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ヤーコン畑の畝作り [ヤーコンの栽培]

 約100㎡のヤーコン専用畑(2019年からは約70㎡)。約10mの畝を5畝(2018年まで6畝、2015年までは7畝)立て、毎年連作して、もう13年目になります。近年、体力が落ち、労力を要しない作物への切り替えで、規模縮小しています。
 専用畑にする前は、畑全体を使っての夏野菜との輪作でしたが、ヤーコンの跡に翌年トマトを植えたら全滅し、ナスもだいぶダメージを受けました。ヤーコンの根の毒がトマトやナスに悪影響したと考えられます。そして、トマトが順調に育つようになるのに2、3年かかりましたし、ナスが従前に戻るのに数年かかりました。
 よって、ヤーコンは専用の畑で連作することにした次第です。

 5月半ばに行うヤーコン苗の定植のための畝立ては、例年4月になって行っていましたが、2016年からは、ヤーコン芋の収穫(11月下旬から毎月下旬に、3月まで)の直後に、来季の畝作りを順次行うことにしました。
 前年の畝間に、翌年の畝立て、というやり方です。
 畝間には前年に繁茂した雑草の枯草があり、刈り取ったヤーコンの地上部の枯れた残骸、そして他から持ち込んだナスなど夏野菜の残骸を入れ込んでいます。
 ヤーコン芋の収獲時に掘り起こした畝の土や枯草を畝間に動かし、これで概ねフラットな状態になりますが、1畝の収穫が終わったところで、さらに土移動をさせて畝間に盛土し、来季の畝とするというやり方です。残骸がけっこうかさばり、思いのほか高畝になってしまいます。
(下の写真は2018年4月2日撮影)
DSCN0555.JPG

 なお、畝幅は、若干みっともないですが、南側165cm、北側150cmで、少しばかり扇型にしています。これは畑が若干変形した形になっているからです。
 さて、施肥ですが、以前は各種有機肥料をすき込み、定植穴にはたっぷりの牛糞堆肥(1株当たり2リットル程度)を入れ込んでいたのですが、2018年から無肥料栽培としました。

 近年、自然農法を極力取り入れるべく、先ずは福岡正信氏が提唱する自然農法を参考に、2015、6年と「雑草との共生」を図り、ヤーコンが雑草に負けそうになったら、草刈機でざっと草刈するだけにしています。そうしたところ、2年連続してヤーコン芋を高収穫することができました。2017年もそうしたのですが、1畝以外は不作で、天候不順が原因のようですが、はっきりしたことは不明です。
 しかし、福岡正信氏の基本路線は「不起耕」なのですが、ヤーコンの場合は、芋を掘らねばならず、畑全体が「起耕」状態になってしまいます。ですから、イマイチぴったりいきません。
 そうしたところ、2017年に、ある方から「炭素循環農法=たんじゅん農」というものがあることを教わりました。窒素分を多く含むものは禁忌で、炭素分が多いものを入れ込み、土壌が改善したら、ほとんど不起耕でいけるというものです。
 →「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
 初期には高炭素素材をすき込むと良いとのことで、1に廃菌床、2にトウモロコシの残骸、3に刻み藁という順番になるようで、入手が容易な刻み藁を入れたかったのですが、在庫不足で入れることができませんでした。
 敷き込んだ雑草の枯草、ヤーコンの地上部の残骸、ナスなど野菜の残骸が、どの程度効果を発揮するかわかりませんが、これでもって「たんじゅん農」1年目の試験栽培を2018年に実施しました。
 そうしたところ、この年は史上最大の猛暑となり、暑さに弱いヤーコンは大ダメージを受け、20年を超える栽培歴の中で、最悪の収穫量となってしまい、無肥料栽培での収穫減がどの程度のものかは全く不明です。

(2019年4月11日)
 さて、今年ですが、上述したようにヤーコン畑の畝作りは3月末には完成しています。随分と広幅で、かつ高畝となっています。
 今年も無肥料栽培とし、5月中頃にポット苗を定植しようと思っています。なお、苗は現在、覆いをかけて保温した育苗床で育苗中で、近日、覆いを外す予定です。


(付記:慣行農法で行われる皆さんの畝立てに参考になりそうな事項を以下に挙げておきます。)
・湿り気がある土壌では高畝にするといいようです。畝が低いと、梅雨明け時の高温と相まって、根腐れして全滅の恐れもあります。また、秋に畝が乾くと、食用部の芋が大きくなり、種芋となる根塊の生長が抑えられるとのことです。
・幾畝も栽培する場合は、畝幅は150cm以上、株間70cm以上にするとよいと思われます。その昔、畝幅を120cmにしていましたが、うっそうと生い茂るヤーコンですから、お盆過ぎにアブラムシが大発生し、ヤーコンの成育にけっこうダメージがありました。また、隣の畝とゴッツンコしてしまい、十分に日光が当たらなくて1株当たりの収量が上がらず、畝幅は広くても狭くても単位面積当たりの収量は変わらないと思われます。株間も以前は60cmでしたが、今は70~80cmにしています。株間が狭いと1株当たりの収量は落ちますし、豊作のときには掘るときに芋が折れやすくなります。
 そうしたことから、100㎡に100株までを基本にした方がいいと思います。うちの場合は100㎡に約80株程度です。
・連作するには、牛糞堆肥をたっぷりすき込むと良いとのことで、例年1株当たり2リットル程度の牛糞を入れ込んでいましたが、多ければ多いほど連作障害も減り、多収穫となるのは間違いないようです。なお、他の堆肥でも同様な効果があると思われます。
・鉄分が十分ある土壌でヤーコンを栽培すると、収穫した芋が長持ちするとのことで、2012、3年頃に、使い捨てカイロ(自治会の金属類収集日にもらい受け)から取り出した酸化鉄をけっこうな量、入れ込みました。
 して、その効果はというと、残念ながらはっきりしません。引き続き酸化鉄の入れ込みを行うといいのでしょうが、使い捨てカイロを叩いて粉末にする作業にけっこう労力を要しますから、2014年以降はやっていません。
・真夏に35℃以上の猛暑が続く地域では、地熱も上がりヤーコンの根にもダメージがいきますから、その頃には雑草を繁茂させておくと、かなりダメージを減ずることができます。また、これは保水にもなり、旱魃の害も小さくします。よって、追肥は梅雨入り頃までに完了させる必要があります。雑草が繁茂した後では追肥作業は大変ですからね。


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