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5.2 ヤーコンの苗をいただけませんかと、栃木県にお住いの方がご来店 [よもやま話、雑感]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ヤーコンに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 ヤーコン栽培の普及活動をもう20年以上、性懲りもなく続けている小生である。
 今年も苗を480ポットも作った。自家栽培するのは70ポットほどである。残りは全部、ヤーコン栽培の普及活動のために無料進呈する。
 その広報は、当店薬屋のホームページとヤーコン専門のブログで行っている。
 毎年若干名の方が、それを見て、ヤーコンの苗をいただけませんかとご来店になる。たいていは事前に電話されてのご来店だが、突然のこともある。
 今日ご来店になったのは、突然の口。「どちらからお出でになりましたか」と聞くと「ナスから来ました」とおっしゃる。「えっ、ナス?」。「はい、ナスです」。ナスって言うと、ここらにそんな地名は聞いたことがなく、栃木県の那須しか思い浮かばない。確認したら、そうであった。
 これには一瞬たまげた。さらに聞いてみたら、大阪に用事があって、その帰りに立ち寄ったとのこと。それにしても、ヤーコンの苗ぐらい、少し探せばどこかから入手できようなものと思って聞いてみたら、あちこちのホームセンターを覗いてみてもなく、通販大手の「国華園」でも出ていなかったとのこと(あとで調べてみたら、苗1ポット約600円+送料とメチャ高いがあることはあった)で、ネット検索して小生のブログを知り、立ち寄られたとのことであった。
 そこで、店頭に準備しておいた20ポットを進呈したところである。
 ヤーコン栽培の普及活動を始めて久しいが、ここ数年はヤーコンの注目度がだいぶ落ちてきている感がし、栽培しようという人が減ってきて、ホームセンターでは苗を置かなくなっている傾向にあるのかもしれない。残念であり、また、寂しい思いがする。
 今日は、幸いにも今年からヤーコン栽培に取り組もうという熱心な方に苗をお渡しすることができて、ほんとうれしい。その方は、今年は自宅前に畑で試験栽培し、うまくいけば、雑木林を開墾した畑、500坪ほどで本格栽培を始めたいと目論んでおられる。販路開拓など多難なヤーコン栽培だが、成功されることを祈っている。


※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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福田

苗をいただいたものです。
先々週、家の庭に全て植えました。一週間たち苗も萎れたりすることなく根付いてくれたと思っています。
気が早いですが、冬越しの仕方とか、増やし方など、インターネットで調べたりもしてます。
by 福田 (2024-05-13 13:07) 

どろんこ

福田様、先日は遠方よりのご来店、ありがとうございました。
最高気温35℃超え日数が少なく、日照りが長期間にならなければ、枯れることなく豊作となりましょう。
冬越しは暖地であれば簡単なのですが、寒ければ寒いほど難しくなります。積雪を嫌うヤーコンの種芋。里芋と同程度に難しいです。
当地は比較的温暖ですから、畑の水はけのいい場所(土が乾いているときに)を軽く掘り、土をたっぷりかけて肥料のポリ袋で雨が凍み込まないようにしっかり覆いをかけ、その上にまた土をかけて保存しています。これで、凍みることはありません。
少量であれば、大きなダンボール箱に籾殻をたっぷり入れ、種芋を埋め込み、あまり冷え込みのない室内での保管、といったところでしょうか。
豊作と冬越しの成功をお祈りいたしております。そして、来年の大規模栽培の成功を。
by どろんこ (2024-05-14 06:45) 

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