡県の方に全部差し上げたが、11月と12月に掘った2品種各1畝の種芋でヤーコン普及活動用のポット苗を作ればいい。こうなると、例年1000ポットほど作るが、今年は数百ポットになろうも、これだけあれば十分だろう。体力的にもこの程度が適量だ。
というようなわけで、ヤーコン栽培・普及活動ともに、今年から随分と省力化したところです。だんだん楽に楽に、と、やり方を変えていこうじゃないか。
さて、こんなにも早く、そして、こぶし大という大きな塊での直植え栽培は初めてのこと。晩秋の収穫量がどうなるか、楽しみである。
(3月14日)
今日、最終第5畝を収穫。いったん全部自宅に持ち帰り、種芋を切り分け、切り分けにくい部分は大きな塊のままとし、直植え用とする。
1畝15株(株間60cm)とし、アンデスの雪は3畝だから、大きな塊が45個必要となるも、10個強不足し、切り分けた種芋の中から大きいものを拾い出して、数を整える。
早速、畑に持っていき、少々深め(5cmほど)に植え付け。なお、畝の両サイドにくずっぽい種芋を予備苗として植え付け。
これで、完了。今年はめちゃ早い植え付けだが、3月中は冷え込みがなさそうで、種芋が凍みる心配はない。実に助かる今年の3月の陽気だ。
(5月3日)
なかなか芽吹かなかったが、ここにきて半分弱が芽吹き。
スギナがけっこう生えており、1か月前にある程度除去したが、今日、徹底的に除去。ついでに、雑草が多い箇所をざっと草引き。
(5月9日)
その後の芽吹きもほとんどなく、2、3株掘ってみたところ、ちゃんと芽吹いていた。少々深め(5cmほど)に植え付けたから、芽がまだ地上に達していなかっただけ。
(5月23~24日)
ほとんど全部が芽吹いた。雑草がけっこう生えているので、株周りは手で草引きし、畝の峰部分をテンワで草叩きし、株周りの凹みに土寄せ。畝間、法面もテンワで草叩き。
今回も新たに伸びてきたスギナをテボで掘って引き抜き、除去作業。
一番東の畝は気持ち小さいので、隣の畝を少々削って土移動させた。
未発芽が数か所あり、掘ってみると発芽しかけていたが、これは除去し、わりと大きく育った予備苗(畝端で生育)を移植しておいた。余っている予備苗は除去。
(6月27日)
大半が大きな種芋を植え込んだから、主軸1本だけの生育のもの(小さな種芋でポット苗づくりしたものは、こうなる)は少なく、主軸1本に細い軸が若干出たもの、主軸なしで幾本か競合して伸びたものがけっこう多い。
例年のことだが、アンデスの乙女よりアンデスの雪のほうが生育がいい。
株周りにけっこう雑草が目立つようになった。株周りは手で草引きし、その周りや畝の峰は小型テボで草削りし、土を株元に寄せる。今年はけっこう暇があるから、今までやったことがない作業を行った次第。なお、ここのところ雨なしで土が乾いているから、作業はやりやすかった。
まだたいして雑草は伸びていないが、法面と畝間を草刈機で草刈り。紐タイプを使ったから奇麗に刈り取れたが、紐交換は1畝ごとに1回程度と面倒であった。やはりヤーコン畝はチップソウがいい。
(8月23日)
第2回草刈り。長雨の影響で雑草の勢いがすごい。ヤーコンは無肥料がために例年並みで、たいして生育していない。畝間と畝の法面を中心に株間も少し草刈機で草刈り。
(11月28日)
9月以降の生育は思いのほか順調で今年は豊作になるかも。
今日、「アンデスの雪」を1畝掘ったが、まずまずの豊作であった。種芋が大きな塊であったからだろう。
(12月20日)
今日、2畝目の「アンデスの乙女」の一部を掘ることにした。地上部の生育は昨年よりずっと良く、豊作が期待された。ところが、掘ってみると、種芋はどでかく生育していたり、けっこうな大きさのものが2つ3つに分かれていたりし、“育苗専門農家”の方には実に好都合ではあろうが、肝腎の食用芋の生育は非常に悪く、超不作となってしまった。
地上部の生育具合からすると1株3kg程度の食用部芋の収穫が見込まれたが、食用部芋は1株1kgほどしかなかった。
「アンデスの雪」はこぶし大の大きな種芋の塊のほうが収穫量が上がるのに対し、「アンデスの乙女」は逆で、10g程度に切り分けた小さな種芋で栽培しなければならないことが判明した次第。
<2020年産>
(4月29日)
収穫時に順次今年用の畝づくりをしてきており、5月半ばに定植予定。
今日は、雑草が生えだしたので、その草叩き。
そして、スギナがけっこう生えており、鍬を使って、ていねいに除去。
(5月4日)
苗が小さく少々早いが、来週の店の定休日(日・月曜日)は雨模様だから、今日、定植することとした。
5畝中、奇数畝にアンデスの雪、偶数畝にアンデスの乙女を植え付け。
株間は約70cm、1畝約10mで、昨年までは13株としたが、今年も無肥料栽培で育ちが悪かろうから、1株増やして14株の植え付け。
なお、まれにネキリムシの被害で株元が食いちぎられることがあるし、初期成育が悪いものがでたりするから、予備苗を最南端に1株ずつ植え付け。
畝づくりのとき、かなりの高畝になってしまったので、植え付けに当たり、峰の土を軽く退けて、峰が若干くぼんだ状態にして植え付け。
ところで、ここ2週間も雨らしい雨がなく、少々土が乾き気味であり、また、この先当分晴天が続きそうなので、ジョウロでたっぷり水やり。植え付け位置が若干くぼんでいるから、水が流れ出ることはなく、うまくいった。
なお、定植にあたり、所々にまだまだスギナがけっこう生えていたので、テボで掘りながらスギナを抜く。
(5月5日撮影)
(5月13日)
3日前にアンデスの雪が2株ネキリムシにやられているのを発見し、予備苗はそのままにして進呈用の苗で植え直しておいたが、2日前にはアンデスの乙女が2株やられ、今日、同様に植え直し。(17日にアンデスの乙女1株も同様に)
なお、ネキリムシにやられた種芋は処分したが、小さな芽が他から出ており、そのままにしておいても、成育遅れになろうが、ちゃんと育つのではないかと思われた。
(6月1日)
この時期には今までやったことはなかったが、ついでがあったので草刈り機(紐タイプ)で、畝全体をざっと草刈り。
(6月2日撮影)
(6月8日)
今年は峰が若干くぼんだ状態にして植え付けしたのだが、1か月経っても、それが目立つ。よって、株周りの雑草を大雑把にテンワで叩いた後、手で株周りに土寄せ。これも、今までにやったことがない作業。なお、ずっと好天で、表層の土は乾きに乾いており、作業は容易であった。
(7月5日)
雑草の伸びがすごく、少々ヤーコンが窮屈そうな感じになったので、今日、草刈りすることに。丈夫そうな雑草が多いので、紐タイプではなく、チップソウを取り付けた草刈機を使用。畝間と法面をざっと刈るだけとし、株周りは雑草が生えたまま。なお、1株(写真2列目の空白部分)間違って切り倒してしまった。
草刈り後の写真だけ添付。(今回の撮影位置は前回までと真逆の方角から)
(8月13日)
今年の梅雨明けは8月1日と遅かったが、その後の雑草の勢いよりヤーコンの伸びのほうが大きく、ヤーコンが雑草に負ける様子はない。
でも、雑草が北側隣地の畑の方の通行の邪魔になるほどになっているので、ヤーコンの畝及び畝間を数十cmほど草刈機で草刈り。併せて南側もざっと草刈り。
(9月27日)
再び雑草が北側隣地の畑の方の通行の邪魔になるほどになってきたので、ヤーコンの畝及び畝間を数十cmほど草刈機で草刈り。これで、収穫まで何もしなくていい。
ヤーコンが思いのほか生育が悪い。これは無肥料栽培の影響だろう。
<2019年産>
(4月27日)
アンデスの雪のポット苗の一部が随分と大きくなり、育苗管理が大変になりますので、今日、畑に定植することにしました。
5畝中、奇数畝にアンデスの雪、偶数畝にアンデスの乙女を予定しており、今日は奇数畝3畝に植え付けました。
株間は約70cm、1畝約10mで、13株の植え付けです。
畝づくりのとき、かなりの高畝になってしまいましたので、植え付けに当たり、峰の土を軽く退けて植え付けしました。よって、植え付け位置は若干くぼんだ形になりました。こうすると、多少は干ばつ被害を防げるでしょうし、芋が生育したとき、芋が地表に露出するのもどれだけか防げるでしょう。気休めにしかならないと思いますが。
そして、予備苗として、畝の両サイドに1本ずつ植えこんでおきました。まれにネキリムシの被害で株元が食いちぎられることがありますし、初期成育が悪いものがでたりするからです。
なお、定植前に、畝の所々にスギナがけっこう生えているので、鍬で軽く起こして丁寧にスギナを抜き、また、畝全体に雑草は生えだしているので、テンワ(手鍬)で草叩きしておきました。
(4月29日)
アンデスの乙女は苗がまだ小さいですが、十分に定植に耐えるから、今日植え付け。要領は、2日前のアンデスの雪に同じ。
(5月2日撮影)
(6月6日)
だいぶ大きくなりました。雑草と競争していますが、まだヤーコンのほうが勝っており、当分、このままいきます。ヤーコンが負けそうになったら、(例年6月下旬)草刈り機でざっと草刈りします。
なお、今年はネキリムシの被害で株元が食いちぎられることはなく、また、初期成育が悪いものもなく、畝の両サイドに1本ずつ植えこんでおいた予備苗は全部引き抜きました。
ところで、引き抜いたヤーコン、これは食べられます。うまいものではないですが、糖尿病の方は食されるといいでしょう。
<参考記事> ヤーコン葉を食す!
(6月23日)
例年どおり、今年も一部のヤーコンが雑草で埋もれそうになっており、このままではヤーコンが負けそうですから、草刈りすることに。
草刈機はチップソー。株を切らないよう注意しながら株間も刈り込み。
ヤーコンが雑草に負けなきゃいいですから、大雑把な刈りようです。
<刈る前の姿>
<刈った後の姿>
手前から4畝目と5畝目の間がこんもりしていますが、4畝目の法面に枝豆を栽培しているからです。ヤーコンの背が高くなる前(お盆前)に枝豆は収穫できますので、どちらの作物も問題ないです。
(7月29日)
約1か月前に、ヤーコンが雑草で埋もれそうになりザッと草刈りしたのですが、再びヤーコンが雑草に負けそうになりました。例年なら、ここらでもう1回草刈りするところですが、今年も昨年のような猛暑が予想されますので、草刈りは中止しました。
(写真は7月30日早朝撮影)
詳細は「2019年は昨年同様にすさまじい猛暑になりそうな濃尾平野」で記事にしました。
(8月18日)
15日に台風が襲来し、競争していた雑草が傾き、ヤーコンが優勢となった。これで、草刈りは不要となろう。
ただし、北隣の畑の方に迷惑になるから、北辺を草刈機で草刈り。ついでに南辺・西辺の通路も草刈り。東辺は晩生枝豆栽培で、雑草に十分勝っているから草刈りせず。
(9月4日)
今年は昨年ほどのことはなかったですが、けっこうな猛暑となりました。
近所の岐阜気象台の観測記録は次のとおり。
旬ごとの最高 旬の中での 猛暑日の
気温の平均 最高気温 日数(うち37度超)
2019年
7月 上旬 29.3 30.8 0 収穫量
中旬 28.4 31.8 0 139kg(7畝換算)
下旬 33.2 37.3 4(1) 平年作の51%
8月 上旬 37.1 38.5 10(5)(不作の原因は無肥料栽培)
中旬 35.2 37.9 6(1)
下旬 30.8 33.9 0
9月上旬 33.7 37.4 3(1)
(計23日)(計8日)
猛暑の度合いは、過去10年間で3、4番目。これくらいなら、さほどダメージはないでしょう。なお、8月20から早々に秋雨前線が停滞し、まだ1週間はこのままですから、土が湿りすぎるほどになっており、根腐れしやしないか、少々心配です。
(9月15日)
秋雨前線も9月6日には遠ざかり、根腐れのほうはさほど心配なさそうです。
雑草は7月下旬以来、大繁茂し、ヤーコンと競い合っています。このまま放置しておいてもいいのですが、隣の畑の方はいつもピカピカで雑草1つなし。少々気になって、ざっとですが、草刈機で草刈りしておきました。
なお、草刈り中に、数株のヤーコンの軸を1、2本切ってしまいました。その株の芋の収穫量は少々落ちることでしょう。
(草を刈る前:9月15日撮影)
(草を刈った後:9月16日撮影)
なお、ヤーコンは今年の猛暑には耐えたのですが、無肥料栽培2年目の今年です。施肥栽培していたときに比べ、成育が悪いですから、少々不作になりそうな感がします。
(12月1日)
例年11月下旬に第1畝を掘るのですが、今年は12月1日に実施。
詳細は次の記事に。→ 2019年産ヤーコン芋の第1回(1畝)収獲
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6.30 ヤーコンの鉢植、今が一番の見頃だろう
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2023-07-01
別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ヤーコンに関するものは、このブログで再掲することにします。<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1) 店頭に飾っている草花は、先に記事にしたベゴニア&ヒャクニチソウのプランターとポインセチアである。そして、そのほかにヤーコンの鉢植も2鉢置いている。 ヤーコンに惚れ込んだ小生ゆえ、畑でたくさん栽培しているが、ヤーコン栽培PRのため、毎年、店頭にも鉢植を飾ることにしている。 ヤーコンは芋を収穫するのがメインで、鉢植では芋は育たないが、葉っぱを収穫するのであれば、鉢植でもなんとかなる。 芋は整腸作用抜群で、かつ、今回のコロナ騒動では、コロナウイルスに対する免疫の適正化に大きく貢献した優れものである。野菜の中で最もフラクトオリゴ糖を多く含み、かつ、たくさん食べられるから、腸内環境が整うのであるが、わけても腸内酪酸菌を大増殖してくれ、この菌が免疫の適正化に重要な役割を果たしている。 葉っぱもまた優れものである。糖の吸収をゆっくり、ゆっくりさせてくれ、食後過血糖を防いでくれるから、糖尿病に良い薬となる。通常は葉を乾燥させて、お茶として飲む。 もう一つの御利益、こちらのほうが優れていると小生は思うのだが、ヤーコンの葉にはインスリン様作用がある。つまり、葉の成分が血液中に入ると、インスリンと同じ作用をしてくれるのである。糖尿病患者やその予備軍の方はインスリンの出が悪いのであり、これは膵臓が弱っているからであり、いくら膵臓が頑張っても十分にはインスリンが出ない。膵臓はへとへとに弱っていると言っていい。 そこへ助っ人現る、である。ヤーコンの葉っぱが助っ人だ。これで、膵臓も休める。ヤーコン茶を飲めば膵臓が喜ぶのであり、毎日ヤーコン茶を飲んでいれば、やがては膵臓も元気を取り戻してくれるのではなかろうか。 そうしたことから、当店ではヤーコン茶を売っている。そのPRのためにもヤーコンの鉢植を店頭に飾っている。どちらかというと、こちらがメイン。 4月半ばに鉢植を作り、今、イキイキ元気な姿をしているヤーコンである。まだまだ、これから大きく成長するが、大きくなりすぎると、下葉が枯れてみっともなくなる。今が一番の見頃だろう。(下の写真は6月27日撮影)※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、..
観賞用ヤーコン鉢植
どろんこ
2023-07-07T07:33:11+09:00
<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
店頭に飾っている草花は、先に記事にしたベゴニア&ヒャクニチソウのプランターとポインセチアである。そして、そのほかにヤーコンの鉢植も2鉢置いている。
ヤーコンに惚れ込んだ小生ゆえ、畑でたくさん栽培しているが、ヤーコン栽培PRのため、毎年、店頭にも鉢植を飾ることにしている。
ヤーコンは芋を収穫するのがメインで、鉢植では芋は育たないが、葉っぱを収穫するのであれば、鉢植でもなんとかなる。
芋は整腸作用抜群で、かつ、今回のコロナ騒動では、コロナウイルスに対する免疫の適正化に大きく貢献した優れものである。野菜の中で最もフラクトオリゴ糖を多く含み、かつ、たくさん食べられるから、腸内環境が整うのであるが、わけても腸内酪酸菌を大増殖してくれ、この菌が免疫の適正化に重要な役割を果たしている。
葉っぱもまた優れものである。糖の吸収をゆっくり、ゆっくりさせてくれ、食後過血糖を防いでくれるから、糖尿病に良い薬となる。通常は葉を乾燥させて、お茶として飲む。
もう一つの御利益、こちらのほうが優れていると小生は思うのだが、ヤーコンの葉にはインスリン様作用がある。つまり、葉の成分が血液中に入ると、インスリンと同じ作用をしてくれるのである。糖尿病患者やその予備軍の方はインスリンの出が悪いのであり、これは膵臓が弱っているからであり、いくら膵臓が頑張っても十分にはインスリンが出ない。膵臓はへとへとに弱っていると言っていい。
そこへ助っ人現る、である。ヤーコンの葉っぱが助っ人だ。これで、膵臓も休める。ヤーコン茶を飲めば膵臓が喜ぶのであり、毎日ヤーコン茶を飲んでいれば、やがては膵臓も元気を取り戻してくれるのではなかろうか。
そうしたことから、当店ではヤーコン茶を売っている。そのPRのためにもヤーコンの鉢植を店頭に飾っている。どちらかというと、こちらがメイン。
4月半ばに鉢植を作り、今、イキイキ元気な姿をしているヤーコンである。まだまだ、これから大きく成長するが、大きくなりすぎると、下葉が枯れてみっともなくなる。今が一番の見頃だろう。(下の写真は6月27日撮影)
※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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フラクトオリゴ糖高含有のヤーコン芋が感染症予防に大きな効果を発揮する
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2023-05-26
今般のコロナ騒動で、新手の治療薬やワクチンがたいそう注目になったが、コロナウイルスもインフルエンザウイルスも感冒の1種であり、感冒に罹らないように免疫力を高めておけばいいのである。また、罹ってしまったときに、サイトカインストーム(免疫暴走)を起こさないよう、制御系の免疫が十分に働くようにしておけばいいのである。つまり免疫の適正化、これが一番重要なことである。 その点、小柳津広志著「コロナに殺されないたった1つの方法」には、そうしたことが述べられており、感冒に限らず様々な感染症に有効な食品を紹介しておられる。そればかりか、花粉症もサイトカインストーム(免疫暴走)の1種であり、これにも効くと言われる。 さて、その食品だが、それは「フラクトオリゴ糖」である。 「フラクトオリゴ糖が腸内の酪酸菌を増殖させ、それによってNK細胞(免疫細胞)が活性化し、コロナウイルスをやっつけてくれるし、免疫許容の担い手であるTレグ細胞も増えて、サイトカインストームを起こさないようにしてくれる。」と小柳津広志氏は言っておられる。なお、氏は微生物学者(腸内細菌に詳しい)で、東大教授を定年前に退職し、高齢者向けカフェを経営、フラクトオリゴ糖の販売もしておられる。 ここで、免疫の仕組みについて、小生の別立てブログ記事「コロナ感染予防はやはり腸内環境改善が一番、わけても酪酸菌がものを言う」から、少々長くなるが、抜粋して説明させていただこう。(以下引用) 感染症は微生物(ウイルスを含む)によって起こるのですが、その危険性は四六時中あって、息を吸うたびに、何かを口に入れるたびに、微生物は必ず侵入します。例えば、息を吸った場合には、きっと少なくとも1回に10~100個程度の微生物が侵入しましょう。でも、鼻腔の粘膜にほぼ完ぺきに微生物は付着させられ、そこで待ち構えている白血球(免疫細胞)に捕捉され、飲み込まれ、消化され、つまり消滅させられるのです。人間世界で言えば、夜陰に紛れて五月雨的に侵入を企てる敵兵を国境警備隊が瞬時に殲滅するようなものです。体内でこの国境警備隊の中核となるのがNK(ナチュラルキラー)細胞で、マクロファージ、樹状細胞、好中球、マスト細胞(これら全て白血球で、後から登場する細胞も同様です。)との密接な連携でもって、水際で微生物の侵入を防いでいるのです。 NK細胞がしっかりしておれば、こうして感染症に罹ることはまれとなり、「NK活性が高い..
ヤーコンの特性
どろんこ
2023-05-26T07:11:47+09:00
その点、小柳津広志著「コロナに殺されないたった1つの方法」には、そうしたことが述べられており、感冒に限らず様々な感染症に有効な食品を紹介しておられる。そればかりか、花粉症もサイトカインストーム(免疫暴走)の1種であり、これにも効くと言われる。
さて、その食品だが、それは「フラクトオリゴ糖」である。
「フラクトオリゴ糖が腸内の酪酸菌を増殖させ、それによってNK細胞(免疫細胞)が活性化し、コロナウイルスをやっつけてくれるし、免疫許容の担い手であるTレグ細胞も増えて、サイトカインストームを起こさないようにしてくれる。」と小柳津広志氏は言っておられる。なお、氏は微生物学者(腸内細菌に詳しい)で、東大教授を定年前に退職し、高齢者向けカフェを経営、フラクトオリゴ糖の販売もしておられる。
ここで、免疫の仕組みについて、小生の別立てブログ記事「コロナ感染予防はやはり腸内環境改善が一番、わけても酪酸菌がものを言う」から、少々長くなるが、抜粋して説明させていただこう。
(以下引用)
感染症は微生物(ウイルスを含む)によって起こるのですが、その危険性は四六時中あって、息を吸うたびに、何かを口に入れるたびに、微生物は必ず侵入します。例えば、息を吸った場合には、きっと少なくとも1回に10~100個程度の微生物が侵入しましょう。でも、鼻腔の粘膜にほぼ完ぺきに微生物は付着させられ、そこで待ち構えている白血球(免疫細胞)に捕捉され、飲み込まれ、消化され、つまり消滅させられるのです。人間世界で言えば、夜陰に紛れて五月雨的に侵入を企てる敵兵を国境警備隊が瞬時に殲滅するようなものです。体内でこの国境警備隊の中核となるのがNK(ナチュラルキラー)細胞で、マクロファージ、樹状細胞、好中球、マスト細胞(これら全て白血球で、後から登場する細胞も同様です。)との密接な連携でもって、水際で微生物の侵入を防いでいるのです。
NK細胞がしっかりしておれば、こうして感染症に罹ることはまれとなり、「NK活性が高い」と言ったり「免疫力が高い」と言われたりします。これを「自然免疫系」と呼んでいます。
しかし、一度に大量の微生物が侵入したり、簡単には殺せない微生物であったりすると、容易には水際で防ぐことができないことがあります。壮絶な戦いが水際で展開されて微生物の体内侵入を少しでも食い止めようと、NK細胞をはじめとする自然免疫系はフル活動するのですが、敗戦濃厚となることも。
こうなると、防御機構を総動員して微生物と戦うことになります。その端緒は、大量に微生物を飲み込んだマクロファージの自爆から始まります。自爆と同時にサイトカインを放出し、これが前線における戦況報告として作戦司令部(T細胞)に伝わります。
こうして、水際作戦の苦戦を察知した作戦司令部は総動員体制を取ることになります。敵(微生物)の情報は各種サイトカインによって伝わり、それを元にしてキラーT細胞が活動を開始し、また、B細胞が敵の動きを封ずる抗体の産生を始め、総力戦を展開することになります。これらT細胞群やB細胞などの働きを「獲得免疫系」と呼んでいますが、先に紹介したNK細胞以外の白血球はこの獲得免疫系でも働きます。
ここまで、けっこう大雑把に免疫系の働きを説明しましたが、実際はもっと複雑で、未解明な部分もあります。いずれにしても、獲得免疫系が適正に動き出せば、一件落着。場合によっては、けっこう熱が出たり、息苦しかったりするも、それも数日ですっきり。これで、微生物は全部消滅させられた、となります。
ところが、今般の新型コロナウイルスがそのようなのですが、キラーT細胞の働きが不十分な傾向になったり、B細胞が抗体を作り始めるのが遅れたりすることもあります。こうなると、人間の体内では“いつまで経っても敵を殲滅できない非常事態の到来だ”と誤認識して、獲得免疫系が非常事態宣言し、それがサイトカインの大量放出、つまりサイトカインストーム、免疫暴走ということにもなります。そして、自分で自分の細胞を次々と破壊していき、症状を重篤化し、やがて死に至ることもある。
もっとも、免疫暴走を起こさせない仕組みが獲得免疫系には備わっていて、サイトカインの大量放出を抑え込む制御性T細胞(Tレグ細胞、Tレグとも言う)がちゃんとしていれば、サイトカインストームは発生せず、症状の重篤化も起こりえないのです。
(引き続き引用)
以上、免疫系について少々詳しく説明しましたが、免疫系は①NK細胞による自然免疫、②T細胞群による獲得免疫、③Tレグ細胞による免疫暴走制御の3つあると言っていいでしょう。
これら免疫系を活性化させるには、腸内環境を健全化し、腸内細菌が十分に増殖している状態を保つ必要があります。つまり、腸内細菌がヒトの免疫を担っているといっても過言ではないのです。風邪やインフルエンザなどウイルス性の感染症、細菌による感染症、そしてがんにも有効に働いてくれるのです。
腸内細菌にもいろいろな種類があります。特に免疫系に力を発揮するのが酪酸菌です。善玉菌と言えばビフィズス菌や乳酸菌が有名ですが、これらはあまり効果がなく、唯一酪酸菌がNK細胞とTレグ細胞を増やします。
その酪酸菌を増やすのは食物繊維で、そのなかでもフラクトオリゴ糖が群を抜いて酪酸菌を大増殖してくれます。ゴボウ、キクイモ、ヤーコンなどのキク科植物の根に多量含まれるフラクトオリゴ糖、これをたっぷり摂ることによって、お通じもグーンと良くなります。なお、フラクトオリゴ糖はネギ、タマネギ、ニンニクなどのネギ属にも含まれます。
酪酸菌を十分に増殖させるには、毎日、ゴボウ1/2本とタマネギ1個分のフラクトオリゴ糖を食べる必要があるようです。つまりフラクトオリゴ糖として約10gです。
さて、フラクトオリゴ糖を最も多く含むものといえば、「ヤーコン芋」です。これだと毎日100g食べれば酪酸菌を十分に増殖させることができます。
「ヤーコン芋を食ってりゃ感染症は逃げていく」となりましょう。
参考までに、野菜などに含まれるフラクトオリゴ糖の含有量を「農文協:特産品シリーズ ヤーコン」から紹介しておきましょう。
可食部100g当たり ヤーコン芋 9.0g
ゴボウ 3.6g
タマネギ 2.8g
ニンニク 1.0g
バナナ 0.3g
ネギ 0.2g
このようにヤーコン芋は群を抜いてフラクトオリゴ糖が多いですし、一度に大量に食べられますから、お勧めの食材です。なんせ整腸効果抜群ですから、生活習慣病の予防・改善にも効果的です。
ヤーコンは、もう30年以上前から全国で栽培されてきているのですが、まだまだマイナーな野菜であり、全国で栽培・販売が広がってほしいと切に願っているところです。
(引用ここまで)
いかがであろうか。「ヤーコン芋を食ってりゃコロナは逃げていくし、あらゆる感染症が防げる」のである。フラクトオリゴ糖(ヤーコン芋にたっぷり含まれている)が腸内で酪酸菌を大増殖させ、十分な酪酸菌が腸内に存在すれば、新型コロナであっても単なる風邪以下におさまってしまうというものだ。小柳津広志氏は、フラクトオリゴ糖の飲用者でコロナに罹患した人は全くみられなかったと言っておられるし、コロナ騒動以前の話になるが、ヤーコン芋を食べるようなって風邪をひかなくなったという報告が幾つもある。
ヒトの体というものは、これは全ての生物に言えることであるが、感染症に対する防御機構はとてもうまくできていて、非常に効果的に、かつ、合理的に働くようになっている。でも、これは1個体単独で成し得るものではなく、共生生物の協力なくしては成立し得ない。つまりヒトの場合は、腸内細菌の助けなくしては感染症を防げないと言っても過言ではない。
であるからして、ヒトは、ヒト本体のための食品摂取だけでは事足りず、ヒトには未消化な食品であっても共生生物が好む餌をも摂取せねばならないのである。ヤーコン芋は、その典型的な食品であり、ヒトのためではなく(もっとも肥満が気になる方には大きなダイエット効果があるが)、腸内細菌(わけても酪酸菌)のための食品なのだ。
随分と昔のことになるが、第6の栄養素としてヒトの消化酵素では消化できない「食物繊維」が掲げられることになったが、これがそうである。フラクトオリゴ糖は水溶性であるが、れっきとした食物繊維の1種なのであり、非常に重要な栄養素であることを肝に銘じておいてほしい。
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5.17 ヤーコンのポット苗 栽培普及のために某製薬会社から東海北陸の薬局・薬店へ配布
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2023-05-18
別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ヤーコンに関するものは、このブログで再掲することにします。<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1) 今年も概ね例年どおり、ヤーコンのポット苗を数百ほど作った。うちで使うのはほんのわずかで、ゴールデンウイーク中に取りに来ていただけた3人の方に差し上げたのを含めて100ポットほどである。残りのうち不良品を除いてまだ400ポットほどある。 今日、これも例年のことだが、とある製薬会社に大量に持って行ってもらった。といっても、今年度から営業所が移転し、手狭だから例年ほどには置けず、ダンボール箱(たばこの梱包用を利用)8箱が限度のことであったが、2箱追加して渡した。2箱多くしたのは、昨年間は苗ポットが小と中であったが、今年は中ばかりで、1箱に18ポットしか入らないからだ。 これを東海北陸の薬局薬店に配布してもらい、栽培希望者に渡してもらうことになる。 今朝、そのポット苗の箱詰め作業を行った。大きすぎるものや見栄えがあまり良くないものは跳ね出し、格好の良いもので揃えた。 残りは200ポットほどあるが、残念ながら、もう貰い手はなく、処分するしかない。10年ぐらい前までは倍の400ポットぐらいは製薬会社を通してはけていったのだが、薬局薬店の廃業が進んでいることもあって、貰い手が少なくなってしまった。 いずれにしても、今日で、ヤーコン苗場が空になった。毎日2回の水やりをしなくてよくなったのは、有り難いことである。 あとは、持って行ってもらったヤーコン苗が東海北陸各地ですくすくと育ってくれることを祈るのみ。そして、ヤーコン栽培の輪が少しでも広がることを。※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。 小生も早..
よもやま話、雑感
どろんこ
2023-05-18T12:42:54+09:00
<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
今年も概ね例年どおり、ヤーコンのポット苗を数百ほど作った。うちで使うのはほんのわずかで、ゴールデンウイーク中に取りに来ていただけた3人の方に差し上げたのを含めて100ポットほどである。残りのうち不良品を除いてまだ400ポットほどある。
今日、これも例年のことだが、とある製薬会社に大量に持って行ってもらった。といっても、今年度から営業所が移転し、手狭だから例年ほどには置けず、ダンボール箱(たばこの梱包用を利用)8箱が限度のことであったが、2箱追加して渡した。2箱多くしたのは、昨年間は苗ポットが小と中であったが、今年は中ばかりで、1箱に18ポットしか入らないからだ。
これを東海北陸の薬局薬店に配布してもらい、栽培希望者に渡してもらうことになる。
今朝、そのポット苗の箱詰め作業を行った。大きすぎるものや見栄えがあまり良くないものは跳ね出し、格好の良いもので揃えた。
残りは200ポットほどあるが、残念ながら、もう貰い手はなく、処分するしかない。10年ぐらい前までは倍の400ポットぐらいは製薬会社を通してはけていったのだが、薬局薬店の廃業が進んでいることもあって、貰い手が少なくなってしまった。
いずれにしても、今日で、ヤーコン苗場が空になった。毎日2回の水やりをしなくてよくなったのは、有り難いことである。
あとは、持って行ってもらったヤーコン苗が東海北陸各地ですくすくと育ってくれることを祈るのみ。そして、ヤーコン栽培の輪が少しでも広がることを。
※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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5.10 ヤーコン談義をしたくて はるばる京都からお出でになった方
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2023-05-11
別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ヤーコンに関するものは、このブログで再掲することにします。<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1) 小生は別立て「ヤーコンおやじのブログ」で、ヤーコン専門の記事を書いている。これを前々からご覧になっておられた方が、ヤーコン談義をしたくて、はるばる京都からお出でになった。それも、アポなしで突然に。もし、小生に所用があって不在だったら…、と思うと半分ゾッとしたが、まあたいていは店にいるから、そう心配することもない。ご当人もそうした思いで来られたとのことであった。 こうした方は時折ある。これもヤーコンに関してだが、石川県から来られた方もそうであったし、健康相談で山口県から来られた方もそうであった。 さて、今日いらっしゃった京都の方、まあまあの広さの畑を借りて老後の楽しみに夫婦で百姓をやっておられ、ヤーコンをけっこうな株数栽培しておられるとのこと。その経緯をお話しされ、苦労話や栽培ノウハウについて意見交換。1時間ほどヤーコン談義をした後、うちの畑を見ていただいたり、自宅で養生しているヤーコン苗も見ていただき、半分押し付けだが、苗も2品種、計十数株をお持ち帰りいただいた。 この方もヤーコンにはまっておられ、糖尿病の気があることから葉を収穫し、それが飲み込めるよう上手に工夫して粉末を作られ、携帯できるようにもしておられる。すごいアイデアマンだ。芋のほうもしっかり食べておられる。 加えて、近隣にも栽培普及を図っておられ、ヤーコンの輪を広げておられるオピニオンリーダー的存在。敬服する。全国にヤーコンの輪が広がらないかと夢見ている、ヤーコンに惚れ込んだ小生、頼もしい助っ人がまた一人見つかった。 うれしい限りである。こうした人がどんどん出てくることを祈っている。※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わっ..
よもやま話、雑感
どろんこ
2023-05-11T08:57:59+09:00
<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
小生は別立て「ヤーコンおやじのブログ」で、ヤーコン専門の記事を書いている。これを前々からご覧になっておられた方が、ヤーコン談義をしたくて、はるばる京都からお出でになった。それも、アポなしで突然に。もし、小生に所用があって不在だったら…、と思うと半分ゾッとしたが、まあたいていは店にいるから、そう心配することもない。ご当人もそうした思いで来られたとのことであった。
こうした方は時折ある。これもヤーコンに関してだが、石川県から来られた方もそうであったし、健康相談で山口県から来られた方もそうであった。
さて、今日いらっしゃった京都の方、まあまあの広さの畑を借りて老後の楽しみに夫婦で百姓をやっておられ、ヤーコンをけっこうな株数栽培しておられるとのこと。その経緯をお話しされ、苦労話や栽培ノウハウについて意見交換。1時間ほどヤーコン談義をした後、うちの畑を見ていただいたり、自宅で養生しているヤーコン苗も見ていただき、半分押し付けだが、苗も2品種、計十数株をお持ち帰りいただいた。
この方もヤーコンにはまっておられ、糖尿病の気があることから葉を収穫し、それが飲み込めるよう上手に工夫して粉末を作られ、携帯できるようにもしておられる。すごいアイデアマンだ。芋のほうもしっかり食べておられる。
加えて、近隣にも栽培普及を図っておられ、ヤーコンの輪を広げておられるオピニオンリーダー的存在。敬服する。全国にヤーコンの輪が広がらないかと夢見ている、ヤーコンに惚れ込んだ小生、頼もしい助っ人がまた一人見つかった。
うれしい限りである。こうした人がどんどん出てくることを祈っている。
※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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4.29 ヤーコン苗を栽培普及促進のため店頭に
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2023-04-30
別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ヤーコンに関するものは、このブログで再掲することにします。<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1) ここ10年ほどは別立てブログで毎年ゴールデンウイークには「ヤーコン苗無料進呈」と銘打って広報宣伝も行い、もう20数年もヤーコン栽培の普及促進を孤軍奮闘、性懲りもなく続けている。 “バカか”と思われそうな変人ぶりを発揮しているのだが、ヤーコンに惚れこんだ小生ゆえ、体が続くかぎり、これを行おうと思っている。 今年も今日からゴールデンウイークに突入した。昨日の夕刻前には苗トレイに入れたヤーコン苗を店頭に置き、大きな(それほどではないが)看板を付けて目立つようにPR。 さて、その無料配布だが、今年の予約は1名だけと寂しいかぎり。 ゴールデンウイーク中に幾人来ていただてるか。 苗はたっぷりできているから、数多くの方に取りに来ていただきたいものである。毎年そう思っているが、今年もそうは来られんだろうなあ。 ゴールデンウイークが終われば、残った苗は、これも例年のことだが、製薬会社を通して東海北陸の薬局薬店に配布してもらい、ヤーコン栽培普及に協力していただいている。 今年も作ったり、こんなにも多くの苗を。 ※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
よもやま話、雑感
どろんこ
2023-04-30T07:07:40+09:00
<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
ここ10年ほどは別立てブログで毎年ゴールデンウイークには「ヤーコン苗無料進呈」と銘打って広報宣伝も行い、もう20数年もヤーコン栽培の普及促進を孤軍奮闘、性懲りもなく続けている。
“バカか”と思われそうな変人ぶりを発揮しているのだが、ヤーコンに惚れこんだ小生ゆえ、体が続くかぎり、これを行おうと思っている。
今年も今日からゴールデンウイークに突入した。昨日の夕刻前には苗トレイに入れたヤーコン苗を店頭に置き、大きな(それほどではないが)看板を付けて目立つようにPR。
さて、その無料配布だが、今年の予約は1名だけと寂しいかぎり。
ゴールデンウイーク中に幾人来ていただてるか。
苗はたっぷりできているから、数多くの方に取りに来ていただきたいものである。毎年そう思っているが、今年もそうは来られんだろうなあ。
ゴールデンウイークが終われば、残った苗は、これも例年のことだが、製薬会社を通して東海北陸の薬局薬店に配布してもらい、ヤーコン栽培普及に協力していただいている。
今年も作ったり、こんなにも多くの苗を。
※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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観賞用ヤーコンの鉢植づくり
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2019-04-12-11
毎年、店頭に観賞用ヤーコン鉢植を置いています。 当店に置いている「ヤーコン茶」や「ヤーコンスーパー」を販売するに当たり、良き販売員になってくれる「ヤーコン嬢」です。 店頭は日が当たらないから、鉢植は4月末頃に3、4鉢作り、自宅で養生しつつ、毎週交替交替で店にもってくるようにしています。その種芋は、前年の鉢植えで育ったものを使いますが、年によっては早く枯れてしまって種芋ができないことがあり、その場合は畑で育ったヤーコンの種芋を使うことにしています。 下の写真は5月中頃の大きさです。 ある程度成育したら、運搬や水やりに支障をきたすから、上部をバッサリ刈り取り、新たに芽吹かせるのですが、それがために枯れてしまうこともあります。 下の写真は、うまくいった7月中頃の姿です。 たいていは11月下旬にはみすぼらしい姿になりますが、うまくいくと年越しし、まれに花を付けることもあります。 2018年は3鉢(「アンデスの乙女」の苗を使用して)作りましたが、1鉢は真夏の猛暑で枯れ、もう1鉢も秋に枯れましたが、残り1鉢は11月下旬に珍しく花を幾つも付けてくれました。(2018年11月22日撮影) 晩秋以降に枯れたヤーコンには小さな食用部芋が付きますが、とても食えたものではなく、その上部にできている種芋は再び植木鉢で芽吹かせます。小さいものはそのままで1鉢に、種芋がよくできていれば株分けして2、3鉢にしています。 ヤーコンは環境適応力が強く、鉢植環境を記憶していきますから、2年目、3年目には厳しい条件ながら元気さが出てきます。 1月に入ってからは見た目も悪くなり、店頭に飾るにはみっともなく、自宅の納屋の軒先に起き、水やりもせず放置しておきます。 時には3月まで枯れないことがありますが、みすぼらしくなります。 下の写真は2018年3月13日のものです。 非常にまれですが、珍現象を起こすヤーコン苗です。過去記事から紹介。(2018年5月23日) 今年も例年どおり1000ポットほどヤーコンの苗を作り、あちこち配布し、最終出荷が5月22日でした。苗場から順次運んできて段ボール箱に詰めていく途中で、とんでもない苗を目にしました。 ヤーコンの花は、朝晩冷え込むようになる10月下旬から少しずつ咲き出すのですが、何と苗の段階で大きな花を付けていたのです。 花が大きいといっても、それは相対的なものでして、晩秋に見ると、ヤーコンの図体が人の背丈ほどもありま..
観賞用ヤーコン鉢植
どろんこ
2023-04-17T17:03:10+09:00
当店に置いている「ヤーコン茶」や「ヤーコンスーパー」を販売するに当たり、良き販売員になってくれる「ヤーコン嬢」です。
店頭は日が当たらないから、鉢植は4月末頃に3、4鉢作り、自宅で養生しつつ、毎週交替交替で店にもってくるようにしています。その種芋は、前年の鉢植えで育ったものを使いますが、年によっては早く枯れてしまって種芋ができないことがあり、その場合は畑で育ったヤーコンの種芋を使うことにしています。
下の写真は5月中頃の大きさです。
ある程度成育したら、運搬や水やりに支障をきたすから、上部をバッサリ刈り取り、新たに芽吹かせるのですが、それがために枯れてしまうこともあります。
下の写真は、うまくいった7月中頃の姿です。
たいていは11月下旬にはみすぼらしい姿になりますが、うまくいくと年越しし、まれに花を付けることもあります。
2018年は3鉢(「アンデスの乙女」の苗を使用して)作りましたが、1鉢は真夏の猛暑で枯れ、もう1鉢も秋に枯れましたが、残り1鉢は11月下旬に珍しく花を幾つも付けてくれました。
(2018年11月22日撮影)
晩秋以降に枯れたヤーコンには小さな食用部芋が付きますが、とても食えたものではなく、その上部にできている種芋は再び植木鉢で芽吹かせます。小さいものはそのままで1鉢に、種芋がよくできていれば株分けして2、3鉢にしています。
ヤーコンは環境適応力が強く、鉢植環境を記憶していきますから、2年目、3年目には厳しい条件ながら元気さが出てきます。
1月に入ってからは見た目も悪くなり、店頭に飾るにはみっともなく、自宅の納屋の軒先に起き、水やりもせず放置しておきます。
時には3月まで枯れないことがありますが、みすぼらしくなります。
下の写真は2018年3月13日のものです。
非常にまれですが、珍現象を起こすヤーコン苗です。過去記事から紹介。
(2018年5月23日)
今年も例年どおり1000ポットほどヤーコンの苗を作り、あちこち配布し、最終出荷が5月22日でした。苗場から順次運んできて段ボール箱に詰めていく途中で、とんでもない苗を目にしました。
ヤーコンの花は、朝晩冷え込むようになる10月下旬から少しずつ咲き出すのですが、何と苗の段階で大きな花を付けていたのです。
花が大きいといっても、それは相対的なものでして、晩秋に見ると、ヤーコンの図体が人の背丈ほどもありますから、それはそれは小さな花です。
でも、まだほんの小さな苗の段階、背丈は4cm、花の直径は1cm。
いやあ、これにはビックリしました。これまで約20年、2万鉢ほどのポット苗を作ってきたのですが、こんなことは過去になかったです。
この珍しい苗を小さめの植木鉢に植え付け、店頭で飾ることに。下の写真です。
なお、品種は「アンデスの乙女」です。
(後日追記)
残念ながら、この鉢植のヤーコンは猛暑で枯れてしまい、子孫を残せませんでした。
<2023年観賞用ヤーコンの鉢植づくり>
(4月17日)
昨シーズンは3鉢作ったが、いずれも晩秋には枯れて、芋ができなかった。
よって、今年は、ポット苗づくりをしたときに余った良品の苗を、大きな植木鉢に、3個固めて埋め込み。アンデスの雪、アンデスの乙女を1鉢ずつとした。
なお、用土は花プランターの残土を主に、牛糞堆肥を混ぜ、少々有機肥料粒を入れた。
(6月27日)見頃となったヤーコンの鉢植 左:アンデスの雪、右:アンデスの乙女
<2022年観賞用ヤーコンの鉢植づくり>
(4月14日)
昨シーズンは晩夏には3鉢が枯れ、冬までもったのは1鉢であった。
冬に枯れたヤーコン鉢植は種芋ができていそうで、それが芽吹いてきた。それを植え替えて1鉢作る。予備に2鉢用意することとし、先日ポット苗づくりしたときに残ったクズ種芋(アンデスの雪)を3個ずつ植え付けて鉢植にした。
(4月28日)
予備2鉢にクズ種芋を植え付けた鉢は芽吹きが悪く、今日、ポット苗の手入れをしたとき、ゴチャゴチャッと複数芽吹いた苗(これは処分する)を植え直す。鉢植は脇芽の伸びが悪いので、こうした不良苗が鉢植に適する。
(5月31日)
十分に鑑賞に堪える姿になったので、3鉢とも店頭で飾ることに。
冬越しできた鉢はアンデスの乙女で、他の2鉢(アンデスに雪)より育ちが悪い。
<2021年観賞用ヤーコンの鉢植づくり>
(5月10日)
冬越しヤーコンは今年はなく、鉢植したものからの再生はできず。
よって、ポット苗を鉢植することに。
例年、1本立ちの優良苗を1ポット(最近は2、3ポット)を大きめの植木鉢に植えるのだが、今年はクズ苗(数多く小さな芽が出ているもの)を2、3ポット植え付けた。
たぶんクズ苗は生育が悪いであろうから、あまり大きくならず、店頭に飾るのに都合がいいのではなかろうか。
アンデスの雪、アンデスの乙女、各2鉢を用意した。当分の間、自宅玄関先で養生。
(5月20日)
けっこう生育し、鑑賞できる状態となったので、店頭に1鉢持ってきて飾る。
<2020年観賞用ヤーコンの鉢植づくり>
(5月11日)
冬越ししてくれた鉢(アンデスの乙女)から春に芽吹き、けっこう大きく生長してきています。これは引き続き、店頭に飾ることとします。
1鉢では夏に枯れたたりみっともなくなったりしますから、別途3鉢(アンデスの雪)を今日作ることとしました。
今、苗を育苗中で、見栄えの悪い大きな苗を使用。1本立ち3株を1鉢に、複数本立ち2株を2鉢に入れることに。畑に植えるときは1本立ちを使いますが、鉢植だと脇芽があまり出ず、鉢の景観が悪くなるので、初めから複数本をかためて植え付けることにしています。
用土は冬花プランターから取り出したものに牛糞をまぶし、有機肥料ペレットを若干いれました。当分、庭先で養生します。
(9月9日)
今年はお盆頃からの猛暑により、鉢がやかんで枯れたり、弱々しくなり、店頭での鑑賞に耐えなくなったので、自宅の庭陰に引っ越し。
<2019年観賞用ヤーコンの鉢植づくり>
(2月25日)
今日、とても暖かく4月6日の陽気となり、今後とも暖かい日が続くとの予報ですから、例年より早いですが、新たな鉢植を3鉢作ることとしました。
冬に枯れてしまった鉢を空けてみると、びっしり根張りしており、小さな芋が数個付いており、その上にかわいらしい芽がけっこう付いていました。
そこで、芋付きのまま3つに分割し、大半の根は千切り取りました。
用土は、鉢から取り出した土と秋に枯れた鉢の土に、牛糞堆肥を加えて3鉢分の用土を作り、そこへ埋め込み、たっぷり水やりしておきました。
養生は玄関先の軒下で、まずまず日が当たる所です。
ときおり水やりすることにします。
昨年はずんぐりむっくり生育し、あまり大きくならず、管理が楽でしたが、今年も同様な生育をしてくれることを期待しています。
(8月26日)
3鉢のうち2鉢を自宅で管理していたが、1鉢は水涸れで枯れ、もう1鉢は原因不明で枯れてしまった。残り1鉢は店頭で飾っているも、少々やせ衰えた感じです。
(2020年4月)
暖冬であったし、3月も冷え込みがなく、店の軒下に置いておいたヤーコンは枯れることなく冬越ししてくれ、新芽が吹き出し、昨年からの伸びた茎はさすがみっとない姿になっていますので、切り取りました。
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3.21 のんびりとヤーコンの種芋づくり
https://yahkon-oyaji.blog.ss-blog.jp/2023-03-22
別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ヤーコンに関するものは、このブログで再掲することにします。<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1) もう20年以上続けている、大量のヤーコン種芋づくり。ヤーコンに惚れた小生ゆえ、多くの方にヤーコンを栽培していただきたく、せっせとポット苗を作り、様々なルートで苗を配布し、ヤーコン栽培の普及活動をしてきている。 しかし、もう歳(御年74歳)だ。うちの畑での栽培も100㎡から70㎡へと順々に縮小してきているし、苗づくりも1000ポット規模から数百ポットへと半減させた。 でも、体が動くかぎり、精いっぱいの普及活動は続けていきたい。 というようなわけで、一昨日、畑に保存しておいた種芋の塊を掘り出し、今日(営業日だが旗日につき客は少ないから女房に店番を任せる)、その種芋の塊を切り分けるという作業を、日がな一日(といっても半日ほど)のんびり行ったところである。 昨年、一昨年は省力化化のため、うちの畑に植え付ける種芋はこぶし大の大きな塊を直植えたりしたが、種芋ばかり成長して食用部芋の生育が悪かったので、今年は従前どおりポット苗を作り、それを畑に定植するというオーソドックスな方法をとらざるを得ない。 よって、その分、種芋の切り分けが増えることになったが、大半の種芋を捨てずに持ち帰ったから、昨年以上に数多くの種芋ができてしまった。その数約1000個といったところだろうか。これじゃあ多すぎるから、ポット苗にするときに数を減らそう。 ところで、7割がた種芋切りが終わったところで雨が降り出した。明日以降1週間ほど雨模様とのこと。ところが、種芋の芽出しをするための育苗床はまだ作ってない。ネギの収穫跡で行うのだが、予定している育苗床の場所の一部はまだ収穫できていない。そこで、種芋切りを中断して早速邪魔になるネギを引き抜き、大慌てで育苗床を粗整備し、大きなビニールシートで被う。こうしておけば、育苗床が湿りすぎることはなく、2~3日後に雨間を利用して、切り口が乾いた種芋を植え付けることができる。やれやれぎりぎりセーフで準備が整ったわい。 再びのんびりと、残り3割ほどの種芋切りを納屋の軒下で行う。 むしろに2枚に概ねいっぱいに種芋が並んだ。取り掛かる前は大変だなあという思いが強かったが、むしろに並んだ種芋を見ると、これがやがて芽を出して可愛い苗に育ち、その苗..
よもやま話、雑感
どろんこ
2023-03-22T07:45:26+09:00
<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1)
もう20年以上続けている、大量のヤーコン種芋づくり。ヤーコンに惚れた小生ゆえ、多くの方にヤーコンを栽培していただきたく、せっせとポット苗を作り、様々なルートで苗を配布し、ヤーコン栽培の普及活動をしてきている。
しかし、もう歳(御年74歳)だ。うちの畑での栽培も100㎡から70㎡へと順々に縮小してきているし、苗づくりも1000ポット規模から数百ポットへと半減させた。
でも、体が動くかぎり、精いっぱいの普及活動は続けていきたい。
というようなわけで、一昨日、畑に保存しておいた種芋の塊を掘り出し、今日(営業日だが旗日につき客は少ないから女房に店番を任せる)、その種芋の塊を切り分けるという作業を、日がな一日(といっても半日ほど)のんびり行ったところである。
昨年、一昨年は省力化化のため、うちの畑に植え付ける種芋はこぶし大の大きな塊を直植えたりしたが、種芋ばかり成長して食用部芋の生育が悪かったので、今年は従前どおりポット苗を作り、それを畑に定植するというオーソドックスな方法をとらざるを得ない。
よって、その分、種芋の切り分けが増えることになったが、大半の種芋を捨てずに持ち帰ったから、昨年以上に数多くの種芋ができてしまった。その数約1000個といったところだろうか。これじゃあ多すぎるから、ポット苗にするときに数を減らそう。
ところで、7割がた種芋切りが終わったところで雨が降り出した。明日以降1週間ほど雨模様とのこと。ところが、種芋の芽出しをするための育苗床はまだ作ってない。ネギの収穫跡で行うのだが、予定している育苗床の場所の一部はまだ収穫できていない。そこで、種芋切りを中断して早速邪魔になるネギを引き抜き、大慌てで育苗床を粗整備し、大きなビニールシートで被う。こうしておけば、育苗床が湿りすぎることはなく、2~3日後に雨間を利用して、切り口が乾いた種芋を植え付けることができる。やれやれぎりぎりセーフで準備が整ったわい。
再びのんびりと、残り3割ほどの種芋切りを納屋の軒下で行う。
むしろに2枚に概ねいっぱいに種芋が並んだ。取り掛かる前は大変だなあという思いが強かったが、むしろに並んだ種芋を見ると、これがやがて芽を出して可愛い苗に育ち、その苗を多くの方にもっていってもらえることになることを思うと、うれしくなり、つい微笑んでしまう。やはり小生、今でもヤーコンに惚れ込んでいるんだ。“ヤーコンばか”と言っていいほどに。
なお、名古屋市在住の方から、今月初めに、種芋を分けてほしいという要望があり、その方が種芋切りの作業中にお出でになった。しばし百姓談義。これも楽しいものである。
※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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