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2007~2023年産ヤーコン芋の全収穫量 [ヤーコン芋の収穫経年変化]

 当地は岐阜、濃尾平野の一角にあり、海抜10メートルの沖積層で、粘土質が比較的多い土壌です。よって、夏は土壌が高温多湿となり、ヤーコンの栽培適地とは言えません。そのため、高畝とし、また、風通しを良くするために、株間70センチ、畝幅150~170センチと広く取っています。
 新品種「アンデスの雪」を作付けするようになったのが、2007年で、それ以来、同じ場所で連作しています。当初は6畝、2009年からは、西隣のグラジオラスを栽培していた場所にも作付けし、1畝増やして7畝にしていましたが、2016年からは前年の畝間での栽培としたことにより6畝に戻し、2019年からは東端1畝を減らし5畝としました。
 1畝約13株の作付けで、作付け面積は7畝だと約100㎡(1アール)。
 畝ごとの収穫量は次のとおりです。なお、2017年までは有機肥料栽培、2018年から無肥料栽培、2022年から減肥料栽培です。

※2014年以降の * 印は最新品種「アンデスの乙女」、無印は「アンデスの雪」
   (西)                        (東)(単位 Kg) 
20・・第1畝 第2畝 第3畝  第4畝 第5畝  第6畝 第7畝  合計 7畝換算
07年 ー   31.2  31.2  38.2  38.2  47.6  48.7  235  273
08年 ー   37.2  39.9  36.4  36.6  43.2  57.5  250  291
09年 46.2  34.8  28.5  28.2  32.9  36.6  36.4  244  244
10年 24.2  22.9  17.9  17.9  20.3  26.4  24.2  153  153
11年 38.9  32.4  31.0  38.3  34.4  33.3  33.3  242  242
12年 [34.3]   36.5  33.5  37.4  37.2  30.1  49.8  259  259
13年 17.0  13.6  16.9  20.4  19.2  23.9  [12.8]  113  113
14年*[23.0]  24.2  31.2  28.2  32.4  29.4  *34.9   203  203
15年 40.7  *40.2  50.5  *38.7  50.7  *49.3  57.9   328  328
16年 ー  33.4  *44.0  41.3  *52.0  34.5  *54.7     260  303
17年 19.4  *27.4  18.6  23.4  *40.0  23.5   ー    152  178
18年 ー  8.2  *6.2  *11.2  12.7  10.6  11.8     61    71
19年 32.4  *21.4  16.9   *11.5   17.0   ー         99  139
20年 ー  19.0  *12.4  21.0  *16.2   37.5         106  148
21年 30.0  *10.0  21.1   *13.3   26.6   ー   ー     101  141
22年 12.3  *16.8  8.0   *13.2   12.8   ー   ー     63   88 
23年  8.0   4.9  6.9   5.2   *7.5  ー    ー    33  46


<2007年の1畝当たり収穫量の平均値39.2Kgを100とした場合の指数>
※2014年以降の * 印は最新品種「アンデスの乙女」、無印は「アンデスの雪」

20・・  第1畝  第2畝  第3畝  第4畝  第5畝  第6畝  第7畝  平均
07年       80   80   97   97   121   124   100
08年       95   102   93   93   110   147   107
09年  118   89   73   72   84     93     93     89
10年   63    58   46   46   52     67     62     56
11年   99    83   79   98   88     85     85     89
12年   [88]   93   85   95   95     77    127     95
13年    43   35   43   52   49     61    [33]    41
14年 *[59]   62   80   72   83    75    *89    74
15年  104   *103   129   *99   129    *126    148    120
16年     85    *112  105  *133   88   *140     111
17年   49   *70    47   60   *102    60         65
18年     21   *16  *29   32    27    30      26
19年   83   *55    43   *29   43               51
20年     48   *32    54   *41    96            54
21年   77   *26    54   *34   68               52
22年   31   *43    20   *34   33               32
23年   20   12    18   13   *19               16

(備考)
 この場所は、2005年に在来種ヤーコンを、2006年は夏野菜を作付け。
 各畝ともに、12、3株中、真夏でも南側3、4株は隣家の陰になる。また、西南の角に柳の木があり、第1~3畝の数株は何時間か陰になる。
[ ]:2012年の第1畝は半畝を早掘り(10月末)し、収穫量が少なかった。
[ ]:2013年の第7畝は同一品種「アンデスの雪」の種芋を購入し、翌年種芋の更新を図ろうと考えて植え付けしたもので収穫量はわずかであった。これは初期成育不良もあったが、当地の今夏の激しすぎる猛暑に耐えられなかったのであろう。翌年からはヤーコンが気候を記憶して猛暑に耐えてくれるようになると考えられる。
[ ]:2014年の第1、2畝は、まだ芋が成長中で収穫量が少なかった。

 2007年から2010年までの4年間の連作から言えることをまとめてみましょう。
 まず、天候の影響ですが、2010年が大幅な収穫減となったのは、夏の猛暑と雨なしで、枯れる寸前まで行ったものがかなりあったからです。
 その前の3年間は、特別に大きな気候変化はなかったと思います。
 2009年の収穫減は、毎年使っている混合肥料(化成肥料と種粕)を全く使わず、牛糞と動物残渣ペレットのみとしたので、肥料不足であったと思われます。なお、半分の畝には、燐酸肥料を少々撒きましたが、効果は認められませんでした。
 2009年の第1畝の収穫量が多かったのは、10年ほどミニ・グラジオラスを栽培していた場所で、肥沃であったからと思われます。
 連作による収穫減が生じているかどうかですが、2年目は収穫増になっていますから、有機肥料を十分に入れれば、問題ないような気がします。
 その後の各年の特殊事情は次のとおり。
(2011年産)
 有機肥料をまずまず入れたので、連作障害は出なかった模様
 第7畝(東端)の収穫量が多いのは、午前中にたっぷり日が当たることと、風通しが良いことにに起因していると思われます。西端の畝は、風通しは東端と同一条件にありますが、真夏に強烈な西日が刺し、葉枯れが目立ちますから、そのダメージを受けて、収穫量が伸びないのでしょう。
(2013年産)
 降雨はあったものの猛暑となり大幅な収穫減に。
(2014年産)
 第1、2畝はまだ成長中で収穫量が少なかった。気候は良かったから多収穫になってよいはず。そうならなかったのは、余りものの化学肥料を多用したため樹体が絶好調に繁茂したものの芋の出来を悪くしたようだ。
(2015,16年産)
 大豊作となったのは、雑草を繁茂させたことにより、真夏の猛暑を防ぐことができたからと思われる。2016年の第1、第6畝の収穫減は各々欠株2株あったため。
(2017年産)
 大幅な減産。特にアンデスの雪がひどい。原因不明。
 栽培が盛んな山口県の方の話では、天候不順で不作だったとのこと。
(2018年産)
 かつてない大凶作。無肥料連作のせいもあろうが、それより今夏の例のない猛暑が原因と思われる。
(2019、20年産)
 さほどの猛暑ではなかったが、無肥料連作のせいで収穫減。
(2021年産)
 ポット苗の10~20gの種芋に代え、こぶし大の塊を直植えしたことによって、無肥料栽培であっても、とても生育が良く、豊作と思われたが、それは「アンデスの雪」だけで、「アンデスの乙女」は種芋ばかり大きく生長して食用部はチョウ不作となった。
(2022年産)
 「アンデスの雪」はこぶし大の塊を直植え、「アンデスの乙女」はポット苗の植え付け。そして、無肥料栽培をあきらめ、1株に牛糞堆肥を2リットル入れるも「アンデスの雪」はチョウ不作。原因不明。なお、種芋は例年以上に大きな塊となった。
(2023年度)
 猛暑がかなり長引いたせいか、全体にチョウ不作
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2023年産ヤーコン芋の第5回(1畝)(最終)収獲 [ヤーコン芋の収穫]

 約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。
 ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。
 畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。

 約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。
 ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。
 畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。

<2023年産>
 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。
 西から 第1畝 アンデスの雪  (11月19日 収獲)
    第2畝 アンデスの雪  (12月末 収獲予定)→1月2日収穫
    第3畝 アンデスの雪   (1月末 収獲予定)→2月17日収穫
    第4畝 アンデスの雪   (2月末 収獲予定)→3月16日収穫
    第5畝 アンデスの乙女  (3月中旬収獲予定)→3月16日収穫
 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
 未収穫畝は12月25日に地上部を全部刈り取り、ビニールシートを被せて冬越ししてあります。

<第5回ヤーコン掘り:3月16日>西から第5畝(アンデスの乙女)
 3月14日、やっと強い冷え込みが終わったので、ビニールシートを外す。
 今日、3月16日第4畝とともに第5畝も収穫。
 ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、昨年度産から植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。1畝約10m、15株ほどの栽培で7.5kgしかなかった。種芋もごく小さい。肥料不足と、猛暑が長かったせいだろう。
 畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。→ヤーコンの種芋の保存方法
 掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、翌日、簡単に水洗い。スーパーの買い物籠に入れたままジェット水流をかけて泥落とし。量が少ないから、これでOK。

<2022年産>
 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
 西から 第1畝 アンデスの雪  (11月27日 収獲)
    第2畝 アンデスの乙女 ( 1月 8日 収獲)
    第3畝 アンデスの雪   (2月12日 収獲)
    第4畝 アンデスの乙女  (3月19日 収獲)
    第5畝 アンデスの雪   (3月19日 収獲)
 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2023年3月19日)
<第5回ヤーコン掘り>西から第5畝(アンデスの乙女)
 ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、今年度産は植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。種芋だけは例年並みの豊作。
 掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、簡単に水洗い。プラスチックの大箱に入れたままジェット水流をかけ、少しずつ取り出してスーパーの買い物籠に入れ、これもジェット水流をかける。これで、ほとんど泥落しができる。
 水洗いした後で計量したところ、1畝全部で13kgとパッとしない出来。不作の原因はまったくもって不明。
 なお、種芋は一緒に持ち帰り、明日切り分ける予定。

<2021年産>
 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
 西から 第1畝 アンデスの雪  (11月28日 収獲)
    第2畝 アンデスの乙女 (12月20日部分収穫、1月初め残り収獲予定)
    第3畝 アンデスの雪   (1月16日、23日 収獲)
    第4畝 アンデスの乙女  (2月24日 収獲)
    第5畝 アンデスの雪   (3月20日 収獲)
 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
<第5回(最終)ヤーコン掘り>西から第5畝(アンデスの雪)
(2022年3月20日)
 猛暑はなく、収穫量が多くなっていいのですが、ここ4年、無肥料・連作栽培しており、今までの4畝は平均して例年の半分ほど。この畝は一番東につき期待するも、26.6kgの収穫で、平年の3分の2となりました。この畝の芋は収穫後、大半を冷蔵庫保管し、なんとか8月まで持たせたいです。
 あまり出来が良くないので、掘るのは簡単。ビッチュウで少し遠めを軽く起こし、芋が見えた当たりにビッチュウを振り下ろし、グイッと持ち上げればよし。
 来季の作付け位置は掘った跡をそのまま使いますから、あまり土移動はさせないことに。
 なお、掘り出した上部の種芋になる塊は、今年は寒かったのであまり発芽は進んでおらず、種芋づくりがやりやすいです。
<収獲した芋は水洗い>
 自宅に軽トラで運んで、プラスチック桶に入れ、ジェット水流を少しかけてから、軽く混ぜて泥落し。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、泥付きだと扱いにくいから、こうしています。

<2020年産>
 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、昨年からアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
 西から 第1畝 アンデスの雪  (11月末 収獲予定)
    第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
    第3畝 アンデスの雪   (1月末 収獲予定)
    第4畝 アンデスの乙女  (2月末 収獲予定)
    第5畝 アンデスの雪   (3月中旬収獲予定)
 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2021年3月14日)
<第5回(最終)ヤーコン掘り>西から第5畝(アンデスの雪)
 猛暑はなく、収穫量が多くなっていいのですが、ここ4年、無肥料・連作栽培しており、今までの4畝は例年の半分ほど。でも、この畝はけっこう出来ており、37.5kgの収穫。平年並みの高収穫となりました。この芋は大半を冷蔵庫保管し、なんとか8月まで持たせたいです。
 掘る方法、併せて来季の畝づくり、これらは1か月前の第4畝と同じですから、省略します。畑で長く保管したこともあり、部分的に凍みた芋が数個はありました。
 なお、掘り出した芋のうち、上部の種芋になる塊はけっこう発芽が進んでいました。
<収獲した芋は水洗い>
 自宅に軽トラで運んで、平たいプラスチック桶に入れ、ジェット水流で泥落し。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、泥付きだと扱いにくいからです。

<2019年産>
 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
 西から 第1畝 アンデスの雪  (11月末 収獲予定)
    第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
    第3畝 アンデスの雪   (1月末 収獲予定)
    第4畝 アンデスの乙女  (2月末 収獲予定)
    第5畝 アンデスの雪   (3月中旬収獲予定)
 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2020年3月15日)
<第5回(最終)ヤーコン掘り>西から第5畝(アンデスの雪)
 第1回ヤーコン掘りは12月1日に行い、その後12月22日には地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越しさせました。
 12月末にヤーコン掘りを予定した第2畝は、地上部を全部刈り取っただけで放置し、年明け後の1月6日に収穫作業を行いました。
 次いで第3畝を1月26日に、第4畝を2月24日に、今日が最終の収穫作業。
 2019年の夏もけっこう猛暑でしたが、前年のような酷いことはなく、さほどダメージは受けていませんが、畝の東のほうへ行けば行くほど生育が悪く、その原因は不明です。
 なお、ここ3年、無肥料・連作栽培しており、今年生育がいい西から第1畝であっても、従前に比べると地上部の生育は若干見劣りがします。今日掘る第5畝もイマイチの生育で、あまり期待できません。
 掘る方法、併せて来季の畝づくり、これらは1か月前の第4畝と同じですから、省略します。
 暖冬、暖春につき、凍みた芋はたった2本あっただけです。
 なお、掘り出した芋のうち、上部の種芋になる塊はけっこう発芽が進んでいました。これは、今まで土を被せて保存している箇所の続きに土を被せて保存することにしました。来週か再来週に掘り出して、種芋づくりする予定です。

<収獲した芋は水洗い>
 自宅に軽トラで運んで、水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
 ただし、今回は収穫量が少なかったですから、平たいプラスチック桶に入れ、ジェット水流で泥落しをすることにしました。
 ここで計量。17kgしかありませんでした。平年作の5割。少々さびしいです。
 無肥料栽培3年目ということで、そうなったのでしょう。

<2018年産>
(2019年2月25日)
 2018年産ヤーコン掘りの第1回は、地上部がまだ青々していた11月25日に1畝行いましたが、その後、霜が降り、地上部は凍みて枯れ、これで芋の生長はストップ。12月16日に第2回、12月31日に第3回、年が明けた1月30日に第4回、そして今日(2月25日)に第5回目のヤーコン掘りを行ないました。
 うちでは、約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年連作しています。
 例年7畝の栽培でしたが、一昨年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝(畝幅は約150センチ)とし、今年も同様に6畝としました。
 なお、1畝(約10m)に13株(株間約70センチ)の栽培です。
 2018年産の作付けは、前年同様2品種ですが、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、アンデスの雪4畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。

 西から第1畝 アンデスの雪  (11月末収獲予定)→11月25日
     第2畝 アンデスの乙女 (11月末収獲予定)→12月16日
     第3畝 アンデスの乙女 (12月末収獲予定)→12月31日
     第4畝 アンデスの雪   (1月末収獲予定)→  1月30日
     第5畝 アンデスの雪   (2月末収獲予定)→  2月25日
     第6畝 アンデスの雪   (3月中旬収獲予定)

 以上の作付けとし、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
 そして、毎月下旬に西から1、2畝ずつ掘っていき、3月に掘り終えます。
 なお、第4畝から先は真冬における芋の凍み防止のため、12月16日にビニールシートで覆っておきましたが、今日、この先暖かい日が続く予報なので、第6畝のシートを外しました。

<今年の第5回ヤーコン掘り:2月25日>
・西から第5列(アンデスの雪)
 どの列も例年より全般に非常に育ちが悪いです。原因は、無肥料栽培としたこともありますが、何よりも今夏の例のない猛暑によるダメージが大きいでしょう。枯れるものもけっこうあり、今回の畝は4株が無収穫となりました。
 これでは芋がほとんど採れないと思われたのですが、なんとか10.6kgの収穫がありましたが、平年作の3割弱と、みじめなものです。
 種芋の生育も、平年よりずっと悪かったです。

<収穫と同時に来季の畝づくり>
 第5畝のヤーコンの地上部は12月16日に鎌で刈り取り、これは第6畝との畝間に置いておきました。
 第5畝を掘るに当たり、まず、テンワで枯草を畝の両脇に削り落とします。
 次に、鍬で畝の片側の法面を掘り進み、ヤーコンの残骸やうっそうと生えていた枯草に土を被せていきます。そして、もう片側の法面を掘り進み、同様に土被せ。
 次に、株間を鍬で両側に土退けするのが常でしたが、出来が悪いので、ビッチュウをふるって芋を掘り進めることとしました。
 芋を掘り終わったら、片側のみ土をビッチュウで寄せて、今季の畝間が来季の作付け畝となるようにします。
 今回、作った畝は、来期の第5畝で、ビッチュウで土移動をさせながら粗整形をしたところです。畝の中央下部には枯草などがたっぷり入りました。
 来季も今季と同様に無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦することにしています。

 掘り出した芋のうち上部に塊として付いているのが種芋で、これは、畝を完成させた後、畝の北の端に埋め込んでおきました。もう冷え込むことはないですから、前回までのような、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取るのは省略です。

<収獲した芋は水洗い>
 収穫量が少なかったので、本日、ジェット水流で泥落し。
 豊作のときは、大きなプラスチック桶に2回くぐらせるのですが、これでほとんどきれいに泥を落とせます。水洗いすると、日持ちが悪くなるかと思いますが、大半を、といっても今年は自家消費が半分近いでしょうが、当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。

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2023年産ヤーコン芋の第4回(1畝)収獲 [ヤーコン芋の収穫]

 約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年ヤーコンを連作しています。
 ずっと7畝の栽培でしたが、2017年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝としました。さらに2019年から、他の野菜を作付けするため、さらに1畝減らして5畝と縮小しました。
 畝幅は約150cm、1畝(約10m)に13株(株間約70cm)の栽培です。

<2023年産>
 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪4畝、アンデスの乙女1畝の栽培としました。
 西から 第1畝 アンデスの雪  (11月19日 収獲)
    第2畝 アンデスの雪  (12月末 収獲予定)→1月2日収穫
    第3畝 アンデスの雪   (1月末 収獲予定)→2月17日収穫
    第4畝 アンデスの雪   (2月末 収獲予定)→3月16日収穫
    第5畝 アンデスの乙女  (3月中旬収獲予定)→3月16日収穫
 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
 未収穫畝は12月25日に地上部を全部刈り取り、ビニールシートを被せて冬越ししてあります。

<第4回ヤーコン掘り:3月16日>西から第4畝(アンデスの雪)
 3月14日、やっと強い冷え込みが終わったので、ビニールシートを外す。
 今日、3月16日第4畝を少々遅れたが、収穫作業(第5畝も。別記事)。
 ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、昨年度産から植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。1畝約10m、15株ほどの栽培で5.2kgしかなかった。種芋もごく小さい。肥料不足と、猛暑が長かったせいだろう。
 畝の北端を掘って種芋を埋め込み。肥料袋を被せ、雨水が浸み込まないようにし、軽く土を乗せ、袋が飛ばないようにする。→ヤーコンの種芋の保存方法
 掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、翌日、簡単に水洗い。スーパーの買い物籠に入れたままジェット水流をかけて泥落とし。量が少ないから、これでOK。

<2022年産>
 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
 西から 第1畝 アンデスの雪  (11月27日 収獲)
    第2畝 アンデスの乙女 ( 1月 8日 収獲)
    第3畝 アンデスの雪   (2月12日 収獲)
    第4畝 アンデスの乙女  (3月19日 収獲)
    第5畝 アンデスの雪   (3月19日 収獲)
 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2023年3月19日)
<第4回ヤーコン掘り>西から第4畝(アンデスの乙女)
 ここ何年か無肥料連作してきたが、不作につき、今年度産は植え付け時に牛糞堆肥を1株当たり約2リットル入れたものの、出来は散々。種芋だけは例年並みの豊作。
 掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、簡単に水洗い。プラスチックの大箱に入れたままジェット水流をかけ、少しずつ取り出してスーパーの買い物籠に入れ、これもジェット水流をかける。これで、ほとんど泥落しができる。
 水洗いした後で計量したところ、1畝全部で13kgとパッとしない出来。不作の原因はまったくもって不明。
 なお、種芋は一緒に持ち帰り、明日切り分ける予定。
 
<2021年産>
 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年もアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
 西から 第1畝 アンデスの雪  (11月28日 収獲)
    第2畝 アンデスの乙女 (12月20日部分収穫、1月初め残り収獲予定)
    第3畝 アンデスの雪   (1月16日、23日 収獲)
    第4畝 アンデスの乙女  (2月末 収獲予定)
    第5畝 アンデスの雪   (3月中旬収獲予定)
 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2022年2月28日)
<第4回ヤーコン掘り>西から第4畝(アンデスの乙女)
 ここ4年、無肥料・連作栽培しており、昨年までは地上部の生育は芳しくなかったが、今年は、種芋を従前のようなポット苗(芋の大きさは10~20g)ではなく、こぶし大の塊を直植えしたせいで、けっこう生育が良かった。
 しかし、2か月前の第2畝(アンデスの乙女)同様、種芋ばかり大きく生育し、食用芋はわずかで、期待外れ。第1畝の「アンデスの雪」は、種芋は例年どおりの大きさで、食用芋は高収穫だったが、「アンデスの乙女」はまるで違うのにビックリ。「アンデスの乙女」は小さい種芋でないとダメなことが分かった。
 掘ったヤーコンは自宅に持ち帰り、簡単に水洗い。プラスチックの大箱に入れたままジェット水流をかけ、少しずつ取り出してスーパーの買い物籠に入れ、これもジェット水流をかける。これで、ほとんど泥落しができる。
 水洗いした後で計量したところ、1畝13株で13.3kgと不作。
 なお、種芋は畝の北端に埋め込んで保存→ヤーコンの種芋の保存方法

<2020年産>
 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、昨年からアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
 西から 第1畝 アンデスの雪  (11月末 収獲予定)
    第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
    第3畝 アンデスの雪   (1月末 収獲予定)
    第4畝 アンデスの乙女  (2月末 収獲予定)
    第5畝 アンデスの雪   (3月中旬収獲予定)
 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
(2021年2月28日)
<第4回ヤーコン掘り>西から第4畝(アンデスの乙女)
 12月下旬に地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越ししてあります。
 今日(2月28日)第4畝の収穫作業。
 ここ4年、無肥料・連作栽培しており、イマイチの生育で、あまり期待できません。
 まずは、第4畝の西面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、半分できている来季第3畝に枯草を寄せ、第4畝の西面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。これで来季第3畝が8割方できあがります。
 次に、第4畝の東面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、第5畝との畝間に寄せ、第4畝の東面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。この箇所を来季第4畝の中心(峰)にします。
 続いて、株間の土を東西に均等になるよう鍬で退けます。これで株周りが四角い形で残ります。この作業の間に、長く大きなヤーコン芋が引っかかって姿を見せることがありますが、折れることはないです。これは千切り取っておきます。
 今度はビッチュウに持ち替え、株をグイっと掘り起こし(例年)するのですが、今年は出来が悪いので、鍬で十分掘り起こし可能。
 芋の付き方が悪くて、やはりたいした収量にはなりそうにないです。なお、芋の形は良型のものが多いものの、ひび割れが散見されました。なお、毎年のことですが、小さなくず芋もけっこうありました。
 1株掘る毎に、上部の種芋になる塊から下部の食用芋を千切り取り、食用芋のヒゲ根を手でむしり取る。太いヒゲ根は鎌で切り取り、食用芋は箱に入れる。そして、種芋になる塊から出ている根を鎌でざっと切り取り、これは退けておきます。
 切り取った根、凍みた芋(今年は数本あり)、あまりに小さい芋、これらは隣の畝に放る。

<収穫後、すぐに来季の畝づくり>
 今季の畝間が来季の畝、という形で、今年は畝を半畝分だけ東にずらします。
 よって、まず、西側は来季第3畝で、先ほどの作業で8割方できており、芋掘りした部分の土を半分西に寄せて完成。残り半分の土を東に寄せて、来季第4畝が半分完成。残りは3月半ばに第5畝を掘るときに完成させます。
 なお、来季も無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦。
 種芋は、例年、畑で地中保存するのですが、今年は遠方の方に明日送ることにしており、箱に入れて自宅へ持ち帰り。

<収獲した芋は水洗い>
 自宅に軽トラで運んで、食用部の芋は水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
 ただし、今回は収穫量が少なかったですから、ジェット水流で泥落しをすることにしました。
 ここで計量。15kgはあるなと思ったのですが、16.2kg。平年作の4割。少々さびしいです。無肥料栽培4年目という過酷な条件がきっと影響したのでしょう。

<2019年産>
 今は2品種の栽培で、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、今年はアンデスの雪3畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。
 西から 第1畝 アンデスの雪  (11月末 収獲予定)
    第2畝 アンデスの乙女 (12月末 収獲予定)
    第3畝 アンデスの雪   (1月末 収獲予定)
    第4畝 アンデスの乙女  (2月末 収獲予定)
    第5畝 アンデスの雪   (3月中旬収獲予定)
 以上の作付けとしており、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。

(2020年2月24日)
<第4回ヤーコン掘り>西から第4畝(アンデスの乙女)
 第1回ヤーコン掘りは12月1日に行い、その後12月22日には地上部を全部刈り取り、第3~5畝はビニールシートを被せて冬越ししてあります。
 12月末にヤーコン掘りを予定した第2畝は、地上部を全部刈り取っただけで放置し、年明け後の1月6日に収穫作業を行いました。
 次いで第3畝を1月26日に、そして今日(2月24日)第4畝の収穫作業。
 2019年の夏もけっこう猛暑でしたが、前年のような酷いことはなく、さほどダメージは受けていませんが、畝の東のほうへ行けば行くほど生育が悪く、その原因は不明です。
 なお、ここ3年、無肥料・連作栽培しており、今年生育がいい西から第1畝であっても、従前に比べると地上部の生育は若干見劣りがします。今日掘る第4畝もイマイチの生育で、あまり期待できません。

 まずは、第4畝の西面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、半分できている来季第3畝に枯草を寄せ、第4畝の西面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。これで来季第3畝が8割方できあがります。
 次に、第4畝の東面に繁茂していた雑草の枯草を鍬で引っ掻いて、第5畝との畝間に寄せ、第4畝の東面の法面の下部を鍬で掘って土を被せます。この箇所を来季第4畝の中心(峰)にします。
 続いて、株間の土を東西に均等になるよう鍬で退けます。これで株周りが四角い形で残ります。この作業の間に、長く大きなヤーコン芋が引っかかって姿を見せることがありますが、折れることはないです。これは千切り取っておきます。
 今度はビッチュウに持ち替え、株をグイっと掘り起こし。芋の付き方が悪くて、やはりたいした収量にはなりそうにないです。なお、芋の形は良型のものが多いものの、表皮がゴツゴツしたものもけっこうありました。これは生育が悪かったからでしょう。なお、毎年のことですが、小さなくず芋もけっこうありました。
 1株掘る毎に、上部の種芋になる塊から下部の食用芋を千切り取り、食用芋のヒゲ根を手でむしり取る。太いヒゲ根は鎌で切り取り、食用芋は箱に入れる。そして、種芋になる塊から出ている根を鎌でざっと切り取り、これは退けておきます。
 切り取った根、凍みた芋(今年は全然なかった)、あまりに小さい芋、これらは別の箱に入れる。このまま畝に放置して、後から畝づくりするときに混ぜ込んでいいと思うも、来季のヤーコンが自家中毒するかもしれないと気になり、これらは、もう一つ先の畝間にばら撒き、1か月間、野ざらしにして枯れさせることにしています。

<収穫後、すぐに来季の畝づくり>
 今季の畝間が来季の畝、という形で、今年は畝を半畝分だけ東にずらします。
 よって、まず、西側は来季第3畝で、先ほどの作業で8割方できており、芋掘りした部分の土を半分西に寄せて完成。残り半分の土を東に寄せて、来季第4畝が半分完成。残りは2月末に第5畝を掘るときに完成させます。
 ところが、昨年の5畝の畝づくりのとき、西のほうは畝間が広く、東のほうは狭くなっており、また、若干、平行四辺形の畑につき、畑の中央部の固定畝(グラジオラス)から東側を一昨年から気持ち扇型の畝配置に変更しつつあり、畝配置の修正に迫られました。
 そこで、前回掘るとき、巻き尺を持ち出し、南側の畝幅155cm、北側の畝幅135cmとし、畝の峰に目印の棒を指し、畝配置をかなり修正することにしました。よって、今回の畝づくりで南のほうは若干の位置ずらし、北のほうはほとんど位置変更なしとなりました。
 なお、来季も無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦。
 さて、もう一仕事残っています。掘り出した芋のうち、上部の種芋になる塊を畝の北端部分を使って冬越しさせる作業。地面をフラットな状態にし、ここに2段で並べ置き、土をたっぷり掛け、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取り、軽く土をかけて袋が飛ばないようにしておきます。そして、周りに水たまりができないよう、鍬で溝づくり。

<収獲した芋は水洗い>
 自宅に軽トラで運んで、水洗いして、ざっと泥落し。大きなプラスチック桶に2回くぐらせるだけで、ほとんどきれいに泥を落とせます。こうすると日持ちが悪くなると思いますが、大半を当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。
 ただし、今回は収穫量が少なかったですから、平たいプラスチック桶に入れ、ジェット水流で泥落しをすることにしました。
 ここで計量。15kgあってほしいと願うも、計量したら11.5kg。平年作の5割にも届きませんでした。少々さびしいです。無肥料栽培3年目という過酷な条件がきっと影響したのでしょう。

<2018年産>
(2019年1月30日)
 2018年産ヤーコン掘りの第1回は、地上部がまだ青々していた11月25日に1畝行いましたが、その後、霜が降り、地上部は凍みて枯れ、これで芋の生長はストップ。12月16日に第2回、12月31日に第3回ヤーコン掘りを行ないました。
 そして、年が明け、今日(1月30日)第4回ヤーコン掘りを行ないました。
 うちでは、約100平方メートルのヤーコン専用畑で毎年連作しています。
 例年7畝の栽培でしたが、一昨年から前年作付けの畝間を利用しての作付けにし、1畝減らして6畝(畝幅は約150センチ)とし、今年も同様に6畝としました。
 なお、1畝(約10m)に13株(株間約70センチ)の栽培です。
 2018年産の作付けは、前年同様2品種ですが、アンデスの雪のほうが評判が良く、種芋や苗を皆さんに差し上げるために、アンデスの雪4畝、アンデスの乙女2畝の栽培としました。

 西から第1畝 アンデスの雪  (11月末収獲予定)→11月25日
     第2畝 アンデスの乙女 (11月末収獲予定)→12月16日
     第3畝 アンデスの乙女 (12月末収獲予定)→12月31日
     第4畝 アンデスの雪   (1月末収獲予定)→  1月30日
     第5畝 アンデスの雪   (2月末収獲予定)
     第6畝 アンデスの雪   (3月中旬収獲予定)

 以上の作付けとし、品種別・畝別の栽培比較をすることとしています。
 そして、毎月下旬に西から1、2畝ずつ掘っていき、3月に掘り終えます。
 なお、第4畝からは芋の凍み防止のため、12月16日にビニールシートで覆ってあります。

<今年の第4回ヤーコン掘り:1月30日>
・西から第4列(アンデスの雪)
 どの列も例年より全般に非常に育ちが悪いです。原因は、無肥料栽培としたこともありますが、何よりも今夏の例のない猛暑によるダメージが大きいでしょう。枯れるものもけっこうありました。(ただし、この畝は枯れるものはなかったです。)
 これでは芋がほとんど採れないと思われたのですが、なんとか12.7kgの収穫がありましたが、平年作の3割強と、みじめなものです。
 種芋の生育も、平年よりずっと悪かったです。

<収穫と同時に来季の畝づくり>
 第4畝のヤーコンの地上部は12月16日に鎌で刈り取り、これは第5畝との畝間に置いておきました。
 第4畝を掘るに当たり、まず、テンワで枯草を畝の両脇に削り落とします。
 次に、鍬で畝の片側の法面を掘り進み、ヤーコンの残骸やうっそうと生えていた枯草に土を被せていきます。そして、もう片側の法面を掘り進み、同様に土被せ。
 今度は、株間を鍬で両側に土退け。
 これよりビッチュウをふるって芋を掘り進めます。
 芋を掘り終わったら、片側のみ土をビッチュウで寄せて、今季の畝間が来季の作付け畝となるようにします。
 今回、作った畝は、来期の第4畝で、ビッチュウで土移動をさせながら粗整形をしたところです。畝の中央下部には枯草などがたっぷり入りました。
 来季も今季と同様に無肥料(ただし、枯草は堆肥化しますが)での栽培に挑戦することにしています。

 掘り出した芋のうち上部に塊として付いているのが種芋で、これは、畝を完成させた後、畝の北の端に埋め込み、ビニール製肥料袋を乗せて凍み防止措置を取り、軽く土をかけて袋が飛ばないようにしておきました。

<収獲した芋は水洗い>
 収穫量が少なかったので、本日、ジェット水流で泥落し。
 豊作のときは、大きなプラスチック桶に2回くぐらせるのですが、これでほとんどきれいに泥を落とせます。水洗いすると、日持ちが悪くなるかと思いますが、大半を、といっても今年は自家消費が半分近いでしょうが、当店のお客様に差し上げるものですから、泥付きだと扱いにくいですし、見た目にも悪いですからね。

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